土曜の秩父宮の第二試合、東芝対クボタの試合前のウォーミングアップでのこと。東芝の選手の皆さんは、トレーニング用ジャージーを着用していましたが、その中にただ一人だけシングレットに身を包んだ選手の姿がありました。この両肩のグルグル巻きのテーピングを見れば一目瞭然。両肩に合計5回もメスを入れているRichard Kahui。ファンやマスコミから「Glass Shoulders」(ガラスの肩)と揶揄されることも多数。二年契約で東芝に加入し、今シーズンで契約終了となるわけですが彼の来季の動向に関するニュースが先週に出ていました。(2014/09/03 www.3news.co.nz)「体調が良ければ家族と共にニュージーランドへ帰国、そうでなければ恐らく日本残留。」という選択をするんだそうで、その決断は恐らく2,3週間のうちに下されることになるんだそう。帰国となれば、来日前までプレーしていたChiefsに復帰する可能性が高いみたいです。母国を離れて、改めてAll Blacksが特別な存在であることを実感すると共にもう一度そのメンバーとしてプレーしたい、という気持ちが強くなり「チャンスがあるのなら、自ら名乗りを上げたい。」と。トップリーグ開幕直前のインタビュー記事では「2015年のワールドカップに関しては、実はあまり考えていません。それよりも今は、東芝でチャンピオンになることに専念しようと思っています。」って答えてましたけど(こちら☆)もしかしてリップサービスだったのか、もしくは、ほぼ同時期に開幕したThe Rugby Championshipを見て気持ちに変化が出たんですかね?それなら、今季終了と共にニュージーランドに戻り、ワールドカップが終わったらまた日本に来れば?なんて都合のいいことを考えてしまうアタシですけど(だって、All Blacksで活躍するところも見たいし、でも日本で目の前でプレーする姿も見たいし…。)All Blacks復帰を目指して頑張り過ぎて、再び肩を痛めて現役引退…なんていう最悪のシナリオだって起こりうるわけですもんね。それを重々承知しているのはご本人でしょうし、結婚してお子さんも生まれた今は経済面での安定性も今後のキャリアを考える上での重要なファクターの一つでしょうし。途中交代でベンチに下がるときに、必ずピッチサイドで一礼をするようになったのは日本に来てからですかね?少なくとも今シーズンに怪我をすることがありませんように。
2014年9月9日火曜日
Richard Kahui、夢を追って帰国か日本残留か…。
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