Shane Williamsと空の上で秘密トーク？！。

Shane Williamsの一年契約での三菱重工ダイナボアーズ入りが正式決定しましたね。

本人がTwitterで認めましたし、Wales Onlineの取材にも答えていました。

I can now confirm that I will be playing my rugby in Japan next season with the Dynaboars. Really looking forward to this exciting venture.
— Shane Williamsさん (@ShaneWilliams11) 6月 13日, 2012年

It was a last minute offer that I have had to give great thought to in a short space of time! Families blessing was the clincher!
— Shane Williamsさん (@ShaneWilliams11) 6月 13日, 2012年

「次シーズンは日本の三菱重工ダイナボアーズでプレーすることをここにご報告します。

このエキサイティングな冒険がとても楽しみです。」

「僅かな時間の中で熟考し決断を下さらればならかった土壇場でのオファーでしたが、

家族が賛成してくれたことが決め手になりました！」

WalesOnlineの取材に答えている内容を見ていたら、

今回のオファーは、Baa-Baasの三連戦の始まる直前に突然提示されたもので

まさに「青天のへきれき」。

Shane Williams reveals Japan move was 'too good to turn down'

(www.walesonline.co.uk 2012/06/13)

この「寝耳に水」とも言うべき突然のオファー、

最初は断ったんだそうですが、奥様とよく相談した上での結論が

「断るにはもったいなさすぎる、またとない素晴らしいチャンスだから是非受けよう。」

まーこ。が現地時間で6月5日の夜遅くに倫敦から香港に向かう際、

同じ飛行機にShane WilliamsやSaracensのスコッドが乗っており、

Shane Williamsに機内でサインをもらったことは以前にお話ししましたけど（こちら）

実は、Shane Williamsの口から、この時すでに「ダイナボアーズ」という言葉がでてきていました。

サインをお願いしたときに、

「香港からわざわざCardiffまでWales対Baa-Baas戦を見に行ったの？」と聞かれたので

「いえ、日本の東京からです。」と答えたところ

「I may be going to play in Japan. (多分、日本でプレーするよ。)」

と、本人が間髪いれずに言いだしたものだから、まぁ、アタクシ、ビックリ仰天。

これこそ「寝耳に水＆青天のへきれき」以外の何物でもありませんでした。

しかも、こちらから聞き返す前に「ダイナボアーズでね。」というチーム名まで

Shane Williamsがさらりと言ってのけたので、ホントに泡吹いて気絶しそうになりました。

「ダイナボアーズって二部リーグ(トップ・イースト)のチームですけど・・・。」と言ったら

「そのことも知ってる。僕は間もなく引退するけれど、選手として、また若手を指導する

立場として、チームがトップリーグに昇格できるように力になりたいと思っているんだよ。」

と言ってました。

こんな超大物選手にこんなこと言われたら、うれしーですよねー。

その時点では、

「決定間近ではあるけれど、まだ最終決定には至っていないんだ。

今月中旬に、一度日本に行くことになってるけどね。」

とも言っていたので、

もう誰かに話したくて仕方がない気持ちをぐーーーーーっとこらえ、

「何か正式な報道があるまでは、アタシだけのひーみーつーーーっ。ぐふふっ。」

にしておこうと決めていたのでした。

それに、せっかく鳴り物入りで日本にやってきても、

必ずしもハッピーではない状態での選手生活＆外国暮らしになってしまうかもしれない

リスクも大いにあるわけで

（最近も、そんな報道があったりしましたしね・・・。)

AP Baa-Baasに合流したら、Mils MuliainaやGeorge Smith、Rico Gear、

かつてOspreysでチームメイトだったJerry Collinsなど、

現在、日本でプレーしている元各国代表の皆さまから

日本のいいところも悪いところも、ラグビーのレベルやプレースタイルも

いろーーーーーーーんな話を聞いて、

「やっぱり行かない。」ということになることもありうるかも・・・ってな思いが

頭をよぎったりもしていたまーこ。なのでした。

結果的には、彼らが皆、日本での生活が素晴らしい経験になっていると口を揃え

「未知の部分もあるし、きっと苦労もするだろうけれど、よし、いっちょやってやるか！」

とShane Williamsの背中を押すことになったみたいですね。よかった、よかった。

飛行機の中ではお願いするのを控えた写真は、香港で撮ってもらいました！

もう一人のWalesのレジェンド、Martyn Williamsとも。

ちなみに、この時、アタクシ、英蘭の真っ黒レプリカジャージーを着てまして…。

Martyn Williamsのすぐ目の前にShane Williamsもいて

「えー、英蘭ジャージを着てる人とは写真撮ってあげないよー。」(by Martyn Williams)

「そうだよ、そうだよ、Walesのジャージーでないとダメだよー。」(by Shane Williams)

「うーそーだよーーーーっ。」(by Martyn Williams)

ってなやり取りをしながらの写真撮影だったのでした。

あ、どーせなら、二人と一緒に撮ってもらえばよかったなぁ…って贅沢過ぎですね。

これ、額縁に入れるべきかしら…。