2月14日(土)のバレンタインデーの朝は、名古屋市内のホテルで迎えました。目覚まし時計にセットした時間より2時間も早く目が覚めてしまったのはホテルの枕が合わなかったのか、はたまた、試合に向けた緊張と興奮のせいだったのでしょうか。これまで応援してきた三菱重工相模原ダイナボアーズの今季最終戦は、トップリーグ入替戦の対豊田自動織機シャトルズ戦。今シーズンのトップリーグ、思い返せば豊田自動織機シャトルズの試合を見たのはスタジアム、テレビの両方を併せてもたったの一度だけ。この試合が、トップリーグのファーストステージかセカンドステージの試合だったら豊田自動織機シャトルズの選手の姿ばかりを追っていたかもしれません。でも、この試合に限っては、豊田自動織機シャトルズには全く目もくれず。(豊田自動織機シャトルズファンの皆さん、ゴメンナサイ。。。)アタシはその場に居合わせなかったのですが、当日合流して一緒に観戦したお友達曰く試合会場に到着したバスから降りてくる三菱重工相模原の選手の表情は皆険しくピリピリとした緊張感が伝わってきたのだそう。豊田自動織機がグラウンドで試合前の練習をスタートしたのに対し、三菱重工相模原はグラウンドに隣接するテニスコートへと姿を消していきました。バックスタンドの上段からは、そのテニスコートの様子を見ることができたのですがどの選手の表情も、そしてその動きすら硬いように感じられた中、ただ一人、いつもの試合前と全く変わらない空気感の中に包まれているように思えたのは言わずもがなShane Williamsでした。アタシがいた場所とは反対側の道路に面したフェンスから、じっとその様子を覗きこんで手を振っていた幼い女の子に、優しい笑みを浮かべて手を振り返したのはもしかしたらちょうど同い年位のお嬢さんの姿が浮かんだからかもしれません。しばらくして、練習場所をグラウンドへと移した三菱重工相模原ダイナボアーズ。フォワードとバックスとでそれぞれ別の練習メニューをこなす中、とても印象的だったのは、バックス陣の円陣の中でShane Williamsが身振り手振りを交えながら何かを一生懸命訴えかけていた姿でした。その声は、観客席まではもちろん聞こえませんでしたけど百戦錬磨の大ベテランは、まさに大一番と言えるこの試合に自らの持つ力や経験則の全てを注ごうとしているかのように見えました。ワールドカップの決勝の舞台を経験しているこの人でさえ、これまで見たことがないくらいに表情がこわばっているように感じたのは、アタシだけじゃなかったはずです。「頑張って。」なんて口に出したら、逆に怒られちゃうんじゃないかと思えたほど。キックオフの時間が迫り、選手の皆さんは次々にロッカールームへと戻っていきましたが一番最後までピッチに残り、ただ一人、ヒットバッグに何度も体を当てていたのは少しでもそんな緊張感を緩和させたかったから?????ま、そんなことはないと思いますけどね・・・。いつもながら、お気に入りの選手を追っていたら、あっという間に練習終了。試合のことは、また後で。(続く。)
2015年2月18日水曜日
豊田自動織機シャトルズ v 三菱重工相模原ダイナボアーズ。(前篇)
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