いよいよ決戦、三菱重工相模原対コカ・コーラウエスト。(後篇)

到着が遅れていた三菱重工相模原ダイナボアーズの応援団が合流したのはハーフタイム。

サポーターの数は負けてないんじゃない？？？

前半から、わずかにパスが通らなかったりノックオンがあったりという場面が何度かあったのですが

前日の雨で水分をたっぷり吸いこんだピッチは、かなり滑りやすかったようです。

写真を整理して気付いたのですが、地面から水しぶきが上がっているのがお分かりいただけますかね？

Shane Williamsでさえも、スリップしてしまったのは一度や二度ではありませんでした。

ガンガン攻めて一刻も早く逆転したい後半でしたが、最初の得点はまたしてもコカ・コーラでした。

（しかも前半終了時のシンビンで、三菱重工相模原は14人でスタート…。）

12-22と10点差。

ここで魅せたのは（注；「見せた」じゃなくて「魅せた」です！）、Stephen Donald。

へっぽこカメラマンの連写でどーぞ。

そしてそのままトライ。

でも、この日はキックの調子があんまりよくなかったようで、コンバージョンは外れました。

水たまりのようなピッチだと、微妙なコントロールがうまくできないんでしょうかね。

17-22とワントライを追う展開。

三菱重工相模原は、とにかく攻めて攻めて、全員で前に進もうとしました。

勢いは、絶対に三菱重工相模原だったと思います。

ゴール裏でカメラ片手に見守っていたアタシとしては、「さぁ来い！！！」と言わんばかりでした。

それでも、どうしても越えられないゴールライン…。

絶妙のタイミングのパスを受け損ねて痛恨のノックオン、天を仰ぐStephen Donald。

試合時間が残り5分弱となったところでStephen Donaldがベンチに下がり、Anthony Boricが登場。

太陽が出ているのにもかかわらず、後半からぽつりぽつりと降り始めた雨は

まるで大粒の涙のような滴となって勢いを増していきました。

写真に写っているのは、雪ではなくて雨粒です。

最後は、コカ・コーラウエストがマイボールラインアウトを蹴りだしてフルタイム。

ファンと共に勝利を喜ぶコカ・コーラウエストの選手の姿とは対照的に

まさに「涙雨に打たれる」三菱重工相模原ダイナボアーズ。

なんで勝てなかったんだろう…。

何がダメで、何が足りなかったんだろう…。

ド素人のアタシには知る由もありませんが、 その悔しさと敗戦の重みを一番強く感じているのは

選手をはじめとするチームの皆さんに違いありません。

すーんごく頑張ったのに、入替戦で負けてガッカリ！！！

Gutted for @DYNABOARS after a great effort just losing out in final play off game! On a positive note I get to see the family Monday!!
— Shane Williams (@ShaneWilliams11) 2014, 2月 8

で、来季は？？？？？