の二つの条件を満たせば、かつてAll BlacksやWallabiesでプレーした選手が
自分の国籍のある国の代表になることが可能となり、
かつ、 今年の10月から来年の5月にかけて開催されるセブンズワールドシリーズに出場
または2015年9月以前にオリンピックの各地域予選が行われてそれに出場すれば
来年の15人制のワールドカップにも出場できるようになります。
(尚、上記2.については、2020年の東京オリンピックから「過去3年に渡り」という条件になります。)
先週目を通したニュースでは、サモアはこの特例措置に前向き、フィジーは「興味無し」という姿勢でした。
今日読んだニュースにはトンガの協会トップのコメントが載っていて、サモア同様にこの特例措置を歓迎、
既にターゲットとする選手のリストを作成済みで
そこには元Wallabies & 元サントリーサンゴリアスのGeorge Smithの名前も挙がっているんですって。
お母さんがトンガ国籍なので資格ありってことだそうですけど
George Smithって確かオーストラリアのシドニー生まれだった気がします。
パスポート、二つ持ってるんでしょうかね?
George Smithが最後にWallabiesのジャージーに袖を通したのは、
昨年6月の対British & Irish Lions戦ですよね。
トンガは、セブンズワールドシリーズのコアチームには入っていないので
2015年のワールドシリーズのいずれかの大会にトンガが出場するか、
2015年の前半にオセアニア地域(Federation of Oceania Rugby Unions;FORU、加盟国15)の
オリンピック予選があるとすれば、前述した「過去18カ月間、代表チームでプレーしていないこと」
という条件はクリアできるってことですね。
でもですよ、George Smithがセブンズ????ってイメージが沸かないんですよねぇ。
ユニオンのフォワードの選手がセブンズ、もしくはセブンズの選手がユニオンでフォワードって
なんだかあまりピンとこないんですけど。。。
トンガ代表への選出に向けて「はーい!立候補します!」と手を挙げるのが確実なのは
元All BlacksのAnthony TuitavakeとSam Tuitupou、
元All Blacks SevensのAlando Soakai, Lifeimi Mafi、
そしてリコーブラックラムズのRoy Kinikinilau。
元WallabiesではSitaleki Timaniと豊田自動織機シャトルズのMark
Gerrardなんですって。
ちなみに、2016年のオリンピックのセブンズは12カ国が出場できるんですよね。
開催国、セブンズワールドシリーズの上位4カ国、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オセアニアから
それぞれ1カ国ずつ、敗者復活戦(IRB最終予選)から1カ国。
ラグビー特有の「所属協会主義」がちょっと揺らぎそうな、ねじれ現象とでも言えばいいんでしょうか。
余談ですが、コモンウェルス大会で南アフリカに破れて銀メダルに終わった
All Blacks SevensのGordon Tietjensヘッドコーチは、
2016年のオリンピックに向けて召集したい選手のリストを既に協会に提出、
そこにはSonny Bill Williams, Cory Jane, Liam Messam, Julian Saveaの名前が入ってるんですって。
(2014/07/28 http://www.stuff.co.nz)
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