2012年8月23日木曜日

Eddie Jones監督がクリケット日本代表と対戦したら。

「今度の日曜の19日に、Eddie Jones日本代表監督とトップリーグの強豪チームに所属する某選手が、


クリケット日本代表とのフレンドリーマッチに出場するから興味があったら見に来れば?」


というお誘いをいただいたのは先週後半のことでした。


クリケットって、白いケーブル編みのベストに白いポロシャツとスラックスを着て、


でっかい羽子板みたいなバットとアイスホッケーのゴールキーパーみたいな防具をつけてやる


野球もどきなスポーツ? ってことくらいしか知らないアタシですが


Eddie Jones監督やラグビー選手が他のスポーツをするところを見れるなんて滅多にないチャンス!


ということで、


半年前に日帰りで愛知にトップリーグを見に行って以来となる、週末の午前7時起床を決行し、


「えー、クリケット、是非見たいですっっっ。美容院の予約、変更します!」という友達Mちゃんと共に


横浜まで初めてのクリケット観戦に行ってきました。


予備知識ゼロで見始めたYCAC(Yokohama Country and Athletics Club) 対 クリケット日本代表。


あら、どっちのチームも青いユニフォームで見分けがつかない…。


プレーヤーは、各チームから11人ずつ。


野球に例えて言うと、3アウトで攻守が交代し9回までそれを繰り返しますが、


クリケットの場合は、「一回の表」と「一回の裏」しかないそうです。


11アウトになるまで「一回の表」が続くんですって!


しかも、バットを持っているチームの方が「ディフェンス」となり、野球とは間逆なんだそうです。


ということで、各選手の打席は、一試合で一回しかまわってきません!


先に打順(って言うのかな?)が回ってきたのはこの方。



ウォーミングアップの練習相手になっていたのは


はい、サントリーのPeter Hewatでした。




英吉利や濠太剌利、印度をはじめとした英国連邦では、


クリケットはとても人気の高いスポーツで、ニュースでも取り上げられることが多いんですよね。


二人はどちらも濠太剌利の出身。


子供のころからクリケットは身近なスポーツだったんでしょうね。


特に、Peter Hewatは、学生の頃はかなりの腕前だったんだとか。


そしていよいよ、Eddie Jones監督、出陣。



「頑張って~。」



アタシ達の思いとは裏腹に、残念ながらあっという間にEddie Jones監督の打順終了。。。


はい、そして真打登場。



後ろ姿と素振りを見ただけでも、なんか上手そうな気がする…。



当初は、同じくサントリー所属&濠太剌利出身のGeorge Smithも出場予定でしたが


ケガのために欠場となったそうです。


見たかったなぁ、George Smithのクリケット。



顔ちっちゃい&脚ながーい。(身長191cm、体重0.1tですって。)





どういうプレーが素晴らしいとか、そういうことはまっっっったくわかりませんでしたけど、


でも、野球で言うところの「カキーン」という良い当たりを連発し、


抜群の反射神経で次々に飛んでくるボールをさばく姿は


さすが、現役のプロスポーツマンは違う!の一言。



近くに座っていた、クリケット日本代表の面々も


「現役のプロのラグビー選手だろ?メチャクチャ反応いいし、うまいよなー。」


と大絶賛していました。



いくら「一回の表」と「一回の裏」しかないとはいえ、


一試合が終わるのに要した時間、なんと6時間!


お天気にも恵まれ、とっても楽しい一日でした。


(選手の皆さんは、炎天下の中での試合でさぞかし大変だったことでしょう。)


Eddie Jones監督のダッシュするところも見れたし、満足、満足。


あ、肝心の結果ですが、クリケット日本代表の勝利でした。


詳しい試合のレポートはこちらを。


(International Cricket Council 2012/08/19)


Eddie Jones監督のコメントや、Peter Hewatと試合に出場したことが紹介されています。


「Hewat」のスペルが違うのと「元Wallabies」という記載はご愛敬といったところですかねー。


ベンチの様子や試合の写真はこちらを。


その後、Mちゃんとアタシは横浜中華街で空腹を満たし、家路についたのでした。






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2 件のコメント:

やす さんのコメント...

こんばんは。
Eddieがクリケットですか。貴重なシーンありがとううございます。
最初読んだとき、意外な感じがしましたが、オーストラリアではクリケットはメジャースポーツですからね。後から納得しました。
クリケットといったら、あの独特の投球法(助走して腕をまっすぐ伸ばす)と長い試合時間
(5~6日間)が印象にありますね。
因みにNZでは元ABsのWTBで95、99年W杯に出場したJeff Wilsonはラグビー(All Blacks)とクリケット(Black Caps)の両方で国代表に選ばれていますね。

まーこ。 さんのコメント...

やすさん、濠太剌利や英吉利ではとても人気のあるスポーツみたいですよね。アタシの昔の会社の同僚(濠太剌利人)で、ラグビーは全く興味がないけど、クリケットは大好きでスタジアムにもよく見に行く、という人がいました。

日本は野球が人気スポーツの一つですから、クリケットも強化対策とかをしたら結構すぐに強くなるような気がしました。ラグビーのようなコンタクトスポーツじゃないから、体格差とかはあんまり関係ないような気がしましたし。。。

Jeff Wilsonは、クリケットでも国代表だったんですか?やっぱり運動神経のいい人はなんでもこなすんですね。

というか、やすさん、物知りですね~。ありがとうございまーす。