2013年7月22日月曜日

「負けた後のファンサービスはシンドイね。」 by George Notrh。


先月、都内のデパートでこんな麦酒を見つけました。


British & Irish Lionsのオフィシャルスポンサー麦酒かと思ったら、全く関係のないスリランカの麦酒でした。


でも、きっとこれも何かの縁よね、ということで買ってきたのですが


テストマッチは全て都内のスポーツバーで観戦したため、この麦酒は未だに冷蔵庫に入ったままです。。。


こちらは、会社の同僚が先月に香港出張に行った際に、お土産として買ってきてくれたオフィシャルマガジン。



アタシの知る限り、Baa-Baas戦の試合当日のスタジアムでは売っていませんでしたし


空港の売店でも売っていなかったので、これは嬉しかったです。


九龍にあるショッピングモール、エレメンツの中の書店にあったそうです。


表紙になっているSam Warburtonは、テストマッチ第二戦で痛めたハムストリングが重傷で


完治まで3,4カ月を要する見込みとのことで、秋のテストマッチに間に合うかどうか微妙なのだとか。


(2013/07/19  www.mailonline.co.uk)


早く治るといいですよね。。。


さてさて。


昨日も書いたGeorge Northのコラム。


他にもとても印象に残る内容がいくつもあり、忘れてしまわないうちに書いておこうかと。


今回の遠征での彼の印象的なプレーと言えば、テストマッチ第一戦で見せたWill Geniaへの指差しトライと


第二戦でボールを持つ彼にタックルをしようとしたIsrael Folauを持ち上げてしまったシーン。


第一戦での指差しトライについては


「スポーツマンシップや紳士のスポーツであるラグビーの精神に背く恥ずべき行為。


Will GeniaやWallabies、ファンの皆さんに謝罪し、今後は二度としないと約束します。」


と反省してました。



この第一戦の前日の金曜には、宿泊先のホテルのミーティングルームで出場選手へ


ジャージーが手渡されたそうですけど、そのまま持ち帰って試合会場に自分でも持っていくか


その場に置いていき、翌日にチームスタッフに持って行ってもらうかは各自が決めてよかったんですって。


George Northの場合は、スタッフに持って行ってもらうことにしたそうですけど、その理由は


「ドレッシングルームに入って自分のロッカーにジャージーが掛けてあるのを見るのが楽しみだったし


万が一ホテルの部屋に忘れちゃったらどうしようって心配だったんだ。


ドレッシングルームで、マウスガードやラグビーブーツはちゃんと持ってきたのにジャージーが無い!!!


なんてことにならないようにね。」とのこと。


(2013/06/23 mailonline.co.uk)


なんか、その気持ちよくわかります。


第二戦でIsrael Folauを持ち上げてしまったシーンについては、次の日ちょっと首が痛かったんですって。


(2013/07/01 mailonline.co.uk)


チームメイト達からは、亜米利加でプロレスラーになればと言われたそうですけど

 
子供の頃は、お母さんから「あんな暴力的なモノは見ちゃダメ」と言われていて


プロレスは見たことがなかったのだそう。


Israel Folauとは、最終戦終了後に、シドニーのオペラハウスで行われたアフターマッチファンクションで


一緒に麦酒を飲んで言葉を交わしたんだそう。


(試合直後のドレッシングルームでは、シャンパンシャワーが目にしみて


10分ほど何も見えなくなってしまったんですって、)


(2013/07/07 mailonline.co.uk)

また、第二戦での敗戦については、大逆転勝利のチャンスだったPGを外してしまった


Leigh Halfpennyがホテルのルームメイトで、その日の夜はラグビーのことは話さないようにしたとか


普段は陽気なムードのチームバスの移動も、この試合後は誰も音楽をかけることもなくとても静かだったとか


彼自身は24時間はいろいろと悩み考えたりするものの、その後は全て忘れるようにしている

といったことが書いてありました。


その翌日は、移動のために空港へ向かったそうですが、試合に負けてガッカリしている状態で


ファンからの写真撮影のリクエストに応えるのは難しかった、とも。
 
「自分たちを応援するために、大金をはたいてここまで来てくれているファンにはとても感謝しているし


いつでもファンサービスをするのは大切なことだっていうのは分かっているんだけれど。。。」と。


ファンとしては、滅多に会うことができない選手と写真も撮りたいし、サインも欲しい。


その気持ちはアタシもすごーーーーーーくよくわかりますが、


確かに負けた後に写真やサインをお願いするために声をかけるのって、気がひけますよね…。


名前は出しませんが、トップリーグの試合後(敗戦後)に全くの無表情で写ってくださった殿方がおりました。


ちなみに、香港でのBaa-Baas戦のパンフレットの裏側には二人分のサインが入っています。



左側は、残念ながら一度も試合に出場することなくチームを離脱することとなったGethin Jenkinsのもの。



Gethn Jenkinsって2005年、2009年と三回もBritish & Irish Lionsに選出されているのに


テストマッチには一試合も出場したことがないのですよね。


そして右側はRob Kearneyのもの。
 


いずれも試合前にもらったものです。

またどこかで会える機会があるとよいのですけど。。。


拍手する

2 件のコメント:

いちはら さんのコメント...

こんばんは。
私は、怪我でメンバー外だった某トップリーグチームの外国人選手にサインを求めたら、早口の英語で断られたことがあります。
試合に出れない苛立ちがあったのでしょうか?
とても残念な出来事でした。

土曜日に三菱重工のファンフエスタに行ってきました。
ドナルドとボーリックにサインをもらい、ふたりに挟まれながらの記念撮影もしてきました。
橋本駅から無料送迎バスが出ていて、とても便利でしたよ。
トップイーストの試合の時も、送迎バスを出してくれれば良いのですけどね。

まーこ。 さんのコメント...

いちはらさん、選手も人間ですから、なかなか笑顔でリクエストで応えられない時もあるのでしょうね。

ダイナボアーズフェスタ2013の様子は、既にHPにアップされていましたね。サインももらえて写真も撮ってもらえてよかったですね。(アタシは行ってません。)今季は、ホームグラウンドでの試合もたくさん予定されているので、送迎バスも出るんじゃないかと思います。駅からのグラウンドまでのアクセスがちょっと便利じゃないですものね。