ラグビーファンにとっては、4年後の2016年のリオのオリンピックから
7人制ラグビー(セブンズ)が正式種目になることが大きなニュースになりましたけど。
パラリンピックでは、ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)が
2000年のシドニー大会から既に正式種目として採用されており、
(その前の1996年のアトランタ大会は公開競技)
日本代表は毎回出場していた、ということをつい先日知りました。
(今年6月にヒースロー空港にて撮影)
ウィルチェアーラグビー(Wheelchair Rugby)というスポーツの存在は、
Super RugbyのBluesの動画を見て、数年前から知っていたのですが
ボールは楕円球ではないし、ゴールポストもないので
正直なところ、「これがラグビー?????」と思っていました。
ラグビー大国の新西蘭だからこそ存在するスポーツなのかも?と思っていたのも事実です。
しかし、今回のパラリンピック関連の報道をきっかけにいろいろ調べてみたら
驚きの連続と共に、浅はかな自分の偏見を反省する機会となりました。
日本代表の世界ランク(IWRFランキング; International Wheelchair Rugby Federation)は
今年の6月23日の時点でなんと第4位。
2010年から2011年にかけては、亜米利加、濠太剌利に続き第3位でした。
ラグビーユニオンの絶対的世界王者として君臨する新西蘭は、現在IWRFランキング第9位。
しかも、今回のパラリンピックは、予選で日本代表が新西蘭代表を破って出場権を獲得したのだそう。
このスポーツが、1977年にラグビーとはあまり縁のなさそうな加奈陀(←カナダ)で生まれ、
「Murderball(マーダーボール)」という名前で北米で広く認知されているのも予想外のことでした。
なぜ使用するボールが楕円球ではなく、バレーボールなのかは調べた限りではわかりませんでした。
もしかしたら、バウンドしたらどこへ転がるかわからないラグビーボールでは、
選手がボールを追いかけるのが難しいのかもしれません。
ルール等はこちらを参照しました。
ちなみに、新西蘭代表は「Wheel Blacks」の名で知られ、2004年のアテネ大会で金メダル。
http://www.wheelblacks.com/
お、現在、NTTコムでプレーするIsac Rossも挑戦してました。
となれば、日本代表は「Wheel Blossoms」かも?とも思ったんですが、
そういう愛称はないみたいです。
初戦は、9月5日(水)の午後9時15分(現地時間)からの仏蘭西戦。
日本時間に直すと、9月6日(木)の朝5時15分から。
頑張れ、日本代表。
2012年9月6日木曜日
日本が世界ランク4位のラグビーが存在するという事実。
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6 件のコメント:
こんばんは。
私も、車いすラグビーの存在は知っていましたが、詳しいルール等はまーこ。さんのブログを読むまでは、知りませんでした。
映像を拝見しましたが、思った以上に激しくて、本家ラグビーと全然ひけを取らないですね。
こんばんは。
自分はMurderball見てから興味を持ちま
した。一度は選手権行こうと思ってるんですが
TLとかで被ってなかなかいけないんですよね。
過去にNZ代表Curtis Palmer,Cameron Leslieなんて出場してましたからね。特にCameron Leslieなんて間違ってなければLondon ParalympicのSwimで金メダル取ってますからね。日本は今日勝ちましたね。
米国戦も楽しみです。
やすさん、ウィルチェアラグビーは、ラグビーユニオン同様にタックルが見ものの一つですよね。確かに激しいですし、火花とか出そうです。
これでボールが楕円球だったら…って思うんですけど、きっときちんとした理由があってのバレーボールだと思うのでそこは気にしないことにします。
bowpaさん、さすが、お詳しいですね。
そう、日本は初戦を見事に勝利で飾りましたね。亜米利加は世界ランク一位の強豪ですけど、是非とも頑張って勝利を収めてもらいたいですよね。昨日の試合結果を見る限り、どの試合も10点前後の差しかついていないようで、どの試合も接戦だったんだろうなと思います。
興味深い内容ですね。
しかし4位とは凄いですね☆
asakoちゃん、頑張ってほしいよねー。残念ながら世界ランク1位のアメリカには負けてしまいました。トホホ。
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