ハーフタイムを終え、ピッチに戻ってきた両チーム。
三菱重工相模原ダイナボアーズの円陣には、この後ろ姿がありました。
Shane Williamsのトライ量産で逆転を期待したい後半。
開始早々、目に芝や土が入ったのか、
はたまた誰かの指が入ってしまったのかこんな泣き顔?に…。
ホントに痛そうでした。
前半のTom Donnelly同様、これまた負傷退場になんてなったらどうしよう…。
という不安がよぎりましたが、あっという間に立て続けに2本のトライを決めました。
いつもの華麗なミラクルステップ、というよりかは
「相手を蹴散らし」という言葉がふさわしいと思えるほどに
次から次へとクボタの選手を振り払っていくダイナミックでパワフルなラン&トライでした。
まさしく「小さな巨人」。
1本目のトライのコンバージョンは
残念ながら右に大きく逸れて外し、
2本目のトライの時は10番の塩谷選手が蹴りましたが、こちらも入らず。
それでも19-17の2点差に迫り、
三菱重工は一気に勢いに乗ったかに見えました。
しかし、それからわずか2分後にクボタのトライ。
ゴールラインの近くまで行くんですけど、なかなかもう一本が取れない…。
このトライは、その前に反則があったために認められず
Shane Williamsの幻のハットトリックとなりました。
クボタがさらにトライ、コンバージョンも決まって33-17と再び大きくリード。
三菱重工は、Tom Donnellyに代わり
Dave Walder登場。
それでも流れは変わらず、クボタの立川選手にダメ押しのトライを決められてしまいました。
このShane Williamsの後ろ姿、結構長い時間続いたんです。
恐らく靴ひもを結び直していたんだろうと思いますが、どんな思いだったんでしょうか。
Kurt Morathがベンチに下がったため、後半のゴールキッカーはずっと立川選手でした。
前節の豊田自動織機戦で大逆転のロングキックを決めた右足の安定感は抜群でした。
残り10分、スコアは40-17。
23点差を追うかなり苦しい展開。
さらに追い打ちをかけるように今度はDave Walderにアクシデント発生。
あと数分、お願いだから頑張ってと会場にいた全てのサポーターが思ったことでしょう。
とにかくトライを取るんだ、という気迫で攻めに攻めた三菱重工。
でも、どうしても越えられないゴールライン。
そして無念のノーサイドとなりました。
トップチャレンジで、結局勝ち星を挙げることができなかった三菱重工は
これで入替戦に回ることが決まりました。
うーむ。。。。。
(続く)。
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