あっという間に先週末のトップリーグの準決勝から一週間がたってしまいました。東芝 v パナソニック、両チームの名キッカー対決を楽しみにしていたファンの方も多かったと思うんです。ちょっとビックリだったのは、Berrick Burns。彼が体を向けている方向がピッチ。もしかして、Francois Steynに対抗して超超超ロングキックの練習か?????と思ったらハーフウェイラインの手前に、ボールキャッチをするチームメイトの方の姿がありました。アタシは、パスの仕方も知らなければ、ボールを蹴ったことなんて一度もないんですけど難しいんですよね、きっと…。試合は、ちょっと予想外の大差がついてしまいました。Francois Steynは、これまで見たことがないくらい険しい表情を見せることが多かった気がします。決して良い表現ではないかもしれませんが、その表情はまるで「赤鬼」のよう。それだけ野武士軍団ことパナソニックの強さが群を抜いていたってことなのか、ストレスのたまるシーンやプレーが多かったってことなんでしょうか…。話しが脱線しますけど、こんなダンゴ状態を目の前で見たのは初めてのこと。これ一枚にいったい何人の選手が写っているのか、思わず数えてしまいました。どちらのチームの何が良かったとか悪かった、ってことは全然わかりませんがとにかくパナソニックは強いなーという印象が強く残った試合となりました。アタシは、パナソニックのベンチのあるサイドのバックスタンドで遅れてくる友達を待ちながら観戦してたんですがこの試合でのトライは何故か反対側のサイドばかりでした。うーむ、明日の決勝はどこに座って観戦しようかなぁ…。この準決勝での一番印象的なシーンは、実は試合後のこと。試合後のストレッチを終え、バックスタンドで写真撮影やサイン等のファンサービスに応じる野武士軍団の選手の方が多かったんですけどメインスタンドでは、南アフリカ出身のこの二人がプチ同窓会中。二人とも、Springboksのメンバーとして持つキャップ数は50以上。できれば、この二人が対戦するところも見てみたかったなー。Robbie Deans監督も入って、なんだか楽しそう。ただ、アタシの印象に残ったのはこの光景じゃないんです。ファンからのサインの依頼に応えるBerrick Barnsの後ろ姿がおわかりいただけますかねー?バックスタンドでファンサービスに応じていた選手を除き、他の選手や関係者が更衣室へと引き上げて行く中ファン一人一人にサインをしていたら、Berrick Barnsの周りには誰もいなくなっちゃったんです。そんな中で頼まれたのが、パナソニックのフラッグへのサイン。周りを見回し、偶然近くにいたカメラマンの女性に何度か頭を下げてフラッグを持ってもらいサインをしてました。布って、ピンと張った状態でないと書きにくいんですよね。その次に頼まれたサインは、会場の案内係の男性に同じく頭を下げてフラッグを持ってもらっていました。バックスタンドからは、もちろん彼の声なんて聞こえませんでしたけど「スミマセン、チョット、モッテクレマスカ?」なんて言ってたんでしょうねー。ちょっと猫背な感じで何度も頭を下げる姿は、すっかり日本人のよう。今年のワールドカップ出場を目指して帰国するのでは?とかヨーロッパへ移籍するのでは?なんて報道がでたことも何度かありましたけど彼の最終決断は、パナソニックとの契約を一年延長。明日の決勝戦、楽しみです。
2015年1月31日土曜日
Berrick Barnsのファンサービスに改めて感心。
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