現役時代のことは全く知らないけれど、テストマッチ出場記録が100を超えているとか元日本代表の大畑大介に抜かれるまでテストマッチのトライの世界記録保持者だったとか、(ちなみにそれに続く世界第3位の記録保持者はShane Williamsですけど)きっとすんごいスーパースターだったんだろうなぁと思っていた元WallabiesのDavid Campese。
女性差別とも取れるコメントをTwitterで発信してしまい、世界中から非難の嵐にさらされてしまったんだそうです。本人は、問題のツィートは既に削除して謝罪もしたそうですけどWallabiesメンバーという点で「身内」とも言うべきDavid Pocockはこんなレスポンスをしてました。Really sad to see journos attacked based on their gender. Or a grown woman referred to as a 'girl' #destroyingthejoint twitter.com/pocockdavid/st…
— David Pocockさん (@pocockdavid) 11月 27, 2012問題になったDavid Campeseのツィートは「どうしてsmh(Sydney Morning Herald)は女の子にラグビーの記事を書かせるんだろう? (前任の)Greg Growdenは素晴らしい記者だったけれど、現在の担当のどっかの誰かさんはゲームのことなんて分かってない!」という内容。SMHで長きに渡り主任記者を務めていたGreg Growden氏は、今年上旬に職を辞しておりその後任として着任していたのが女性のGeorgina Robinson記者だったんだそうです。David Pocockのツィートは「ジャーナリストが性別を理由に非難されるのを、もしくは一人の立派な女性が”女の子”と揶揄されるのを目にするのはとても残念だ。」というものでした。女子ラグビーの普及が進んでいるとは言え、やっぱりイメージとしては「ラグビーは男のスポーツ」。David Campeseもそういう「男の世界」に対するこだわりが強かったんでしょうか…。でも、よーく考えればラグビー界で活躍している女性って結構いますよね。日本代表の専属通訳の方は女性ですし、トップリーグのサントリーや黒羊組の通訳も女性。他のチームにも女性の通訳の方がいるのかもしれません。Jsp●rtsで放送されている「TOTAL RUGBY」で日本語訳の字幕をつけている方も女性。世界に目を向ければ、あのAll Blacksの担当ドクターはDeb Robinson医師という女性。2015年に英蘭で開催されるワールドカップのCEOも女性ですもんね。(2012/09/05 www.mailonline.co.uk)仕事の場で必要以上に「女」を武器にするのはご法度だと思いますが、同時に「女を捨てる」必要も無い。もし「女性らしさ」が本人のパフォーマンスや周囲に良い影響を与えるのであればそれはそれでいいんじゃないのかなーと思うんですけどね。アタシ個人としては、相手に明らかに非があることが確認されていない状態でしかも非難/批判対象が誰なのか特定できてしまうような「口撃」を公の場でしてしまうのはちょっとよろしくないのでは?????と思っている次第です。一度口に出してしまったら(または活字にしてしまったら)、記録も記憶もなかなか消せないですもんね。
2012年11月29日木曜日
「女子はラグビー担当記者になるべからず。」by David Campese
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2012年11月27日火曜日
Dan Carter、来年パパに。
今日は朝からおめでたいニュースがありました。
Dan様、来年にパパになるそうです
Thought it was time to share our exciting news.. @honorcarter is 21 weeks pregnant! We are both very excited about being parents #BabyCarter
— Dan Carterさん (@DanCarter) 11月 26, 2012
(とても胸の高鳴るニュースを皆さんにお知らせする時が来たと思いました。
妻が妊娠21週目に入りました!
パパとママになることについて、二人共とてもワクワクしています。)
昨年12月9日の極秘挙式に続くおめでたいニュースということで
新西蘭の報道サイトはこのニュースが載っていないサイトは無いほど。
今週末に代表チーム同士の対戦を控えたRFU(英蘭協会)までお祝いのメッセージを送ってました。
@dancarter @honorcarter Congratulations both. Dan, see you Saturday #EngvNZ
— Official RFUさん (@Official_RFU) 11月 26, 2012
美男美女のアスリートカップルのお子さんですからそりゃー、見た目は絶対に可愛いでしょうし、運動神経も抜群なんだろうなぁ。。。。。Dan様のお父様は、マスコミの取材に対し
「とにかく健康に生まれてきてくれればそれでいい。」とコメントしてましたが
「男だったら将来はAll Blacksか?」なんてことを周囲が期待するのは当然でしょうね。
まーこ。は、同じ女性として夏と冬、お腹が大きいので大変なのはどっちだろう???とか妊娠初期の頃ってまだ現役バリバリでホッケーの試合に出てたんじゃなかったっけ???とかむしろ奥様の体調が気になってしまったりします。出産予定日は来年3月後半から4月だそうです。そして、2015年の次のワールドカップが終わったら、Jerome KainoやShane Williamsのように「家族と過ごす時間を大切にしたいので。」とかいう理由で日本に来ちゃったりして?????または、新西蘭で家族全員でこのブランドのモデルとか?????とにかく、おめでとうございまーす。
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Dan Carter
Shane WilliamsのMovember。
11月と言えば、南半球の強豪国がこぞって北半球に遠征し、テストマッチを行う月。その試合のハイライトや報道写真を見るたびに目につく、もとい目が釘付けになるのがMovemberキャンペーンに伴う立派な口ひげを蓄えた面々。前立腺癌や睾丸癌をはじめとする、男性特有の癌や病気の撲滅を目指すキャンペーンとして男性が口ひげを伸ばし、寄付を募るというもの。真っ先に思い浮かぶのは、Movemberの本場、濠太剌利。飛行機まで…。うーん、皆さん、あんまり伸びてませんね…。あ、でもこの二人は…。先週末に待ちに待ったAll Blacksの試合のテレビ放送がありましたけど皆さん、スゴイことになってました…。個人的には、「うわぁ、似合う~っ。」と思えるような殿方は見当たらなかったような…。あたしも僅かながら寄付をしました。今年は11月がウィンドウマンスでトップリーグがお休みということもあり、各チームの殿方がどんな一ヶ月を過ごしているのか分からないのですが少なくともほぼ毎週試合を見に行っていたこの方は、間違いなくMovemberに参加していると思われます。はい、11月3日時点。はい、11月10日時点。なんだか熊五郎みたいだな…。でもって、11月24日時点。個人的には、11月3日くらいの感じがよろしいかと思います。。。。。残念ながらWallabiesと同じく試合のテレビ放送が全くない愛蘭の面々もMovember参加中。12月1日のAll Blacks対英蘭は両チームともどんな口ひげを蓄えた殿方が見られるか楽しみです。。。あ、月が変わって剃っちゃうとか?????
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2012年11月26日月曜日
Tom Donnellyの右足に何が!?(後篇)
試合当日のウォーミングアップ中に急遽欠場が決まったTom Donnelly。幻のメンバー表。ハーフタイム中にベンチから姿を見せましたが、その表情は曇っていました。そして後半。いよいよこの人がスタンバイ。それにしてもすごい脚力です。Shane Williamsはこの日も2トライを決める活躍を見せました。何人ものタックルをするりと抜けてあっという間に独走態勢に入ってしまいます。こんなに体が傾いてもビクともしません。あっという間にするりと抜けて、そして体勢を戻して加速→独走。最後は余裕のトライ。Dave Walderとの交代ということで、もしかしてコンバージョンキックは…と思いましたがこの日は一本も蹴りませんでした。(残念)試合はダイナボアーズが快勝しました。でも、Tom Donnellyに続き心配な光景。Dave Walder、後半に交代する時に少し足を引きずっていました。こちらの右足も…。大丈夫ですかね…。試合終了後に以前に撮ってもらった写真にサインをもらったのですが、その時に「大丈夫ですか?」と声をかけたところこの日のアクシデントはホントにウォーミングアップ中に起きた突然のことで本人も原因がわからないとのこと。「I should be able to play next week.」(来週はプレーできるはずだよ。)という言葉を聞いて一安心。もしかしたら、病院に検査に行ったりするのかもしれませんけど重症でないことを祈るばかりです。だってまだ日本でジャージー姿見たいですもんね。あ、「なんですぐブーツを脱いじゃうんですか?」って聞くの忘れた…。
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2012年11月25日日曜日
Tom Donnellyの右足に何が!?(前篇)
昨日は、NonuガールズのAちゃんと横浜のニッパツ三ツ沢競技場に行ってきました。先月にもトップリーグの試合観戦のために訪れたこちらの競技場。前回同様に横浜駅からバスで向かいました。釜石シーウェイブスの試合を見るのは今回が初めてです。会場入り口のすぐ側に両チームのテントが並んでいました。ダイナボアーズのテントで「ファーストトライは誰だ!」の投票をすべく、メンバー表とにらめっこ中のAちゃん。まーこ。はTom Donnellyに一票を入れました。(↑証拠写真はありませんけど、ホントです。)この試合は有料でしたが、とある方のご厚意でチケットを2枚プレゼントしていただきました。ちなみに、この方も「まーこ。」さん。本名が「ま●こ」さんなのだそうです。前日はあいにくの雨。土曜も朝からどんよりとした曇り空。でも、お昼前から太陽が出てラグビー観戦日和となりました。ダイナボアーズのメンバーもウォーミングアップ開始。え、もしかして、今日も蹴っちゃうの?????しかーし。事件はおきました…。バックス陣とフォワード陣別々のウォーミングアップを終えチーム全体でのウォーミングアップが始まってから間もなく約一名、ここで動きが止まってしまったのです…。すでにブーツを脱いでしまっている選手約一名。そうです、いつも試合終了と共にブーツを脱ぐTom Donnelly。右足に何かアクシデントが起きたんでしょうか…。関係者の方が、両手で小さく「X」を作る仕草が見えました。そしてこのまま、Tom Donnellyは欠場が決定。試合が始まる前から、アタシの「ファーストトライは誰だ!」の投票は外れる結果となりました。。。そして午後1時キックオフ。先月の黒羊組の試合はバックスタンドから観戦しましたが、今回はメインスタンドでダイナボアーズの応援団の近くに座りました。ラグビーとサッカーの専用競技場のため、ピッチがとても近いのは嬉しい限り。先制したのはダイナボアーズ。前半終了直前に釜石シーウェイブスの初トライが決まりました。応援名物の大漁旗を掲げて喜ぶファン。マスコットも大喜び。試合後半の模様は後ほど。(続く。)
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Top East,
Top League
2012年11月23日金曜日
もしも突然目の前に○○と○○が現れたら…。
今週は、仕事でトラブル続き…。ため息ばかりの毎日を送るまーこ。です。あと数時間後には休日出社の予定、トホホ。そんなアタシの今週の休憩時間の楽しみはこれでした。目の前に現れたのは…。2年前の10月末に、香港でBledisloe Cupのキャプテンズランの直前にこの二人に写真を撮ってもらったことを思い出しました。心境としては、まさしくここにでてくるファンと同じ。「心臓が止まりそう。」とか「心臓が口から出てきそう。」とか「手の震えが止まらない。」とか。これから先、写真を撮ってもらったり、サインをお願いできるような機会があるかどうかはわかりませんが少なくともAll BlacksやSuper Rugbyの試合を観に行くためにはお金を貯めないと!そのためには仕事も頑張らないといけませんね。今週末は待ちに待ったAll Blacksの試合のテレビ放送もありますし。夏に買っておいたマフラーの出番がやっと…。
さ、明日(っていうか今日だけど)も頑張ろうっと。いつかまた、会いたいなぁ…。
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All Blacks,
Dan Carter
2012年11月20日火曜日
Nevin Spence、最初で最後の代表戦を忘れない。(後篇)
Nevin Spenceがピッチに登場したのは、試合終了間際、78分のことでした。押しも押されぬ愛蘭の大スター、そして偉大なるキャプテンのBrian O'Doriscollが見守る中
(一番前に座っているのがBrian O'Driscoll) Nevin Spenceは、この試合で2トライを決める活躍を見せた14番のCraig Gilroyとの交代でした。試合は、Baa-Baasの大逆転勝利。大喜びのBaa-Baasの選手達とは対照的に、愛蘭のメンバーは、足早にロッカールームへと姿を消しました。Nevin Spenceの出番もあっという間に終了…。と思ったのもつかの間、当日の控えメンバーの何人かがトレーニングキットに着替えて再び登場。その中には、Nevin Spenceの姿もありました。Baa-Baasの選手達がグラウンドのあちこちでファンサービスや取材に応じる中、黙々とサーキットトレーニングに励んでいた愛蘭の面々。ホントにきつそう…。順調にキャリアを積んでいけば、2019年の日本開催のワールドカップにチームの主力として来日していたかもしれないNevin Spence。本当に残念です。どうぞ安らかに。
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2012年11月18日日曜日
Nevin Spence、最初で最後の代表戦を忘れない。(前篇)
約2ヶ月前に、世界中のラグビーファンや関係者を悲しみに包んだ愛蘭の若手有望株、Nevin Spenceの事故死のニュース。(2012/09/17 rugby-rp.com)彼が出場した今年5月29日の愛蘭対Barbariansの一戦は代表キャップとしては認められませんが、結果的に彼にとって最初で最後の代表戦となりました。
(当日購入したパンフレットより) 事故死のニュースがでるまでこの選手のことは全然知らなかったのですが、彼が愛蘭代表のジャージーに袖を通しピッチに立った姿を偶然にもスタジアムで目にすることができたこと、一ラグビーファンとして、これからも忘れないでいようと思います。試合の時に撮影した膨大な枚数の写真の中にNevin Spenceの姿がありました。試合前のウォーミングアップ。右端の数人の選手の中にいる、プラチナブロンドの髪が印象的な選手がNevin Spence。国歌斉唱の時に一番端に立っていたのは、代表として初出場だったからでしょうか。代表戦でしか聞くことのできない国歌斉唱。歌詞はわからずとも、スタジアムを包む大きな歌声に身震いを覚える瞬間は、テレビ観戦ではなかなか味わうことのできないスタジアム観戦の醍醐味の一つ。見ているファン以上に、選手の皆さんの胸や頭にはいろいろな思いが浮かぶんでしょうね。この試合の彼の背番号は21番。試合前半、ベンチの最前列でじっと試合の行方を見守るNevin Spence。(中央)途中で他の控え選手と共にウォーミングアップへと向かいました。(続く)。
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