2014年6月29日日曜日

昨年来日したウェールズ代表の一人が選手生命に関わる大怪我。

先週の日曜は、悪天候だったこともあり、自宅でWorld Club 10'sの試合をネット観戦してました。


日本では全然話題にならず報道もされませんでしたけど


北半球からPremiershipやPro12に所属するチーム、南半球からはSuper Rugbyのチームや


4月に来日したAsia Pacific Dragons等層々たる顔ぶれのチームが出場していたんです。


そこで優勝したのはSuper RugbyのBluesだったんですが

(ちなみにキャプテンはPiri Weepu)


三位決定戦で負傷し、担架で運ばれた選手がいました。


彼の名前はCardiff BluesのOwen Williams。


(2014/06/25 http://www.walesonline.co.uk/)


昨年の日本代表戦でウェールズ代表として初キャップを獲得した選手だったそうなんです。


(2013年6月 秩父宮にて撮影)
 

調べてみると、花園で行われた第一戦、秩父宮で行われた第二戦共に13番で先発出場してました。


怪我の内容は、頸椎と脊髄の損傷。


すぐにウェールズからご両親、ご兄弟、そして所属するCardiff Bluesのシニアマネジメントの面々が


大会が行われたシンガポールの病院に駆け付けたそうで


ウェールズの病院へ搬送するために、骨を固定する手術を受けたとのこと。


専門的なことは全くわかりませんが、状況を聞くだけでもどれだけ深刻な怪我かは容易に想像がつきます。


(2013年6月 秩父宮にて撮影)


第一報が報じられてから、ずっとニュースを追っているのですが詳細については発表されていません。


チーム側からも、「彼と家族のプライバシーを尊重してほしい。」というアナウンスがあったようです。


まだ22歳。


またこのジャージーに身を包んだ姿を見ることができるとよいのですが。




遠い遠い日本から一日も早く怪我が治ることを祈りたいと思います。



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2014年6月28日土曜日

闘将Richie McCaw肋骨骨折、Super Rugby欠場へ。

今月のAll Blacksのテストマッチ3試合は、全てスポーツバーで観戦しました。


第一戦と第二戦は、最後までどちらが勝つかわからない大接戦だったものの


やっぱりAll Blacksは強い!という印象が強く残った三連戦でした。


そんなAll Blacksのキャプテンであり、「顔」とも言えるキャプテンのRichie McCawは


このテストマッチ期間中に肋骨を骨折して


今日から再開されるSuper Rugbyの残り3試合のリーグ戦を欠場する見込みなんですって。


(2014/06/24 www.stuff.co.nz)


最終戦(第三戦)の前に肋骨の痛みを覚えたRichie McCawは


チームドクターの診断を受けたものの、その時の診断は「恐らく強い打ち身による痛みで骨折では無い」


というものだったそうで、第三戦も先発出場したのだそう。


でも、今週の月曜の検査で肋骨が折れていることがわかったんですって。


もしかしたら第三戦の前の時点で既に折れていたのかもしれないし


第三戦の試合中に折れたのかもしれない…ということなんですって。


ってことは、肋骨が折れた状態で第三戦をフル出場してたってことですよねぇ…。




しかもその後でプレスカンファレンスでインタビューに答えたり…。




昨年、アタシの父は交通事故(衝突事故)を起こして肋骨にひびが入ったんですが


お医者さんから言われたのは「自然治癒しか治る方法がないので安静にしてください。」というもの。


体を横にしたり起き上がったりするだけでも、とんでもなく痛いと言ってたんですが


Richie McCawの場合はどうなんでしょうか…。


痛くないはずはないと思うんですけど、


やっぱりその精神力は「人並み外れた」というような形容詞では表しきれないのほどのものなんでしょうね。


それにしても、今日はせっかく十字軍の試合のテレビ放送があるのに、姿が見れないのは残念です。




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2014年6月22日日曜日

テレビに映らなかった?日本代表対イタリア代表戦いろいろ。

昨日は、3週間ぶりの秩父宮でした。




週間予報ではずっと降水確率が40%でしたが、当日はピーカンのいいお天気でした。


普段は、スタジアムでお酒を口にすることはほとんどないのですが


今回はお友達の差し入れで缶ビールを一本。
 



やっぱり暑い日には冷えたビールに限りますね!!!




イタリア代表の試合をスタジアム観戦するのは、2011年のワールドカップ以来のことでした。(こちら☆




今年の6 Nationsでは揮わなかった印象のイタリア代表は、今回の春のテストマッチも大苦戦。


それでも、この超重量級フォワードを生で見れるのは嬉しい限り。




連勝中の日本代表との対決、さてどうなりますかねー。




スタジアム観戦のメリットの一つは、テレビ放送されないウォーミングアップをじっくり見れることでしょうか。




今回は、試合前にちびっこチアリーダーのパフォーマンスもありました。




意識してたわけじゃないんですが(ホントに)、ふと気づいたら


アタシ、イタリア代表と同じカラーコーディネイトでござんした…。あちゃー。




この試合を見たら、次に国内でテストマッチが見れるのは11月ですかねぇ…。


協会からの正式発表は何もありませんが。




そうそう、この試合、トップリーグキャプテン会議の発案で


宮城県在住のラグビースクールの子供たちやその関係者が招待されていたんですよね。


(2014/06/20)




バックスタンドの上段には、応援グッズやお土産が入っていると思われるバッグを参加者に配る


選手の皆さんの姿がありました。




何が入っていたんだろう?????




このステキな二人はとーっても目立ってました。




2011年のワールドカップのプール戦、Berrick Barnsは怪我のためにイタリア戦は欠場。


もしかして、その時のことを思い出したりしてたりして???


試合の詳細については割愛しますが、アタシが試合中に気になったこといろいろ。




新しくなった電光掲示板は、こんなマルチスクリーン対応になりました。


これ、いいですよねー。


できれば、もう一つ反対側のゴール裏にも設置してくれたら嬉しいんだけどなー。


イタリア代表のジャージーには、今回の遠征で対戦した代表チームのエンブレムが刺繍されていました。



ん?テーピングに「くろ」って書いてある?????


んでもって、アタシがずーっと気になって仕方がなかったのは。



 
あらー?ストッキングを二重に履いてるのかしら、この方…。




なんで片足だけズルーっとずり下がっちゃってたんですかね…。



 
雨になったら行くのを辞めていたかもしれないこの試合。


でもやっぱりスタジアム観戦してよかったです。


 

ピッチが近い秩父宮のバックスタンド、やっぱりいいですよね。



 
日本代表の勝利を見届け、All Blacksを応援すべく都内のスポーツバーへと移動したアタシ達でした。


 











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2014年6月11日水曜日

日本代表を応援するワイン!?

東京は、先週後半からずっと雨模様。


5月30日の秩父宮のナイターの日本代表対サモア代表の試合の時とは大違いです。


あの日はホントにビールが美味しい夜でした・・・。


その週末、自宅でワインを飲もうと小さなセラーの中から「今夜の一本」を選んでいたときのこと。


「あー、せっかくだから、このワインを持っていってみんなで飲めばよかったなー。」


と思えるワインが眠っていました。


エチケットに美しい桜が描かれているこちらのワイン、日本代表にピッタリだと思いません?




しかも、このワインの名前は「SAKURA SHIRAZ」(サクラ・シラーズ)なんです。


残念ながら、日本のものではなくオーストラリア産。


フランスやイタリアには目もくれず、ニュージーランドやオーストラリアのワインばかりを


購入するアタシが一番好きなのは、オーストラリア産のシラーズ。


ほんのりとベリーやプラムの甘さすら感じる濃厚な果実味と


どっしりとしたタンニンの力強さが特徴のオーストラリアのシラーズの中でも


このSAKURA SHIRAZは特にお気に入りで、毎年必ず数本購入しています。


ちょうど3月後半から4月上旬のお花見シーズンにはDEAN & DELUCAでも販売されていました。


昨年購入したものの最後の一本をずっとセラーに入れていて、とっておきの時に飲もうと思ってたんですが

タイミングを逃してしまっていたのでした。




この美しいエチケットには、戦争の悲しい歴史と日本との友好関係を深めたいという


背景があるのだそうです。


第二次世界大戦終戦直前の1944年、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の「カウラ」という場所で


捕虜になっていた約1,000人の日本兵がその誇りを貫くために大脱走を企て


200人以上が命を落とす結果となりました。


カウラの人々は、この亡くなった日本兵を弔いそして日本との友好関係を深めるために


日本人墓地や日本庭園、日本文化センターをつくり約2,000本の桜の木を5kmに渡って植えたのだそう。


今では、毎年10月に「桜祭り」が行なわれているんですって。


その桜をモチーフにしたのがこの赤ワイン。


「桜」、そして「赤」といえば、Brave Blossomsの愛称で知られる日本代表ですよね。


売り切れのお店も多いですが、探せばまだ買えますよ。(↓下の写真をクリック)







お、国産の桜ワインもあるらしい・・・。





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2014年6月8日日曜日

TJ PerenaraのAll Blacksデビュー戦を六本木で観戦。

昨日は、テレビ放送のなかったニュージーランド 対 イングランドの試合をどうしても見たかったので


海外ラグビー好きの美人女子のお友達と六本木のスポーツバーまで行ってきました。


この悪天候だったらお店はそれほど混まないだろうと思ったのは大誤算。


キックオフの30分以上前にお店に着いたお友達のおかげで着席して試合を見ることができました。


試合が始まってからもお客さんが増え続けていった店内はこんな感じ。




どー見ても、ここは日本じゃないざんす。。。。。


All Blacksの応援をするはずだったのに、イングランドの飲み物をオーダーしちゃったよ…。




この日は、インターネットが不調だったのか、毎分のように映像と音声が止まってしまうありさま。


しかも大事な場面で画面が止まり、そのたびにお店中から大きなため息がこぼれました。


それでも、まるで現地のスポーツバーにいるような感覚を楽しみながら


この試合を見ることができてよかったです。




試合は、両チームともに決め手を欠き、淡々とPGで得点を重ねて行く…といった展開で


どちらが勝ってもおかしくないように思えました。


イングランド代表の定番の応援ソング、Swing Low, Sweet Chariotの大合唱が


お店を包みこんだのは一度だけ。 (しかもトライの場面ではありませんでした。)


最後の最後、77分にConrad Smithが決めたこの試合唯一のトライで勝負が決まりました。


イングランド代表は、1995年以来20年ぶりのEden Parkでの勝利はならず…。




アタシがこの試合で嬉しかったのは、試合の後半から登場したTJ Perenaraの初キャップ。


昨年11月には、日本にも来ましたよねー。


(2013年11月 秩父宮にて撮影)


日本代表戦のスコッドにその名前はなかったものの、試合前も雨が強くなった試合後も黙々と練習に励み


たった一人でゴール裏のフェンス越しにずっとサインに応じていた後ろ姿がとても印象に残っていた彼。


(2013年11月 アイルランド・ダブリンにて)


その後の北半球遠征の3連戦でも残念ながら出番無し。


2013年の最終戦となった対アイルランド戦ではベンチ入りしたものの、出番はありませんでした。




「待ちに待ったデビュー戦、特に緊迫した試合での出場はどうだった?」という問いに


「興奮して胸が高鳴ったよ。


試合に出たかったし、特に接戦の状況で自分の番号が呼ばれて凄くドキドキした。


ただ、半年前やそれ以上前にチームに召集された時に比べれば


自分なりにしっかり準備をしてきたから、自分のプレーには自信があったんだ。


コーチ陣にもいい印象を与えられたんじゃないかと思う。試合を思い切り楽しめたよ。」


とのこと。ホントに嬉しそうな表情ですよねぇ。


興味深かったのは、この試合の次にテレビ放送があったオーストラリア 対 フランス戦が始まると


あっという間にお客さんがいなくなってしまったこと。


テーブルは埋まってはいましたが、試合を熱心に見ていたファンはとても少なかったように思います。


やっぱり、All Blacksとイングランドって、どちらも人気があるんですね。


いつの日か、スタジアムでこの対戦カードの試合を見てみたいものですが


果たしていつになることやら…。







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2014年6月5日木曜日

Schalk Burger一家が経営するワイナリーのワインが飲みたい。

先日、南アフリカ代表68キャップのSchalk Burgerの来日が発表されましたよね。


入団するのがサントリーということで、アタクシ、これを機に是非とも実現してほしいことがあります。


それは、彼の家族が経営するワイナリーで作っているワインを輸入・販売してほしい!!!


Schalk Burgerと言えば、お父さんもかつてはSpringboksでプレーしたラガーマン。


(お父さんの名前もSchalk Burgerで、サントリーに入団する彼はSchalk Burger Jr. と


表記されることもありますよね。)


現在は、南アフリカのケープタウンから車で一時間ほどのウェリントンという場所で


Schalk Burger & Sons Welbedacht Wine Estateというワイナリーを経営しているんですって。




1995年にAf-en-toeというワイン畑を購入したのをきっかけに起業し、


1997年にWelbedachatのワイン畑を購入したんですって。(くわしくはこちら☆を)


動画を見る限りだと「ヴェルベダクト」という発音に聞こえますけど


正しい発音は、是非ともご本人に直接教えていただきたいものですね。


Schalk Burgerの弟のTiaanさんもかつてはラガーマンだったそうですが


現在は、引退してこのワイナリーのマーケティングの仕事をしているんだそう。




敷地内にはクリケット場もあり、またSchalk Burgerと弟のTiaanさんがクリケット選手としても


大活躍していたこともあって 「Cricket Pitch」という名前のワインまであるんですって。


合計すると180ヘクタールを超える二つのワイン畑で収穫するブドウは年間1400トン。


そのうちの75%は赤ブドウ品種(なんと13品種)、25%が白ブドウ(5品種)なのだそう。


Springboksファンならずとも、ラグビー好き&ワイン好きなら是非とも飲んでみたいものですよね。


生産しているワインはこちら☆からご覧いただけます。


「No.6」という名前のワインは、背番号か何かと関係あるのかしら???


ちなみに、Schalk Burgerが結婚式と披露宴を挙げたのも、このワイナリーの敷地内だったそうです。




HPを見る限り、日本では取り扱いがないみたいなんですよねー。


トップリーグが始まるまでに、なんとかならないかしら???


試合会場のサントリーの応援グッズを販売するテントでこのワインを売ってくれたら


アタシ、絶対買うんですけど。。。



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2014年6月4日水曜日

日本でもSETANTA SPORTSが視聴できたらいいのに…。

先週末は、海外ラグビーファンには見逃せない試合が目白押しでした。


マジメに一泊四日の強行日程で見に行っちゃおうかと皮算用までした(こちら☆


ロンドン・トゥイッケナムの二連戦、Aviva Premiershipの決勝(5月31日)と




元All Blacksや元Wallabiesの豪華メンバーを中心に構成された


(&現役引退したはずのAndrew Horeも出場した)


Baa-Baasが勝利を収めた対イングランドXV戦(6月1日)に加え




アイルランドの英雄、Brian O'Driscollと大ベテランのLeo Cullenの現役引退試合となった


Rabo Direct Pro12の決勝、Leinster対Glasgow Warriorsの一戦や




(ちなみにBrian O'Doriscollはスタメン出場したものの、足を負傷して途中退場しちゃったそう。)


フランスのFrench 14の決勝では、WilkoことJonny Wilkinsonの所属するToulonが


Heineken Cupと合わせて二冠を達成しました。





日本では、上記の試合は一試合もテレビ放送がありませんでしたよね。


でも、香港やシンガポール、お隣の台湾ではこの試合を全て見ることができたんです。


アジア圏内では、それ以外だとマレーシア、ブルネイ、タイ、スリランカ、モンゴル、


インドネシア、インド、フィリピン。


それはSETANTA SPORTSという有料のスポーツチャンネル。




The Rugby ChampionshipやSix Nations、6月と11月のテストマッチはもちろんのこと、


南半球のSuper RugbyやITM Cup, Currie Cupに北半球のHeineken Cup,


RaboDirect Pro12, Aviva Premiership, French 14, Anglo-Welsh Cup (LV Cup)等


世界中の最高峰レベルのクラブリーグの試合を全て放送してくれます。


ラグビーリーグの放送もあります。


視聴方法は、テレビの他、インターネットやモバイルアプリ等ですが


日本からはいずれの方法でも見ることができません。


このチャンネルで放送されているラグビーの試合を、海外のスポーツバーや友人宅のテレビで


見たことがありますが、当然の如く画像も音声も鮮明。


都内の某スポーツバー等でインターネット経由で受信・放送しているラグビーの試合は


どうしても画質が落ちるんですよね。


「日本じゃ海外のラグビーの試合ってほとんど見れないんだよ。」と


香港やシンガポールにいる友達に話すと


「え、SETANTA SPORTSで見ればいいじゃん。」という返事がほぼ必ず返ってくるほど


ラグビーファンには有名なスポーツチャンネルのようです。


Js●or●sさん、なんとかなりませんかねぇ…。


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