2014年11月22日土曜日

まーこ。@ウェールズ・カーディフより。

 


ちょっと御無沙汰しています。 


1週間ほど前から休暇でイギリスに来ています。


都内の自宅を出てからホテルにチェックインするまで丸々24時間。


ロンドン経由でスコットランドのエジンバラに向かい、テストマッチを観戦してきました。


 

その後、ロンドンに移動。


ちょびっと仕事をして、バースを経由し、現在はウェールズのカーディフにおります。


今回は、テストマッチを3試合とリーグ戦を1試合の計4試合を観戦します。


前半は一人旅、後半は日本からラグビー通のお友達が合流します。


12月初に帰国するまであまりブログは書けないと思いますが


ネタはたくさん集めて帰ります~。

 
拍手する

2014年11月12日水曜日

ラグビー界最強民族 vs 日本史上最強のジャパンを秩父宮で。(後篇)


神戸での第一戦は、Maori All Blacksのバックス陣が縦横無尽に走り回っていたのが


とにかく印象に残っているんですけど。




秩父宮での第二戦は、日本代表が必死で彼らを止める姿が写真に収められていました。




第一戦では、試合終了前にスタンドに手を振る余裕すら見せていたWTBのJames Loweは


この試合では、最後の方は肩で息をしていたように思います。




 それでもやっぱり、この人のところにボールが渡るとスタジアムから歓声が上がりましたよね。




日本代表の11番だって、負けてませんでしたけどね。




そういえば、数年前に綿菓子みたいなヘアスタイルだった時期がありましたよね…。




Maori All Blacksのバックス陣は、惚れ惚れするような上手さを感じさせる走り。


日本代表は、とにかく15人全員で前へ前へ進もうとする気迫のプレー。


(ホントはもっと専門的なカタカナ用語があると思うんですけど、そういうのがわからないもので。。。)








特注のインソールが入ったままのスパイクをファンにプレゼントしてしまったマレ・サウ。


未だに見つからないみたいですよね。。。(こちら☆




こちらも、二試合連続での先発出場でしたね。




テレビ放送でも、観客席のいろんな所からも絶賛の声が絶たなかったのが日本代表のスクラムでしたよねぇ。





対するMaori All Blacks、ふと見れば足の角度が見事に全員90度でピッタリ揃ってました。(当たり前?)




これまた余談ですけど、Maori All Blacksで一番「絵になる」のはこの選手だった気がします。




Dan Pryorは、来季のSuper Rugbyの契約は無し、残念。。。




余談続きですが、日本代表で一番「目ヂカラ」を感じるのは、ツイ・ヘンドリックかなー。




ラグビーで一番華があるプレーと言えば、トライシーンを思い浮かべるファンが多いと思うんですけど
 

この試合は、それに限らず、ラグビーというコンタクトスポーツの醍醐味を


充分過ぎるほどに味わえるプレーの連続だったと思います。




まさに「体を張って」とはこういうことを言うんです!と言わんばかりの日本代表のタックルの数々。



 
 


余談ばかりですが、Joe Webberは2012年の東京セブンズで来日してましたね。



 
それにしても、最後の最後でMaori All Blacksに逆転を許してしまったトライは


クイックスローからの「あっという間」の出来事でしたよね。




アタシの席からは、旗が視界を遮ってました…。




さすがに旗に「どいて!」とは言えませんけど、それにしても見にくかったデス。。。




この試合、もしMaori All Blacksが負けていたらどうなっていたんでしょう…。




「勝てて良かった」というよりかは「負けなくてよかった(ほっとした)」という表現が正しかったんじゃないかと。


日本代表は、最後の最後に勝ちを逃したのが残念だったのは間違いないんですが


また1,2年後に是非このカードの再戦を見たいなーと思える試合でした。


最後は、両チーム一緒の記念撮影。




この時点で、朝5時の起床から11時間が経過。


秩父宮に到着した午前7時半から8時間半が経過してました。


途中、銀杏並木を見上げたまま白眼を剥いた時もありましたが、とってもとっても楽しい一日でした。


今年のMaori All Blacksは、例年と異なり、All Blacksのキャップ保持者はゼロ。


「超スター級の選手」はいませんでしたが(そう呼べる面々が観客席のあちこちにいたとかいなかったとか…)


さすがラグビー王国から選ばれてやってきた選手だなーと思えるプレーを随所に見せてくれたと思います。


この第二戦の最後は、まさにそんな「ラグビー王国の意地」みたいなものを垣間見たような…。


グラウンドを離れれば、日本を楽しんでくれたようですし(こちら☆こちら☆


数年後、再び来日してくれることを期待したいものです。


こんなハラハラドキドキな名勝負を次に目にすることができるのはいつだろう…。

拍手する

2014年11月11日火曜日

ラグビー界最強民族 vs 日本史上最強のジャパンを秩父宮で。(前篇)

テレビやスタジアム、スポーツバーで見るラグビーの試合、


一年間で一体どれくらいの試合数になるのかなんて考えたこともないんですが


何年も後までずっと記憶に残る試合って、片手で数えられる程度だと思うんですよね。


11月8日(土)に行われた日本代表 v Maori・All Blacksの第二戦は


2014年に見た(あるいはこれから見る)試合の中で、間違いなくベスト3に入るであろう名勝負となりました。




この日の起床時間は、午前5時。


ホントは目覚ましを4時半にセットしてたんですが、寝坊…。


秩父宮に着いたのは午前7時半で、一緒に自由席で観戦する約束をしていたお友達が


先に入場待ちの列に並んでいてくれました。


ちなみに、アタシのために神戸の試合の指定席を見事に抽選で当ててくれたお友達のご夫妻は


同じく自由席での観戦だったため、午前4時台の始発に乗り、秩父宮に着いたのは午前6時前だったとか…。




予定よりも早く開場となり、予定通りのバックスタンドの一列目を確保できたのは良かったのですが


昨年のAll Blacks戦同様に、空を覆っていたのは雲、そして雲…。




スタジアム内の照明もスイッチオン。


それでもずっと薄暗く、キックオフの前にはザーッと強い雨が集中的に降ったこともありました。


アタシ達が陣取ったのは、Maori All Blacksのベンチサイド。

 


アタシが個人的に注目していたMarty McKenzieは、神戸そしてこの試合もベンチスタートでした。




Maori All Blacksと言えば、やっぱり注目はTimatanga。




2014年のMaori All Blacksの試合は、日本での二試合だけ。


これを目の前で見ることができたのはホントにラッキーだったと思います。




だって、ニュージーランド人は、テレビで見るか日本までの飛行機に乗るかしなければ


見れなかったってことですもんね。




来日してからは、毎晩のようにホテルでMaoriの文化の理解を深める為の「授業」と


このTimatangaの練習の時間があったみたいです。(こちら☆




試合は、Maori All Blacksのこのトライが最初の得点でしたね。




Nehe Milner-Skudderのトライも決まって、15-0とMaori All Blacksがリードしたこの試合。




と、Maori All Blacksのことばかり書いてしまいましたが


まさに「鬼の形相」でMaori All Blacksに食い下がった日本代表の勇姿はまた明日。。。







OMK;試合中、ずーっと気になって仕方がなかったセロテープ…。





拍手する

2014年11月6日木曜日

ラグビー界最強民族 vs 日本史上最強のジャパンを神戸で。(後篇)


 
試合会場に入り、もらったメンバー表を見た第一印象は、


とにかくMaori All Blacksのメンバーが若いなーということでした。


10代の選手こそいなかったものの、当日のスコッド23人のうち、30代は2人だけで


四捨五入したら二十歳になる選手が10人も!




Super RugbyのChiefsでも活躍するRobbie Robinsonは25歳ですけど


彼ですらこのチームでは平均年齢か、もしかしたらベテラン枠???




対する日本代表は、30代が4人、20代前半の選手は6人。


年齢差が直接関係したわけではないと思うんですが


終始、Maori All Blacksのバックス陣が縦横無尽に走りまわっていた…そんな印象の試合でした。




試合終了まで残り数分、となった時点で、スタンドからの声援に


こんな笑顔で手を振る余裕までみせちゃったりして…。


(注;まだ試合中だったんですよ)


↓ちょっと、僕もちゃんと写してよ!と言いたかったわけじゃないと思います…。




写真を整理していて気がついたんですが、日本代表の選手がボールを持っているシーンって




相手のディフェンスを一枚かわし、「おーっ」とスタジアム中から大きな声が上がるものの




既に目の前、右、左の三方を次のディフェンスの選手達に囲まれ身動き取れず…


みたいな連写の写真が多かったです。(偶然かもしれないんですけど。)



松島選手が相手選手を交わした時は、一段と大きな歓声があがったんですけどねぇ…。



体格差による違いがあったのかどうかは、ド素人のアタシにはわかりませんでした。




日本代表は、必死に相手選手に食らいつくシーンがたくさんカメラに収められていたのですが




そこを振り切られると、一気に独走態勢からトライを取られてしまうことが何度もあったように思います。




前半、このペナルティトライが決まった時は、スタジアム中を大歓声が包み


アタシの隣の席に座っていたオジサマは、立ち上がって喜びを爆発させていました。




どちらのチームの何が良かったとか悪かった、ということはアタシにはわからないんですけど。




レレィマフィ選手が良かった、というファンの方の声は多かったように思います。




試合前のウォーミングアップで、キックが成功する度にバックスタンドから拍手が沸き起こっていましたが




今週末の試合では、先週以上にゴールキックの機会が増えるでしょうかね…。




試合の前半で、なかなかゴールキックが決まらなかったのは緊張してたから???


 

この鼻と鼻をくっつける仕草は、マオリの正式な挨拶の仕方だそうですよね。




今週末の第二戦、勝利の美酒に酔うのはどちらのチームでしょうかね…。



拍手する