2014年7月31日木曜日

丸の内のKITTEでニュージーランド気分。

2011年のワールドカップ現地観戦以来、なかなか再訪するチャンスのないニュージーランド。


でも、昨日は偶然にも東京駅のすぐ近くでニュージーランド気分を少しだけ味わってきました。




Cookie Time(クッキータイム)と言えば、昨年12月に海外初進出で東京の原宿にオープンした


ニュージーランド・クィーンズタウン発のクッキー専門ブランドですよね。


是非行ってみたいと思いつつも、タイミングを逃してしまいまだ行ったことがありません。


ちなみに、2011年の時点ではこのブランドの存在を知らず、


ニュージーランドでも買ったことがありませんでした。


社用(会社指定の健康診断)を終えてオフィスに戻るべく、近道をしようと入ったKITTEの地下1階。




7月14日から8月17日までの期間限定ショップがオープンしていたのでした。


原宿店は、イートインコーナーがあって焼き立てのクッキーがその場で食べれるとか


英語でオーダーすると5%割引になるといったサービスが話題になっていますが


残念ながら期間限定ショップは、日本語オーダーのみ、イートインコーナー無しで


焼き立てのクッキーやオリジナルグッズは売っていませんでした。




しかーし。


健康診断のために前日の夜から飲まず食わずで過ごすこと18時間が経過し


空腹の限界に達していたアタシは、もうホントにその場でかぶりつきたかったです!!!




せっかくなので、置いてある全てのフレーバーを大人買い。




手前の二つは「ミニサイズ」だそうですが、アタシの手のひらと同じくらいの大きさ。(税抜き130円)




そして、一番大きなものはアタシの手よりもはるかに大きく、なんと驚異の452kcal。(税抜き290円)




452kcalと言えば、コンビニの梅干しの入ったおにぎり3個分とほぼ同じ…。


うーむ、相当の覚悟を決めて(←どんな?)食べないといけませんな、これは。


トップリーグが開幕したら、原宿店のイートインコーナーに寄って


そこから秩父宮まで歩いて行けば多少は消費できるかなー???


2キロ少々の距離じゃぁムリか…。




商品を入れてくれるビニールバッグもこんなにキュート。


これならプレゼント用の包装は必要ありませんねー。


あー、でも、こんなにハデな袋を二つも抱えてオフィスに戻ったものですから


近道ならぬ寄り道をしてきたのがすぐにバレてしまったアタシだったのでした。。。。。。


なお、お店の写真は全て許可をいただいて撮影しました。





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2014年7月29日火曜日

元WallabiesのGeorge Smithがトンガ代表になっちゃうかも!?

ちょうど一週間前に、セブンズのオリンピック種目採用に伴うIRBの規定の特例措置について




実際に「はーい!立候補します!」と手を挙げる選手が一人、また一人と出始めたんですって。


(2014/07/28 http://tvnz.co.nz)


複数の情報筋の話では、サモアの協会関係者がIsaia Toeavaに接触しているのは確かなようですが


本人は、ニュージーランドのテレビ局の取材に対して「ノーコメント」だったそう。


元All Blacks SevensのTim Nanai-Williamsは、サモア代表選出を希望する意向なんですって。


本人の意思は未確認のようですが、他に元All Blacksで言えば


Casey Laulala, Chris Masoe, Lelia Masaga, Mose Tuiali'iがサモア代表になる資格があるんですって。
 

念のため、今回の特例措置をおさらいしますと。

  1. 自分の国籍のある国のラグビー協会へ所属変更届けを提出し、受理されること(IRBハンドブック 8.7.1) 
  2. オリンピック予選を兼ねる2014/15のセブンズワールドシリーズ、各地域のオリンピック予選、もしくはオリンピック本大会が開催される時点で、過去18カ月に渡り、別の代表チームの選手としてプレーしていないこと(同8.7.2(a))

の二つの条件を満たせば、かつてAll BlacksやWallabiesでプレーした選手が


自分の国籍のある国の代表になることが可能となり、


かつ、 今年の10月から来年の5月にかけて開催されるセブンズワールドシリーズに出場


または2015年9月以前にオリンピックの各地域予選が行われてそれに出場すれば


来年の15人制のワールドカップにも出場できるようになります。


(尚、上記2.については、2020年の東京オリンピックから「過去3年に渡り」という条件になります。)
 

先週目を通したニュースでは、サモアはこの特例措置に前向き、フィジーは「興味無し」という姿勢でした。


今日読んだニュースにはトンガの協会トップのコメントが載っていて、サモア同様にこの特例措置を歓迎、


既にターゲットとする選手のリストを作成済みで


そこには元Wallabies & 元サントリーサンゴリアスのGeorge Smithの名前も挙がっているんですって。




お母さんがトンガ国籍なので資格ありってことだそうですけど


George Smithって確かオーストラリアのシドニー生まれだった気がします。


パスポート、二つ持ってるんでしょうかね?


George Smithが最後にWallabiesのジャージーに袖を通したのは、


昨年6月の対British & Irish Lions戦ですよね。


トンガは、セブンズワールドシリーズのコアチームには入っていないので


2015年のワールドシリーズのいずれかの大会にトンガが出場するか、


2015年の前半にオセアニア地域(Federation of Oceania Rugby Unions;FORU、加盟国15)の


オリンピック予選があるとすれば、前述した「過去18カ月間、代表チームでプレーしていないこと」


という条件はクリアできるってことですね。


でもですよ、George Smithがセブンズ????ってイメージが沸かないんですよねぇ。


ユニオンのフォワードの選手がセブンズ、もしくはセブンズの選手がユニオンでフォワードって


なんだかあまりピンとこないんですけど。。。


トンガ代表への選出に向けて「はーい!立候補します!」と手を挙げるのが確実なのは


元All BlacksのAnthony TuitavakeとSam Tuitupou、


元All Blacks SevensのAlando Soakai, Lifeimi Mafi、


そしてリコーブラックラムズのRoy Kinikinilau。


元WallabiesではSitaleki Timaniと豊田自動織機シャトルズのMark Gerrardなんですって。




ちなみに、2016年のオリンピックのセブンズは12カ国が出場できるんですよね。


開催国、セブンズワールドシリーズの上位4カ国、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オセアニアから


それぞれ1カ国ずつ、敗者復活戦(IRB最終予選)から1カ国。


ラグビー特有の「所属協会主義」がちょっと揺らぎそうな、ねじれ現象とでも言えばいいんでしょうか。


余談ですが、コモンウェルス大会で南アフリカに破れて銀メダルに終わった


All Blacks SevensのGordon Tietjensヘッドコーチは、


2016年のオリンピックに向けて召集したい選手のリストを既に協会に提出、


そこにはSonny Bill Williams, Cory Jane, Liam Messam, Julian Saveaの名前が入ってるんですって。


(2014/07/28 http://www.stuff.co.nz)


さて、どうなりますかね…。




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2014年7月27日日曜日

All Blacksの2011年W杯優勝メンバー、来日したのは全部で何人?

今季のトップリーグ開幕まで1カ月を切りました。


トップリーグパスポートもオーダーして、あとは8月22日の開幕戦を待つばかり。


今年も世界トップレベルの超大物と言われる選手の来日が報じられ


海外ラグビー好きのアタシとしては今からワクワクしています。


2011年にニュージーランドでワールドカップを現地観戦した時は


まさか日本でこれだけの選手のプレーを見ることができるようになるなんて


全く想像もできませんでした。


ということで、2011年のワールドカップで優勝したAll Blacksのメンバーのうち


日本でプレーした、もしくは今季からプレーする選手の人数を数えてみました。
 
  1. Corey Flynn (Hooker) 
  2. Andrew Hore (Hooker) 
  3. Keven Mealamu (Hooker)
  4. John Afoa (Prop)
  5. Ben Franks (Prop)
  6. Owen Franks (Prop)
  7. Tony Woodcock (Prop) 
  8. Anthony Boric (Lock)  三菱重工相模原ダイナボアーズ(トップイースト、2013/14~) 
  9. Brad Thorn (Lock)  福岡サニックスブルース(現宗像サニックスブルース、2012/13~2013/14)
  10. Sam Whitelock (Lock)     
  11. Ali Williams (Lock) 
  12. Jerome Kaino (Flanker)  トヨタベルブリッツ(2012/13~2013/14)  
  13. Richie McCaw (Flanker)   
  14. Adam Thomson (Flanker)  キャノンイーグルス(2013/14~) 
  15. Kieran Read (Number 8)   
  16. Victor Vito (Number 8) 
  17. Jimmy Cowan (Scrum-half) 
  18. Andy Ellis (Scrum-half)  神戸製鋼コベルコスティーラーズ(2014/15~)  
  19. Piri Weepu (Scrum-half)  
  20. Dan Carter (Fly-half)
  21. Colin Slade (Fly-half)
  22. Aaron Cruden (Fly-half) 
  23. Stephen Donald (Fly-half) 三菱重工相模原ダイナボアーズ(トップイースト、2013/14~)
  24. Richard Kahui (Centre) 東芝ブレイブルーパス(2013/14~)
  25. Ma’a Nonu (Centre)   リコーブラックラムズ(2011/12)
  26. Conrad Smith (Centre)   
  27. Sonny Bill Williams (Wing)  パナソニックワイルドナイツ(2012/13)
  28. Hosea Gear (Wing)  ホンダヒート(トップウェスト、2014/15~) 
  29. Zac Guildford (Wing) 
  30. Cory Jane (Wing)     
  31. Israel Dagg (Fullback) 
  32. Isaia Toeava (Fullback) キャノンイーグルス(2012/12~2013/14)、クボタスピアーズ(2014/15~)
  33. Mils Muliaina (Fullback) NTTドコモレッドハリケーンズ(2011/12~2013/14)

なんと33人中12人。


三人に一人は日本に来ている、という高い比率になりました。




時期がずれてしまっていますけど、フロントローの選手が日本に来ていたら


日本にいる元All Blacksの選手だけで、一チーム出来ちゃったかも?????


トップリーグ選抜 対 All Blacksワールドカップ優勝メンバーなんていうドリームマッチが


できちゃっていた、あるいは今後できちゃうかも????? 


なんてことを考えると、なんだかドキドキしてしまうのはアタシだけ?


それにしても、他の国の選手を見ても、フロントローで日本でプレーした選手は名前が浮かんできません。


なんででしょう?


John AfoaやAli Williamsのようにヨーロッパのチームに移籍した選手は少数派ですね。 




実はアタシ、2011年のワールドカップの開幕直後に転職したんですが


香港勤務になる予定が諸事情により現在も東京のオフィスに勤務しています。


結果的には「東京勤務で良かった!」と思う今日この頃です。


だって、香港じゃこんなにラグビー観戦できないですもん。


ホントにトップリーグ開幕が楽しみです。


あ、今季トップウェストでプレーするHosea Gearの姿が見れるのはいつだろう???




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2014年7月22日火曜日

Brumbiesのマスコットは動物なのでフィールド立入禁止!?

これ、もしかしてオーストラリア流のジョークなんですかねぇ?????


今週末に行われるスーパーラグビーの準決勝、Waratahs v Brumbiesの一戦が行われるのは


シドニーのAllianz Stadium(アリアンツスタジアム)なんですけど。


BrumbiesのマスコットのBrumby Jackが、WaratahsのマスコットのTah Manと一緒に


サイドライン上で応援したいと希望したところ、


「プレー中の選手の近くに馬を遊ばせておくようなスペースはないから、ピッチに入っちゃダメ!!!


試合を見たかったら、チケットを買って他のファンと一緒にスタンド席で座って見て。 」


とWaratahsサイドからフィールドへの立ち入り禁止を言い渡されちゃったんですって。


WaratahsのCEOも「動物はスタジアムの規則で禁止。馬も動物の一種だからダメ。」


ってコメントしたみたいです。


(2014/07/22 http://www.smh.com.au/)




Brumbiesサイドの言い分としては


「Brumby Jackはチームに帯同するメンバーの一員であり、


フィールドへの立ち入りを禁止されたのはこれが初めて。」


ですって。


ピッチに入るのはダメだけど、馬が観客席に座って試合を観戦するのはOKなワケですね…。


チケットの値段表を見たところ(こちら☆)「動物料金」は設定がないみたいなので(←当たり前。)


一般の大人と同じ料金が適用されるのかしら???


土曜日のテレビ放送でBrumby Jackがどこにいるかじーっと目を凝らして探してみることにします。


あー、ちなみにイングランドのトゥイッケナムの場合は動物OKみたいですけど???


(2012年5月、Premiershipの決勝にて)


虎とか熊とか、獰猛な動物でも許可が出るらしい?????


(2012年5月、Premiershipの決勝にて)


試合中はみーんなお行儀よく観戦してましたし。





話しが全然それちゃいましたけど、HarlequinsのマスコットはHarleyとCharley


Leicester TigersのマスコットはWelfordっていう名前なんですって。




以上、どーでもいい豆知識でした。


おしまい。


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2014年7月21日月曜日

元All BlacksのIsaia Toeavaがサモア代表になっちゃうかも!?

「かつては、元All Blacksの選手が日本代表になる、なんてこともできたけれど


現在のIRBのルールでは、一旦シニアレベルで代表選手になったら他の国の代表にはなれない。」


というのが共通認識ですよね。


でも、2016年のオリンピックからセブンズが正式種目となることによって


「四年に一度だけ」の例外的ルールが設けられるんですって。


(2014/07/21 www.stuff.co.nz)

 
このルールを適用すると、今季クボタスピアーズに移籍し、トップリーグで3シーズン目を迎える


元All Blacksで前回のワールドカップの優勝メンバーのIsaia Toeavaは


サモア代表として来年のワールドカップにも出場できるようになっちゃうんですって。




ラグビーの場合、①国籍保持者、②両親もしくは祖父母の出身国、


③代表になろうとしている国に3年以上継続して居住しプレーしている 


のいずれかの条件を満たせば、その国の代表選手になれるわけですが


IRBのハンドブックのRegulation 8には、自分の国籍と異なる国の代表となった選手の場合、


①過去18ヶ月間に代表チームとして試合に出場していないこと


②自分の国籍のある国への所属変更届けを提出し、受理されること


の二つの条件を満たすと、オリンピック予選も兼ねる2014-2015シーズンのセブンズワールドシリーズで


自分の出身国の代表として出場することができるようになるって書いてあるんですって。


そして、それ以降はその国の代表選手としてユニオンの試合にも出場できるので


来年のワールドカップにも出場できることになっちゃうんですって。


えー、ほんとー?と思って、IRBのハンドブックの該当ページを読んでみたんですけど(こちら☆


確かにそれっぽいことは書いてありました。(←当たり前。)


そしてこのルールが次に適用されるのは、2020年の東京オリンピックの予選にあたる


2018-2019シーズンのセブンズワールドシリーズになり、


その時には「過去18ヶ月間代表チームでプレーしていない」という条件が


「過去3年間代表チームでプレーしていない」に引き延ばされるんですって。



 
Isaia Toeavaは、2011年のワールドカップを最後に国際舞台から離れてますから


本人が希望すれば、上記のとおりサモア代表になれるチャンスがあるんですって。


元All Blacksでは、2009年に来日したSitiveni Sivivatuも同じくサモア代表に、


Joe Rokocokoはフィジー代表になるチャンスがあるのだそう。


ってことは、Mils Muliainaも場合によってはサモア代表になっちゃうかも?????


まぁでも、セブンズのワールドシリーズが始まるのは今年後半で、その頃はトップリーグの真っ最中ですから


Isaia Toeavaがサモア代表としてセブンズワールドシリーズに出場する可能性は


あんまり無いような気がするんですけどねぇ…。


あ、いや、東京セブンズとか香港セブンズあたりからサモア代表に、なんてこともありうる???



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2014年7月15日火曜日

一足お先に来年のワールドカップのチケットを購入しました。(後篇)

前回の2011年のワールドカップでは予選プールの試合を5試合観戦したアタシ。


2015年のワールドカップの試合日程が発表されてからというもの


どの試合を見に行こうかとずーっと取らぬ狸の皮算用を繰り返しておりました。


今回も数試合を観戦しようと思っているんですが、前回大会に比べてとにかくチケットが高い!!!


特に「死のプール」と呼ばれるプールAのチケットの値段の高さが際立っていますよね。


(チケットの値段表はこちら☆を)


トゥイッケナムスタジアムで行われる開幕戦のイングランド対フィジー、プール戦のイングランド対ウェールズ、


そしてイングランド対オーストラリアは、カテゴリーAのチケットが315ポンド(約55,000円)、

 
ウェールズ対オーストラリアは250ポンド(約46,000円)となっています。


ちなみに、昨年の秋にミレニアムスタジアムでウェールズ対オーストラリアの試合を現地観戦しましたが


チケットのお値段はカテゴリーAで70ポンド、カテゴリーBで60ポンドだったんですよねぇ…。


円安傾向もなかなか歯止めがかかりませんし、ホントに来年のワールドカップはお金がかかりそうです。


悩んだ結果、見に行きたい試合のリストや大まかなスケジュールは決めたものの、


前回のブログに書いたように、アタシはトゥイッケナムスタジアムで開催される試合の


チケットは優先購入プログラムでは購入できなかったので


一部の試合については、9月12日からスタートする第一次一般販売で購入する予定です。


尚、前回大会では「Venue Pool Pack」(特定試合会場の予選プールの全試合が見れるセット)や


「Team Pool Pack」(特定チームの予選プールの全試合が見れるセット)と呼ばれた


パッケージチケットが先行発売されましたが、今回はそういうセット販売は無いんですって。




6月にアタシがチケットを購入したRugby Community Programme(優先購入プログラム)のルールは

  • 一試合あたり一人で購入できる枚数はカテゴリーに関わらず1~4枚。同じ試合のチケットを販売期間内に複数回に分けて購入してもよいが、トータルで4枚までしか購入できない。(例;カテゴリーA席2枚を2回買う、カテゴリーAとBをそれぞれ2枚ずつ買うのはどちらもOK。カテゴリーA席3枚を2回購入、カテゴリーAとBをそれぞれ3枚購入はどちらもダメ。)
  • 一人で何試合分のチケットを購入してもOK。(全試合のチケットを4枚ずつ買うのもOK)
  • カテゴリー指定のみで、座席指定は不可。
  • 一回に1試合で同カテゴリーのチケットを複数枚購入した場合は、必ず隣り同士に座れるチケットが手配されるが、複数回に分けて同じ試合のチケットを購入した場合はバラバラの席になる。

 というものでした。


各試合の購入ページには試合会場のスタジアムの大まかな座席表の図があり


カテゴリー毎に色分けされていました。


多くのスタジアムが22メートルラインから反対側の22メートルライン辺りまでの座席が


全てカテゴリーA扱い。


一列目も最後列もカテゴリーAのスタジアム多数。うーむ。


自分の席がどこになるかは、今から1年先くらいに手元にチケットが届いてからのお楽しみ…。


9月の第一次一般販売では、購入希望者多数の試合については「抽選」となりますから


購入時に座席を選べるようになるのは、恐らく11月からの第二次販売か


あるいは最後まで座席指定ができないかもしれませんね。


前回大会でも、ばら売りチケットの第一次一般販売では座席指定は一切できず


第二次販売から、カテゴリーと枚数を入力するとシステムが選んだ座席の番号が


表示されるようになりました。


前回大会では、チケットの受け取り方法に「郵送」と「現地のチケットショップでの受け取り」


の二種類があったと記憶していますが、今回の優先購入販売のプログラムでは


「郵送」しかありませんでした。


一回の購入で複数の試合のチケットを複数枚購入しても、一試合分のチケットを購入しても


郵送料は19ポンド(約3,300円)で、支払いはクレジットカードかデビットカードのみ。


アタシはデビットカードは持っていないので、クレジットカード支払いで購入しました。


いずれも使えるのはVISAかマスターカードの二種類のみで


クレジットカードの場合は手数料として2%がチャージされました。


また、少なくともVISAの場合は、クレジットカードのパスワード認証(4桁の暗証番号とは異なる)があり


パスワード入力を3回間違えるとそのクレジットカードはチケット購入ページでは


一切使えなくなってしまいます。


(↑はい、アタクシ、やってしまいました。。。)


ログイン後に、購入したい試合のページでカテゴリーや枚数を選択すると


その内容が「My Basket」(買い物かご)に追加されるのですが


一定時間内に購入手続きまで進めないと、全てキャンセル扱いになってしまいます。


「一旦買い物かごに入れて、数時間キープ。その間に友達と相談。」という作戦はできませんね。


というわけで、一般販売での購入をお考えの方へのアドバイスとしては

  • 購入前にアカウント作成が必要になるのでThe Front Rowに事前登録しておく。
  • VISAかマスターカードを準備。
  • クレジットカードのパスワードや暗証番号を確認しておく。
  • 郵送料を節約するには、何度もチケットを購入するのではなく、見に行きたい試合のチケットは一度に全て購入申し込みをする。
  • 友達や家族など一緒に観戦したい人数を事前に確認して一度に購入申し込みをする。


でしょうか。


一年以上先のイベントのスケジュールを立てるなんて、滅多にないとは思うんですけど


でもきっとあっという間にその日が来るんでしょうね。


9月と11月の一般販売におけるチケット購入方法や購入条件については、必ずご自身でThe Rugby World Cup 2015のウェブサイト(こちら☆)でご確認ください。また、チケット購入もご自身の判断と責任でお願いします。
本ブログはあくまでも一個人の見解であり、何も保証できませんので。。。


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2014年7月13日日曜日

一足お先に来年のワールドカップのチケットを購入しました。(前篇)

日本全国に限らず、世界中がサッカーのワールドカップに熱狂していた6月のこと。


サッカーの報道にはほとんど目もくれず、来年のラグビーワールドカップのことで頭が一杯だったアタシ。


と言うのも、チケットを購入したからです!!!





今年の5月29日から7月2日まで、イングランド協会の傘下に所属するクラブチームや学校、


各組織へ加入しているメンバーへのチケット優先販売が行われていました。


また、ウェールズのミレニアムスタジアムで開催される8試合については


ウェールズ協会の傘下のクラブチームや各組織へのチケット優先販売がありました。


これはRugby Community Programme(ラグビー・コミュニティ・プログラム)と呼ばれていたもので


このプログラムを通じ、全48試合、合計50万枚のチケットが販売されました。


アタシは、昨年からイングランド協会(RFU)の公式サポーターズクラブ


(ERSC;England Rugby Supporters Club)に入っており


このメンバーシップを通じて優先販売の権利が与えられ、6月中旬から優先販売がスタートしました。


50万枚の優先販売チケットは、各クラブや学校、組織への割当枚数が細かく決まっていたようで


ERSCにはトゥイッケナムスタジアムで行われる試合のチケット割当はありませんでした。


ナンデ???????


そのため、イングランド代表のプール戦で唯一トゥイッケナム以外で行われる


10月10日のManchester City Stadium(マンチェスター・シティ・スタジアム)のチケットは


販売開始早々、真っ先に売り切れとなりました。


その次に売り切れたのは、10月30日にロンドンのOlympic Stadium(オリンピックスタジアム)で行われる


3位決定戦でした。


あとは、南アフリカ対日本の試合も売り切れましたが、割当枚数が相当少なかったんでしょうか???


ちなみに、権利保持者からクレームが殺到していたトゥイッケナムのDebentures(くわしくはこちら☆を)


の取り扱いについては、今回のRugby Community Programmeの一環として


権利保持者には、トゥイッケナムの試合のチケットの優先購入が認められたんだそうです。


ただし、自分が保有している座席のチケットではなく


「カテゴリーA~カテゴリーDの中で、好きなカテゴリーのチケットを


自分がDebentureとして保有している枚数を最大枚数として購入できる。」


というものだったそうです。


アタシのロンドンオフィスの同僚は、トゥイッケナムで行われるイングランド代表のプール戦全部と


決勝トーナメントの試合のチケットを全部買ったんだとか…。


長くなってきたのは、今日はこの辺で。


次回は、9月からの一般販売での購入を検討されている方に


ちょっと役に立つかもしれないことをいくつか書こうと思います。



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2014年7月8日火曜日

シンガポールの新しいスタジアムの「世界でここだけ」の機能とは。

約2週間ほど前に開催されたWorld Club 10'sに続き


今度は11月にMaori All BlacksがシンガポールでAsia Pacific Dragonsと対戦することが


正式に発表になりましたよね。


いずれも、試合会場は今年の6月下旬にオープンしたばかりの新しいナショナルスタジアムです。


実は、今年のGWと6月にシンガポールに行く機会があり、このスタジアムの真横をタクシーで通過しました。


この時はまだオープン前で建設工事の最終段階。


走行中の車の中からでは写真は取れなかったんですが


大きなドーム型のスタジアムは遠くからでも一目瞭然の大迫力でした。




新しいスタジアムは、「Sports Hub(スポーツハブ)」と呼ばれる総合スポーツ施設の中にあります。




ちょうどGWに現地在住の元ラガーマンのお友達と会った時にこのスタジアムの話題になりました。


収容人員は55,000人で、ドームの屋根は全天候対応の開閉式、


シンガポールの亜熱帯気候を考慮した空調設備も整っていて


芝生はロンドンのウェンブリースタジアムやトゥイッケナムスタジアム等


世界の名立たるスタジアムで導入されている「Desso Grassmaster」を採用


(あ、このことはまた別の機会で書こうと思ってます…。)、なんていうのはまだまだ序の口。




「世界で唯一」の機能として、なんとスタジアムの下段の客席が可動式で


「サッカー&ラグビーモード」「クリケットモード」「陸上モード」と


使用されるピッチの形状によって客席の位置を三種類に変えることができるんですって。


検索してみたら、詳しくレポートしている日本語の記事がありました。(こちら☆


日本国内だと、陸上トラックの内側にサッカーやラグビーのグランドがあって…ってこと、多いですよね。


秩父宮や花園のようなラグビー専用競技場に比べると


選手がとおーーーーくに感じられて試合が見づらく感じられるのはもちろんのこと、


ゴール裏のエリアがとんでもなく狭くて、選手の怪我が心配になってしまうスタジアムもありますもんね。


このピッカピカのスタジアムだったら、ラグビーも見やすいかも?????


ただ、現地のお友達の意見はちょっと冷ややかなものでした。


シンガポールは決してスポーツ大国とは言い難く、


特にラグビーは現地在住の欧米人の間では人気があるものの、地元の人たちの間での知名度はゼロ。


さらに追い打ちをかけるのが、ウィンタースポーツのラグビーには全く不向きな亜熱帯の気候。


朝目が覚めれば外は既に25度、日中の最高気温は35度前後、夜もいわゆる「熱帯夜」が続くわけです。


(ちなみにサッカーはそれなりに人気があるそうです。)


「新スタジアムのこけら落としとして6月末にクラブチームの世界大会があるけど


55,000の収容人数に対して、実際に試合観戦に来るのはせいぜい5千人くらいだと思うよ。


この国でこんな豪華な設備のスポーツ施設を作っても、結局は宝の持ち腐れになるんじゃないか?」


というのが彼の意見でした。




確かに、World Club 10'sの観客席はガラガラでしたね…。


でも、そう遠くないうちに東京セブンズがシンガポールセブンズになっちゃったらどうしよう…。。。



 
日本でも、こういうスタジアムがあったら試合観戦がもっと楽しくなるんですけどねぇ。


うーん、思い浮かぶのは神戸のノエビアスタジアムくらい???



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2014年7月5日土曜日

Nick CumminsがW杯出場よりもトップリーグを選んだ理由とは。

「現WallabiesのNick Cumminsがコカ・コーラレッドスパークスへ」というニュースの第一報を目にしたのは


ちょうど昨日のランチタイムのことでした。


英語の報道記事だったんですが、その時はピンとこないというか、全然納得できない内容だったんですよね。


(2013年11月 アイルランド・ダブリンにて撮影)

 
所属するオーストラリア協会(ARU)とWestern Forceとの2015年末までの契約を途中解除、


今季のスーパーラグビー終了をもって来日するってことは


8月から始まるチャンピオンシップや11月の北半球遠征はもちろん、


来年のワールドカップにも出ないってことですよね。


近年、Wallabiesのスタメンとして定着してきた感がありましたし、


独特のヘアスタイルやユーモアのセンスで世界中でその人気が急上昇中の26歳。


なぜ今日本へ???


その答えがわかったのは、それから半日経ってからのことでした。
 

(2013年11月 アイルランド・ダブリンにて撮影)


複数の報道記事に目を通したんですが、2カ月程前から日本行きの噂があったみたいですね。


(2014/07/04 http://www.smh.com.au)


そしてその理由は、闘病中の家族と過ごす時間を増やし、治療費等の経済面での援助をするため。


Nick Cumminsは8人兄弟の大家族で、そのうちの二人(弟さんと妹さん)が嚢胞性線維症という難病を患い


弟さんは現在入院治療中。


2012年にベストファーザー賞を受賞した父親のMarkさん(こちら☆)は


男手一つで闘病中の子供たちの面倒をみてきたのに加え、昨年に前立腺癌の宣告を受けたのだそう。


(ちなみに、調べた限りではNick Cumminsは兄弟の中で最年長というわけではないようです。)


この嚢胞性線維症という聞き慣れない病気は、日本では約187万人に一人程度の発生率だそうですが


欧米ではよく知られる遺伝性疾患で、20代から30代半ばでその人生を終える患者さんが多いのだとか。


Nick Cumminsは、昨年末にARUと二年契約を結ぶ際に「一年でその契約を途中解除できる」


という条項を入れていたそうで、それを行使し更に早期リリースの申し入れをしたようです。


Western ForceとWallabiesから支給されている報酬の30万豪ドル(約3千万円)の


少なくとも二倍以上の額がコカ・コーラレッドスパークスから支払われる、といった報道もありました。


そう言えば、Wallabiesって今年から日当や試合出場給が減額されちゃったんですよね…。(こちら☆


リーグ戦の試合数が少ないことや、オーストラリアからの移動距離や時差のことを考えると


ヨーロッパへの移籍よりも日本のトップリーグは彼にとって条件に見合うものだったんでしょうね。 


もしかして、6月のテストマッチ期間中にかつて釜石シーウェイブスでプレーしていたScott Fardyに


「日本ってどう?」って聞いてたりして???

(2013年11月 アイルランド・ダブリンにて撮影)

Nick Cumminsの公式発表の文章も目にしましたが


「I now must put my own interests in the World Cup aside.」という一文に


本当に苦渋の決断だったことが垣間見える気がします。




家族のためにも、是非日本で頑張ってほしいと思うんですが


今季のトップリーグの日程表では、東京在住のアタシが確実にコカ・コーラの試合を見れそうなのは


9月20日(土)の秩父宮の黒羊組ことリコーブラックラムズ戦だけなんですよねぇ…。


むむむ。


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