普段は、試合観戦を終えると、スタジアムの近くでお茶をしてそのまま解散となることが多いアタシ達。
でも、5月4日は秩父宮から麻布十番へと足を延ばしました。
ほんの数時間前まで屋外でスポーツ観戦をしていたことをあっという間に忘れさせてしまうほどに、
シックで落ち着いたインテリアがなんともアタシ好みだったこちらのお店は、
ゴールデンウィーク前、この日の試合後に
マイコちゃんのバースデーディナーに行こうという話が出た際に
真っ先にアタシの頭に浮かんだのは、アタシ達を結びつけてくれるきっかけとなったAll Blacksや
2011年のラグビーワールドカップにちなみ、「新西蘭料理のお店」でした。
候補となった幾つかの都内のレストランの中から主役のマイコちゃんが選んだのは
「新西蘭のお肉をお腹いっぱい食べれるお店」。
このレストランを経営するのは、新西蘭の牛肉やラム肉を世界中に販売している専門会社だそう。
ワインも全て新西蘭産のものでした。
アミューズとしてオーダーできるラムチョップは、なんと一本380円。
柔らかく、そして全く臭みのないお肉に、
これから出てくる数々のお料理のクオリティの高さを期待せずにはいられませんでした。
マイコちゃん、Mちゃん、そしてアタシの3人でオーダーした前菜は
ロメインレタスとアンディーブ、ブルーチーズのサラダと
ニュージーランド産キングサーモンの温燻製。
このキングサーモン、ミディアムレアの焼き加減とスモークの香りが最高でした。
メインのお料理がサーブされる少し前にワインをオーダー。
新西蘭の中でワインの産地として大変有名なCentral Otagoのワイナリーで生産されたピノノワール。
「Carrickって、どこかで聞いたことがあるのよねー。」と思っていたのですが。
やはりその勘は当たりで、2011年にワールドカップ観戦のために新西蘭を訪れた時に
Queentownのワインショップで有料試飲し、ボトルを購入して自宅まで航空便で送っていたのでした。
(ただし、アタシがこの時に購入したのは白ワインのリースリングでした。)
Highlandersで活躍する田中選手も、時には奥様と現地で美味しいワインを楽しんでいるんですかねー。
それともお酒はNGなのかしら???
なんて思っていたところに、いよいよメインディッシュの登場。
はい、こちらは新西蘭産のオーシャンビーフ 骨付きリブアイステーキ 1kgで8,800円也。
3人でシェアしました。
限りなく生に近い「超レア」がお好みのマイコちゃんに対し、
お肉を食べるのは週に片手で数えられる程度、特に牛肉は滅多に口にしないアタシは、レアは苦手。
(あ、でもラム肉は大好きです。)
お店の方に「一番美味しく食べられる焼き加減で」とお願いしたところ、ミディアムレアでサーブされました。
この美しいピンク色の断面、どーです?????
霜降りの牛肉が苦手なアタシですが、このお肉は全く別物。
パクパク食べてしまい、3人で完全制覇いたしました~。
サイドディッシュも皆でシェアしました。
近所のスーパーではなかなか手に入らない珍しい野菜がたっぷりのバーニャカウダは、
かなり遅れてやってきたKちゃんのオーダー。
(都心部の高級スーパーやデパートでは売ってるかも。。。)
既に載せてしまったデザートプレートは、
お店の方にお願いしてサプライズとして用意していただいたものでした。
奥からパブロワ(新西蘭発祥と言われるメレンゲのケーキ菓子)、濃厚なチョコレートケーキ、
そして、これまた新西蘭でポピュラーなアイスクリーム「ホーキーポーキー」。
こちらも皆でシェアして美味しくいただきました。
今回、お気に入りのレストランがまた一つ増えました。
今度は「ラムショートロインのタタキ エシャロットヴィネグレット」とか
「カンタベリー仔羊骨付きロース」あたりをオーダーしてみたいです。
えー、ちなみに、All Blacksやラグビーに関連するグッズ等は一切ございませんのであしからず。
トップリーグで活躍する新西蘭出身の選手も、時には来たりするんですかねー?
場所は、地下鉄の麻布十番の駅から徒歩5分。
秩父宮からは、タクシーで10分、1,500円程度の距離です。