2012年9月11日火曜日

楕円球じゃなくても闘球は闘球です。

今日は久しぶりに定時退社することができたので、


試合日から二日遅れでやっと楽しみにしていたゲームのハイライト(録画)を見ました。


パラリンピックのウィルチェアラグビー(車椅子ラグビー)の三位決定戦、日本対亜米利加。


アタシの心の中で、勝手に「Wheel Blossoms」と名付けて応援していた日本代表。


日本が世界ランク4位のラグビーが存在するという事実。


準決勝で濠太剌利に敗れ、三位決定戦では亜米利加に惜敗、四位入賞となりました。




日本が準決勝で敗れた濠太剌利が加奈陀を66対51で下して金メダル。


現在の世界ランク(IWRFランキング; International Wheelchair Rugby Federation)


四強がそのまま準決勝に進んだんですね。


ボールは楕円球ではないですし、


ボールを持ったら10秒以内にドリブルをするかパスしなければいけませんし、


スローフォワードOKですし、


普段から見慣れているラグビーとは随分違う部分も多々ありますけど、


フェイントをかけて相手のディフェンスの間を巧みに抜けていく姿は


Shane Williamsのスーパーステップに通じるものを感じました。


選手が4人ということもあり、セブンズのようなスピーディーな試合展開。


そして、まるで重戦車のような特注の車椅子同士の激しいタックルは


ラグビーユニオンやラグビーリーグのそれに勝るとも劣らない迫力と


常にケガとの隣り合わせという危険をも楽しんでしまう「男の中の男のスポーツ」


であることを証明していました。まさに「闘球」。


(あ、女子ラグビーももちろん応援してますよ…。)


四年後のオリンピックは伯剌西爾(←ブラジルでございまする。)


地球の反対側だから、観戦に行くにはちょっと遠いですかねー。


日本代表の皆さま、お疲れさまでした。


リオではメダルが取れますように。











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2 件のコメント:

bowpa さんのコメント...

こんばんは。
アテネ、北京の惨敗から4年でこの結果は
凄い以外言葉がありません。6月に米国に
初めて??勝ったのでもしや・・・と
思ったんですけど。米国強かった。
6月サモア戦の際に日本代表紹介イベント、
7月記者会見等あったので秩父宮での帰国後
の報告会がないのが残念です。
ある選手は合宿、遠征を自腹で払う為貯金を
使い果たし競技用の車いす購入費を仲間やス
タッフのカンパで支えられながら競技を続け
こんだけ結果残している訳ですから遠征費、
強化費とか何とかしてもらいたいです。

まーこ。 さんのコメント...

bowpaさん、日本代表はアテネでは最下位だったんですよね。着実に順位を上げているということは、スポーツの世界で重視される「結果」がきちんと出ているということですよね。だから今回はメダルは取れませんでしたけど、このペースで4年後は確実にメダルや世界の頂点が狙えるチームになってほしいです。
選手の皆さんは、通常のユニオンや7人制の選手に比べ、移動や遠征、合宿等でのさまざまな負担が大きいと思います。もちろん費用面も含め。ユニオンも強くなってほしいし、4年後に向けて7人制も強化をすすめてほしいですが、同様にこちらの選手へのサポートもしないといけませんね。