東京は、先週後半からずっと雨模様。
5月30日の秩父宮のナイターの日本代表対サモア代表の試合の時とは大違いです。
あの日はホントにビールが美味しい夜でした・・・。
その週末、自宅でワインを飲もうと小さなセラーの中から「今夜の一本」を選んでいたときのこと。
「あー、せっかくだから、このワインを持っていってみんなで飲めばよかったなー。」
と思えるワインが眠っていました。
エチケットに美しい桜が描かれているこちらのワイン、日本代表にピッタリだと思いません?
しかも、このワインの名前は「SAKURA SHIRAZ」(サクラ・シラーズ)なんです。
残念ながら、日本のものではなくオーストラリア産。
フランスやイタリアには目もくれず、ニュージーランドやオーストラリアのワインばかりを
購入するアタシが一番好きなのは、オーストラリア産のシラーズ。
ほんのりとベリーやプラムの甘さすら感じる濃厚な果実味と
どっしりとしたタンニンの力強さが特徴のオーストラリアのシラーズの中でも
このSAKURA SHIRAZは特にお気に入りで、毎年必ず数本購入しています。
ちょうど3月後半から4月上旬のお花見シーズンにはDEAN & DELUCAでも販売されていました。
昨年購入したものの最後の一本をずっとセラーに入れていて、とっておきの時に飲もうと思ってたんですが
タイミングを逃してしまっていたのでした。
この美しいエチケットには、戦争の悲しい歴史と日本との友好関係を深めたいという
背景があるのだそうです。
第二次世界大戦終戦直前の1944年、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の「カウラ」という場所で
捕虜になっていた約1,000人の日本兵がその誇りを貫くために大脱走を企て
200人以上が命を落とす結果となりました。
カウラの人々は、この亡くなった日本兵を弔いそして日本との友好関係を深めるために
日本人墓地や日本庭園、日本文化センターをつくり約2,000本の桜の木を5kmに渡って植えたのだそう。
今では、毎年10月に「桜祭り」が行なわれているんですって。
その桜をモチーフにしたのがこの赤ワイン。
「桜」、そして「赤」といえば、Brave Blossomsの愛称で知られる日本代表ですよね。
売り切れのお店も多いですが、探せばまだ買えますよ。(↓下の写真をクリック)
お、国産の桜ワインもあるらしい・・・。
2 件のコメント:
素敵なワインですね。
探して味わってみます。
タカヒロさん、リコメがすっかり遅くなってしまってごめんなさいねー。
写真をクリックしていただくと、そこから購入できますよー。是非ともお試しあれ。
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