2013年12月8日日曜日

愛蘭&英国開催のテストマッチのチケットを購入する方法(後篇)。

実はアタクシ、WRU (Welsh Rugby Union)のオフィシャルサポータークラブに入っております。


一番好きなのはAll Blacksですが、北半球のお気に入りは赤龍軍団と英蘭、次が愛蘭。


(余談ですが、「BackingBlack」と呼ばれていたAll Blacks公認のサポーターズクラブが終了となり


現在、All Blacksにはオフィシャルサポーターズクラブが存在しませんね。詳細はこちら☆)


WRUのサポーターズクラブは、5つのランクが存在し、年会費と特典も大きく異なっています。


アタシが入っているのは最も年会費の高いゴールドメンバーシップで、年会費は45ポンド。


次は、レッドメンバーシップで、年会費は25ポンド。


ジュニア(7歳~15歳)は年会費20ポンド、ジュニア(0歳~6歳)は18ポンド。


最後は「YOUR WRU」という無料会員。


ウェルカムパックとして、こーんなボックスがどーんと送られてきました。



中身はこんな感じ。



  • レザー&シルバーのボールペン
  • ピンバッジ
  • ガラス製コースター
  • 特別編集DVD2枚セット
  • メンバーカード

なお、送料は別払い(国際郵便なので高いです。)で、「ウェルカムパック無し」というオプションはありません。


それぞれのランクの特典内容は、こちら☆のウェブサイトを参照していただきたいのですが


ゴールドメンバーは、それ以外のランクにない特典の一つ、というか、その最大特典として


Millennium Stadiumで行われるテストマッチ(6 Nationsや秋のテストマッチシリーズ)の


チケット優先購入権がついてきます。


テストマッチのチケットは、ホスピタリティーや招待券、WRUに登録している全国のクラブチームや学校、


サポーターズクラブへそれぞれ配分・割当てられるようになっており(その比率はちょっとわからないですが)


サポーターズクラブ割当分で売れ残ったチケットが一般販売される仕組みとなっているそうです。


サポーターズクラブ割当分がどうやって販売されるかといいますと。

  1. ゴールドメンバーの中で希望者を募って抽選を行い、当選者は一人当たり二枚まで購入可能。
  2. ゴールドメンバーのみを対象とした48時間限定の優先販売。一人当たりの購入枚数の制限無し。
  3. 上記を終えた時点でチケットが残っていた場合のみ、レッド及びジュニアメンバーへの48時間限定の優先販売。 一人当たりの購入枚数の制限無し。
  4. 上記を終えた時点でチケットが残っていた場合のみ、一般販売へ。

ゴールドメンバーへの優先販売の段階で、サポーターズクラブ割当分が完売となれば


有料会員であるレッドメンバーですらチケットを買うことはできません。


ただし、上記の1~3の時点で「残席無し」と表示されていた一部のブロックのチケットが


上記4の時点でパラパラと売り出されているケースを目にしたこともあるので


クラブチームや学校への割当分、招待券等の余った分があれば


それらも併せて一般販売へまわされているような気がします。(あくまでも個人の感想です。)




いくつのランクがあるかはわかりませんが、やはりチケットの優先購入権がついてきます。


Twickenham Stadiumで実施されるテストマッチのチケットは


全国のクラブチームや学校等の「RFUメンバー」に割当られる分が決まるタイミングと時を同じくして


サポーターズクラブへの配分・割当が決まるそうです。


ERSCへの割当分については
 
  1. 希望者を募って抽選を行い、当選者は一人当たり二枚まで購入可能。(購入希望枚数は抽選申し込み時に申請)
  2. RFUメンバー(クラブチームや学校等)への割当分に余りが出た場合、その枚数が多ければERSCメンバーへ優先販売。もし枚数が少なければ、上記1の抽選への申込者で落選したメンバーの中で再抽選を実施。
  3. 試合の直前にチケットの余りが出た場合(ホスピタリティーや招待券等)は、ERSCメンバー限定で販売。

だそうです。


それ以外のチケットに関する特典としては、Baa-Baas戦やセブンズ、Aviva Premiership(決勝戦を含む)の


割引販売があります。


IRFU (Irish Rugby Football Union)やSRU (Scottish Rugby Union)でも


同様にサポーターズクラブメンバーへの優先販売枠があるようです。


Twickenham Stadiumのスタジアム見学ツアーに行った際、通常、テストマッチのチケットの40%が


RFUに加盟・登録しているクラブチームに割当られるとガイドさんから聞きました。


ラグビーの人気が高い国で開催されるテストマッチのチケットの一般販売分が極端に少ない、


もしくは対戦カードによっては一般販売が一切ないのもわかる気がします。


南半球の新西蘭と濠太剌利で開催されるテストマッチは


これまで何度か現地観戦を計画したものの実現せず。


そのため、実際にチケットを購入したことはありませんが、多かれ少なかれ


各国の協会に加盟・登録している全国のクラブチーム等への優先割当、サポーターズクラブや


スポンサー企業等を通じた優先販売があるようです。


敷居は高いですが、でも、やっぱり見れるものならスタジアムで見たいですもんね。


自分のサポートするチームや国のサポーターズクラブに入る、各国協会のメールマガジンに登録する、


各協会のHPや公認チケットサイトをまめにチェックするといった対策をとれば


(英語圏の場合は英語のみですが、チケット販売に関する英文や英単語はそれほど難しくないと思います。)


現地にコネ等がなくとも、テストマッチの現地観戦を自分の力でコーディネートすることは可能だと思います。


さて、来年はどうしようかしら…。ワールドカップ貯金もしないといけないし…。


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