2015年2月15日日曜日

二人の「小さな巨人」に感動したラグビー三昧の週末終了。



三菱重工相模原の敗戦、そしてShane Williamsの完全現役引退を見届け


まるで心にぽっかりと穴が空いてしまった状態で東京に戻った昨日の夜は


ベッドに入ってもなかなか寝付けませんでした。



 
その気持ちは、日曜の朝になっても変わらぬまま。


それでも、いつもの週末と同じように、観戦グッズ一式が入った大きなバッグと


カメラを持って秩父宮へ向かいました。


 

日本選手権の2回戦の二試合は、いずれも見応えがありましたが


改めて、ラグビーというスポーツが大好きで良かったなと感じることができたのは


第二試合の東芝ブレイブルーパス v 帝京大学でした。



 
両チーム共にラグビーの醍醐味を充分過ぎるほどに見せてくれたと思います。


 

(正しい漢字の使い方ではありませんが、「魅せてくれた」と書きたい心境です、ハイ。)



 
実は、大学生のプレーする試合をスタジアム観戦したのは今回が初めて。




一人一人、まさに「清々しい」という形容詞がピッタリの素晴らしい選手の皆さんだと思うんですが


アタシが一番印象に残ったのは、流主将でした。



 
Shane Williamsが、世界中のラグビーファンが認める「小さな巨人」ならば


流主将は、将来性が無限大の「未来の小さな巨人」。



とても大学生とは思えない、沈着冷静な判断力に裏付けされたプレーや優れたリーダーシップは


テレビや報道記事で見たり聞いたりはしていましたけど




アタシが特に「エライなー」と思ったのは、試合終了後のことでした。




負傷退場して、チームメイトに支えながら両スタンドへの挨拶に参加した選手を含め


全員がきちっと整列するのを見届けてから一礼の声をかけ、


そして、一番頭を低く下げているのが流主将。



東芝のベンチに挨拶に来た時は、一礼後、


テレビのインタビューを受けるためにハーフウェイラインのあたりでマスコミ関係者に囲まれていた


東芝の富岡HCの元へ真っ先に駆け寄り、深々と頭を下げて握手を交わす流主将の姿が


ゴール裏からしっかりと確認できました。




去りゆく小さな巨人に惜別の涙を流し、未来の小さな巨人に希望の光を見出した週末。


偉大なるレジェンドに、感謝の気持ちを込めて鳴りやむことのなかったファンの拍手と声援。


経験豊かな格上の対戦対手に迷うことなく真っ向から立ち向かい、


一歩も引けを取らなかった若人の強さに、誰もが惜しむことのなかった称賛の拍手。


毎日異なる感動を与えてくれた二人の小さな巨人と


そのチームメイトの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいの週末でした。


いやー、ラグビーっていいですねー、ホントに。


とカッコつけて書いちゃいましたけど。


実はこの二日間で写真を2,500枚も撮ってまして(←撮り過ぎ。)


次のブログ更新はいつになることやら…。




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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつも拝見しています。なかなか生観戦には遠い関西の端っこに住んでいますが、こちらのブログのお写真で楽しませて頂いています。いつも本当に素敵な?写真と文章です。私も良い望遠レンズ買おうかな~そしたらまーこさんのようないい写真が撮れるかな??これからもラグビーの素晴らしさを多くの方に伝えてあげてください。私も海外選手やABが好きです。2011年のNZ大会は3決と決勝を現地で観戦して、感激しました。3決ではシェーンも出ていて、これが最後かと残念に思っていましたが、日本に来てくれ、この前の花園でついに生ですぐ近くで見ることが出来ました。!(^^)!写真とサインは一生の宝物です。本当に日本に来てくれて感謝です。カフィーも以前鳥取で会いましたし( ;∀;)紳士でした。これからも楽しいブログよろしくお願いします。突然のメールお許しください。でも流くんと帝京、そして東芝、本当に素晴らしかったです。いい試合でした!!!!!!

まーこ。 さんのコメント...

匿名さん、初めまして。
コメントありがとうございました。ここ数カ月、アクセス数が減る一方で迷いが生じていたところだったので、とても嬉しかったです。

写真は、そうですね、カメラとレンズの性能に左右される部分が大きいと思います。アタシは、昨年10月からトップリーグの某チーム社製の一眼レフを使っているのですが、試合会場では全く同じカメラとレンズを持っている方を結構お見かけしますよ。

ワールドカップをはじめとした海外の最高レベルで活躍していた選手を目の前で見たときの興奮や嬉しさは、言葉で表現しきれないものがありますよね。

これからもボチボチ更新していきますので、よろしくお付き合いください。コメントもご遠慮なく。