6月2日(土)の朝、身支度を整えたまーこ。が真っ先にしたのは新聞のチェックでした。この日の地元紙の朝刊はラグビーの記事が盛りだくさんでしたけど、やっぱり主役はこの二人。えーっと、今日のスコッドはこーなわけねー。ということで、予習はバッチリ。それから数時間後のMillennium Stadium。開場して間もないため、観客席はまだガラガラ。でも、一分一秒でも長くスタジアムの雰囲気を味わいたかったアタシは、開場時間であるキックオフの90分前にゲートをくぐったのでした。この日の主審は、愛蘭協会のAlain Rolland。この殿方、昨年のワールドカップの準決勝の仏蘭西対赤龍軍団の笛を吹き、赤龍の若き主将、Sam Warburtonをハイタックルで一発レッドカード、退場処分にしちゃったことで有名。場内に彼の名前がアナウンスされた時のブーイングときたらそりゃーもー…。朝刊にもこんな感じで記事になってました…。ちなみに、彼に負けず劣らずの大ブーイングだったのが、元英蘭代表のMike Tindal。TwickenhamやKingsholmでは一番人気だったのに、ところ変わると…。アタシが会場内に入って間もなく、両チームのスコッドがウォーミングアップのために一人、そしてまた一人と姿を見せ始めました。あ、今回はこーんなところも見えちゃいました~。Baa-Baasは、いつも通り、一度はアップウェアで姿を見せたものの写真撮影のためにジャージー姿で再度登場。そして、再びアップウェアに着替えて登場しました。遠くから見ても、そのサイズの違いが肉眼ではっきりと確認できたShane Williams。アップウェアもなんだかちょっとオーバーサイズな気がするのはアタシだけ???大ブーイングと大歓声、ファンの反応が対照的だった二人。ウォーミングアップの時間が終わり、いよいよ両チームのスコッドが登場しようとしていた時にはこんな映像がスタジアムに映し出されていたのでした。Millennium Stadiuamと言えば、やっぱりこれでしょ!!!!!この迫力は、ホントに凄かったです。うーんと、花火大会の花火の音なんか、比較になりません。いやー、「鳥肌が立つ」っていう言葉じゃ足りないですねー、うーん。そして、会場内の大歓声と拍手に包まれ、Shane Williamsが登場。この試合のほんの数日後に同じ飛行機に乗り合わせ、そして、日本で彼のプレーが見れることになるなんて、この時は知る由もありませんでした。ウェールズの国歌斉唱、Shane Williamsも歌ってました。彼にとっては、正真正銘Millennium Stadiumでの最後の試合です。いろんな思いやシーンが脳裏に浮かんだことでしょう。まーこ。はBaa-Baasサイドの席だったので、赤龍軍団の皆さまはズームが届かず撮影断念。えーっとー、試合はーですね。試合開始10分で、アタシの目の前でウェールズのHarry Robinsonが独走トライを決めちゃったんですけど。この殿方、3月に東京セブンズで来日してたって、皆さん知ってました?????前半は、Baa-Baasがリードして折り返したんですけどねぇ…。Walesのもう一人の英雄、Martyn Williamsが登場したのは後半に入って間もなくのことでした。彼の名前がコールされると、電光掲示板にはこの表示。実は、彼の名前は知ってはいたものの、あまりこれまで注目してきたわけではありませんでした。でも、代表として100キャップと聞けば、ちゃーんと見ておかねばなりません。入場者数は、 観客席の約4分の3に値する57,000人。この日は小雨が朝から降ったりやんだりの繰り返し、かつ強風のためにスタジアムの屋根はこのとおり。そのため、ファンの歓声や拍手がこだまして、もの凄い音量となって跳ね返ってきました。聞き取れなかったんですけど、赤龍軍団を応援する独特の掛け声みたいなものがあるらしく、「$%&*@*%&#!#\/$)#$%& オイオイオイ!!!」というスタジアム中のファンの声援を何度も耳にしました。それに、赤龍軍団のレプリカジャージの着用率、ほぼ100%。これ↑アタシの目の前の光景…。老若男女、みーんなまっかっかー。あ、でもだからといって、Baa-Baasのレプリカジャージを着ていたり、普段着でいても全く問題ございませぬ。ちなみに、アタクシ、隣の席のオジサマに「君は、カーディフ大学の留学生かい?????」と聞かれた次第…。 ポリポリ (・・*)ゞ試合は、残念ながらBaa-Baasの逆転負け。でも、勝ち負け以上に二人のWilliamsという名の英雄を送り出すべく試合終了時には、大きな拍手と歓声が会場中を包んだことは言うまでもありません。Shane Williamsのインタビューは、実際はこんな感じ。ウェールズの選手も温かく見守っていたのでした。倫敦のTwickenhamもいいけれど、赤龍魂を肌で感じることができるこのMillennium Stadiumの雰囲気、ウェールズのファンでなくとも、一度味わうだけの価値はあると思います。また行きたいなー。OMK; 6月2日の時点で、11月24日のAll Blacks戦はすでに売り切れですって…。( ̄■ ̄;)!?
2012年7月16日月曜日
Walesのラグビー人気を垣間見たBaa-Baas戦。
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