アイルランドのネタ続きで、今日はUlsterのことを書こうかと。アイルランドに所在するプロチームと言えば、Leinster、Munster、ConnachtそしてUlster。このチーム名は、かつて、アイルランド島がゲール人の支配により4つの地方に分割されていた頃につけられた各地方の名前だってことを知ったのは、アイルランドに行くことを決めて購入したガイドブックを見てからのことでした。Ulster以外は、全てアイルランド共和国の中に位置していますがUlsterは、アイルランド共和国3州と、イギリスの北アイルランドの6州から構成される地方の名前。そして、北アイルランド最大の都市、ベルファーストにチームのホームスタジアムがあります。アイルランド共和国の滞在を終え、世界遺産を見る為にベルファーストへと移動したアタシ。ベルファーストへの移動手段はこれ。というのは半分冗談ですが、ダブリンの長距離バスの発着するターミナルからベルファースト行きのバスに乗ろうとしたら、なんとも偶然にこのバスが止まっていました。えー、もしかしてアイルランド代表御一行様がいたりして????と思ったんですが誰も乗ってませんでした。残念。ダブリンからベルファーストは、高速をぶっ飛ばして約2時間。同じ英語を話し、地続きなのに、片や「アイルランド共和国」で通貨はユーロ。方やイギリスに属する北アイルランドのベルファーストの通貨は当然のごとくポンド。パスポートチェックもないのに、バスを降りた途端、そこはついさっきまでいた地とは異なる国…。なんとも不思議な気持ちでベルファーストのバスターミナルに降り立ったアタシでした。そんなバスターミナルで早速こんな↑広告を見つけ、ちょっと嬉しい気持ちになったりして。散歩がてら歩いた通りには、あ、こんな大きな広告もありました。昨年のBritish & Irish Lionsにいも選出されたUlsterのRory Best。それ以外にも、世界最古のウィスキー蒸留所、ブッシュミルズ(Bushmills Distillery)を訪れた際にはそのレストランの隅にこんなお宝グッズを発見。2009年のメンバーのサインですかね?そしてこちらはUlsterのもの。
売店には当然のごとくラグビーボールがありました。
アイルランドの航空会社と言えば、アイルランド共和国国営のAer Lingus(エアーリンガス)。
本社があるのはダブリンですが、この航空会社、Ulsterのオフィシャルスポンサーなんです。
昨年11月の旅行中、三回ほどこの航空会社を利用したのですがいつも機内誌のこの記事ばかり見てはニヤニヤしていたアタシでした。一番左に写っているPaddy Wallaceは2001年からUlsterのメンバーとして189試合に出場。でも、今季限りで引退することを先日発表しましたよね。ベルファーストの空港では、こんなアトラクションがお出迎えしてくれたんですけど。ここに写っている元All BlacksのJohn Afoaは、今シーズン終了と共にイングランドのGloucesterへの移籍が決まっているのでシーズン終了と共にこのアトラクションもなくなるか、或いはメンバーチェンジか…。なんだか取りとめのない内容になってしまいましたけどふとした瞬間にこうしたラグビーと触れあえる場所って、ラグビーファンとしてはなんともたまりませんよね。ベルファーストでは予想外のステキな出会いがあったのですが、そのことはまた別の機会に。
2014年5月18日日曜日
北アイルランドでUlsterの人気を垣間見る。
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2 件のコメント:
まーこさん、こんばんわ。
新西蘭&濠太剌利です。
またまた、驚くべきミーハー情報、有難うございます。
ついでに、「方や」は「片や」では?
失礼しました。心凍るミーハー情報でした。
では・・・、また。
新西蘭&濠太剌利さん、ご指摘ありがとうございました。漢字は直しました。
うーん、驚いていただくほどのミーハー情報かどうかはわかりませんが、試合以外でも自分の目や耳でラグビーを感じることができる場所っていいですよね。
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