昨年6月にTwickenhamのスタジアム見学ツアーに参加した際に
隣接するラグビー博物館(Museum of Rugby)で「ラグビージャージーの変遷」をお勉強してきたのでした。
この展示が常設展だったのか、それとも特別展だったのかはわかりませんが
お宝グッズ満載のこの博物館の中でも、アタシ的にはとても興味深いものでした。
館内は、フラッシュを使用しなければ写真撮影OK。
こちらのジャージーは、1871年の英蘭代表対蘇格蘭代表の試合で、実際に着用された英蘭代表のもの。
つまり、今回ジャージーと共に発表された”1871”コレクションシリーズの原型なわけですね。
確かに、雰囲気は伝わってきますねー。
ラグビージャージーの特徴とも言えるチームのエンブレムは
今でこそジャージーにそのまま刺繍が施されている場合がほとんどですが
昔は、エンブレムが刺繍された布地(バッジ)を、選手達が自らジャージーに縫い付けていたんですって。
英蘭のエンブレムの薔薇のデザインが定型化されたのは1920年。
それまでは、各選手が自分で用意した薔薇のバッジを使っていたのだそう。
上の写真のエンブレムは、1936年の対新西蘭代表戦で2トライを挙げた
Alexander Obolensky選手(しかも王子!)のジャージーにつけられていたもの。
この試合、英蘭代表は対新西蘭戦で史上初の勝利をあげたのだそうですよ。
現在の英蘭代表のエンブレムは、1999年にRFUがデザインしたものなんですって。
ラグビージャージーと言えば、一昔前の「白襟」もその特徴の一つだと思っていたんですけど
100年以上前のジャージーは、襟がないですね…。
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(1912年の仏蘭西代表のジャージー) |
こちらは館内の別のコーナーに展示されていたAll Blacksのジャージーで
1905年頃のものだった気がします。
シダのマークは、この当時から変わってないんですねー。
長くなってきたので、続きは後ほど。
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