2014年3月31日月曜日

東京セブンズ2014、回顧録。(後篇)

日本代表は、アジアのチームとして史上初のコアチーム入りが決まりましたね。


おめでとうございます!


日曜は、お昼前から夜まで終日香港大会をストリーミング放送で見ていたんですが


パソコンの前で拍手あり、歓喜の雄叫びあり、ダイビングトライ失敗の大爆笑あり


そして最後は念願のAll Blacks SevensのHakaを見て、と


きっとアタシと同じような時間を過ごしていた方も多かったんじゃないかと…。


東京は強風と斜めに、時には叩きつけるような雨のひどいお天気でした。


東京セブンズがこんな悪天候の中での開催じゃなくてよかったと思ったのはアタシだけじゃないでしょう。


香港のお天気もよくありませんでしたよね。


ただでさえ湿度が常に80%前後。(ホテルでお洗濯しても全然乾かないんですよ、ホントに。)


それに加えて降ったり止んだりの雨では、選手の疲労度もかなり高かったと思います。


All Blacks Sevensをはじめとする強豪国の選手でさえも肩で息をしてましたものね。




東京セブンズでは、日本代表はBlitzbokkeには完敗、サモア戦は完勝という印象を受けました。




それ以外の試合は、なかなか勝ちを掴みきれないな・・・と。


接戦をモノにできるだけの実力を身につけるには


経験則や冷静な精神力等の個々の能力とチーム全体の力の両方の強化が必要なのでしょうけれど


今回のコアチーム昇格を自信とし、「勝ち癖」がつくように頑張ってもらいたいです。




そんな日本代表で特に印象に残っているのは、文句無しにこのトライでした。


アタシの座っていた席からはかなりの距離があったので


実際には電光掲示板で見ていたプレーだったんですけど


それでも会場が一気に盛り上がった瞬間は今でも忘れることができません。


同じく印象に残っているのは、アメリカ代表のZack Test。




理由は、試合中なのにいつもVサインとかピースばっかりしていたから…なわけではなく。


(サインを出してただけですよ、もちろん。)




3年連続で来日したこの殿方、「テスト」という珍しい名字に加え、


去年は試合終了ギリギリでものすごいトライを決めたことがずっと記憶に残ってたんです。


そうそう、これこれ。このビデオ↓の1分40秒あたりから。




今年もトライ量産で、「世界のトライゲッター」の仲間入りをした感がありました。


東京セブンズと香港セブンズの両方で「ドリームチーム」いわゆる「ベスト7」に選ばれたのも納得?




あとは、アタシのお気に入りのテレビドラマ、Hawaii Five-Oの主人公になんとなく似てる気がするのよね…。




それにしても、カナダやアメリカは毎年どんどん強くなっていきますね。


余談ですが、全チームの中で一番アタシが好きなジャージーのデザインはこれかなー。




ラグビーのジャージーとしてはちょっとポップすぎる、と思う方もいるかもしれませんけど。


カナダ代表の楓の葉がたくさん入ったデザインもいいなと思います。


日本代表も、これくらいインパクトのあるデザインにしてもいいんじゃないかなと思うんですけどね。




オーストラリア代表がこのジャージーで登場したのは、東京と香港を通じ


東京での一試合だけでしたよね、多分。


「ちょっと練習着っぽくない?」なんて声が周りからも聞こえてきました。


オーストラリアと言えば、やっぱり上下イエローですもんねぇ…。


そうそう、写真を取り損ねてしまったのですが、一日目の対戦、サモア対フィジーの一戦で


ピッチに登場した両チームの選手達が大きな一つの円陣を組み


選手全員でボールに手を合わせたシーンがありましたよね。




ラグビーっていいな、と思った瞬間の一つでした。


あー、All Blacks Sevensのことも書こうと思ってたんですが、長くなっちゃったので明日にします。



拍手する

2014年3月30日日曜日

東京セブンズ2014、回顧録。(前篇)



土曜は、午後からIRB SevensのHPのストリーミング放送で香港セブンズを見ていました。


東京セブンズが終わってもう1週間か…と思うと時間の早さを感じます。


ラグビーは怪我の多いコンタクトスポーツ。


そのプレー姿を楽しみにしていたのに、残念ながら怪我で来日できなかった選手も少なくありませんでした。




この↑ボードにドアップで載っていたアメリカ代表のCarlin Islesもその一人。


昨年は東京大会の一日目に負傷退場となり、今年は来日できませんでした。


 

イングランド代表のトライゲッター、Dan Nortonは3年連続で来日し


今年もしなやかで美しいランを見せてくれました。


香港セブンズの放送では、実況アナウンサーがイングランド代表のスポンサーのHeatrow Express


を引き合いに出して、「Dan Nortonの走りは、まさにエクスプレス(特急列車)だ。」と称賛してました。


でも、同じくイングランド代表のトライゲッター、Mat Turnerは来日しませんでしたね。




Britzbokkeはもちろん、セブンズの「顔」の一人、Cecil Africaの名前もありませんでした。


トライゲッターと言えば、All Blacks SevensのTomasi Camaも来日しませんでしたね。




ちなみに、東京大会がAll Blacks SevensデビューとなったSHのMarth McKenzieは


Tomasi Camaが負傷したために来日が決まったのだそう。


この選手、Super RugbyのBluesに所属していたそうなのですが


ラグビーリーグのスターBenji Marshallと入替で今季の登録メンバーから落とされてしまい


セブンズに転向、そしてAll Blacks Sevensとしてデビューとなったんですって。


まさに「捨てる神あれば拾う神あり」といったところでしょうか。

(2014/03/19 www.stuff.co.nz)


逆に、2012年は来日したものの昨年は怪我等で欠場、そして今年東京セブンズに「復活」した


選手もいましたよね。




オーストラリアのキャプテン、Ed Jenkinsはその端正な顔立ちとキャプテンシーで


2012年に印象に残った選手の一人でした。


その年は、オーストラリアが優勝、優勝カップを掲げた彼の姿が電光掲示板に大きく映し出されましたし。



 
今年は、表情がますます精悍になったように思いましたが


二日目のニュージーランド戦でのハイタックルにより、残りの試合は出場停止になってしまいました。


昨年、このEd Jenkinsに代わってオーストラリア代表のキャプテンだったのがJesse Parahi。


でも、大会一日目に負傷し、二日目はチームの裏方に徹する姿を見せていました。


今年は二日間全試合に出場しましたよね。




復活組で言えば、この人も忘れちゃいけませんね。



 
イングランド代表のTom Mitchellは、今年はキャプテンとして来日しました。


今でもまだイギリスの名門オックスフォード大学でお勉強しているのかしら???




長くなってきたので、この辺で。


後篇では、今年の東京セブンズで印象に残った選手のことを書こうかと思います。


(続く。)


OMK; 秩父宮で何度も放映されたこの動画、香港セブンズ用のCMだったんですね。




でもこのCM、香港大球場ことHong Kong Stadiumで収録されたものではなく


遥か彼方の南アフリカのケープタウンで12時間をかけ、徹夜で撮影されたんですって。




イングランドのメンバーに至っては、撮影開始が午前2時、終わったのが午前4時。。。


お疲れさまでした…。


拍手する

2014年3月28日金曜日

東京セブンズ2014、良くなったこと&改善してほしいこと。(後篇)

今回は、「改善してくれたら嬉しいな。」と思ったことを書いていこうかと。


まずはこれ、大会プログラム。



2012年は1,000円、2013年は1,500円、そして今年は再び1,000円になりました。


アタシは、無料のメンバー表とスケジュールの一覧が配布されたので今年は購入しませんでした。


購入した知人に内容について聞いてみたところ


①選手名はカタカナとアルファベットの両方の表記があったが、これまで同様に顔写真はなかった。


②日本代表とレフリーについては、カラーの顔写真とプロフィールが掲載されていた。


③記載されていたメンバーと実際の登録メンバーが一致しない代表チームもいくつかあった。


とのことで、去年と特に変わってないのかな、という印象を受けました。


メンバー登録は大会の始まる24時間前が締切ですから、負傷等で変更があるのは仕方がないと思います。


でも、大会の一週間前位までには来日する各代表チームメンバーは決まると思うので


来日したメンバー全員の顔写真(できればカラーで)とプロフィールが載っていると嬉しいですよね。


(顔写真のところにサインをもらいたい、と思うファンの方も多いでしょうし。)


また、かなり大変だとは思うのですが、昨日に頂戴したコメントにもあったとおり


大会二日目については、「Pool A 1位」「Pool B 2位」という表記ではなく


各チーム名が入ったトーナメント表が無料配布されると嬉しいですよね。

 


大会二日目には、メインスタンドとバックスタンドの裏にそれぞれ用意された大型ボードを見ながら


無料配布されたトーナメント表にそれぞれのチーム名を書き込むファンの姿が目立ちました。




大会のプロモーション活動は、スポンサーとの兼ね合いなど簡単ではない部分も多いと思いますが


せっかくオリンピック正式種目になるのですから、もっとアピールできるといいですよね。


今回、初めてセブンズを見に行ったラグビー経験者の知人がいたのですが、


大会の数日前にたまたま見ていたテレビ番組で特集されていたのがきっかけだったそうです。


「一試合の時間が短くて展開もスピーディーだから飽きなかったよ。


途中退出&再入場ができたのもよかった。


同じチームの試合は予選なら必ず三試合、二日目も最低二試合は見れるって知らなかったんだけど


これなら、他の用事が入ってもやりくりできるね。


今年は二日目だけの観戦だったけど、来年は早割チケットを買って、二日間秩父宮に来ようと思ったよ。」


とのこと。やっぱりマスコミを通じた宣伝効果って大きいんですね。


ただし、実際に丸二日間45試合を全部見るのってなかなか気合いと根性が入りますよね。


だって、大会一日目の最終試合が終わるのが夜8時半、自宅に帰ればあっという間に日付変更線、


大会二日目の開場時間にあわせて午前5時起床、午前7時前に自宅を出るなんて


普段の出勤よりもハードスケジュールです。。。


そこで思うのは、大会一日目のエキシビジョンマッチを2試合から1試合に減らし(あるいは無し)


オープングセレモニーもカットしてくれないかな、と。


そうすれば、大会一日目の最終戦が終わる時間を1、2時間程度早めることができるはず。



大会一日目屈指の好カードだったオーストラリア対イングランドの一戦は


オープニングセレモニー終了からさらに2時間後の6時半過ぎがキックオフでした。


その後には日本代表やAll Blacks Sevensの試合もあり、接戦の好ゲームが続きました。


(All Blacks Sevensがあわやカナダ代表に破れるかも???ってな場面もありましたよね。)


でも、午後4時過ぎにスタートした同じカードの二度目のエキシビジョンマッチ、


そして午後4時40分から1時間近く続いたオープニングセレモニーの時間帯に


お子さんを連れたファミリーの多くが会場を去った気がするんです。


個人的にずーっと不満なナイター照明のこともあり(とにかく暗い)


大会一日目、なんとかもう少し早く家に帰れるようにしてもらえませんかねぇ…。


(All Blacks Sevensは大人気。)
 
大会二日目に関して言えば、全試合日程を終了したチームがバックスタンドに回ってくる際は


サインも写真撮影も無し、選手は手を振ってグラウンドを一周するだけっていう


運営にしてもらうのは無理かな…。


これは昨年も一昨年も起きたことで、二日目にどこに座るかを決めるうえでの悩みの種。


日本代表や上位チームは人気が高いので、選手の皆さんが回ってくると


サインや写真撮影を求め、バックスタンドの最前列にファンが殺到してしまうんです。


そうなると、最前列から3列目あたりに座っていると試合が全く見えません。。。


選手の皆さんの対応の違いはそれぞれの気遣いによると思うのですが


「試合観戦の邪魔になってはいけないから、笑顔で手を振りながらさっと通り過ぎる。」


というアプローチをしている選手やチームがあるのと同時に


「求められたサインや握手、写真撮影にはできるだけ応えたい。」


というスタンスでずっとファンサービスをしている選手もいたように思います。


特に今年は、決勝戦の前に「Let's Dance!」となったため


ノリノリの(酔った)ファンや子供たちがバックスタンドの一列目に集まってきてしまいました。


音楽終了後すぐに決勝戦が始まったので、自分の席に戻ることなく、その場に立ったまま


座って見ていたアタシたちの視界を完全に遮った状態で決勝を見始めたファンが多く


しかも、そこに特に人気の高いAll Blacks Sevensのメンバーがやってきたものだから、さぁ大変。。。



一番人気は、日本で生まれ4歳まで東京に住んでいたAkira Ioaneだったかなぁ…。


All Blacks Sevensつながりでいえば、ジャージーのサプライヤーのA●idasのショップは


これまで東京セブンズでの出店がないんですよね、残念ながら。





それから、一日中スタジアムにいると何度も利用することになるトイレですが


ハンドドライヤー(ジェットタオル)が備え付けになったらいいんだけどなー、と思います。


ちょっと贅沢すぎますかね?


ただし、大会二日間でトイレットペーパーがない!という場面には一度も出くわしませんでした。


きっと運営スタッフの方がこまめに補充してくれていたのではないかと。




ということで、今年も言いたい放題ワガママを書いてしまいましたが


一年に一度のこの国際大会、今から来年の東京セブンズを楽しみにしているアタシです。




拍手する

2014年3月26日水曜日

東京セブンズ2014、良くなったこと&改善してほしいこと。(中篇)



大会二日目の開場は午前8時。(JRFU会員は7時55分)


開場時間と同時にスタジアムに入りました。


バックスタンドの電光掲示板側の青いシートの一画がロープで囲われていたので


「???」と思っていたら、間もなくサントリーの応援フラッグをもった方を先頭に


学生さん達が次から次へとやってきて着席。


まだ第一試合に出場するチームがウォーミングアップに登場する前に


電光掲示板の前で記念撮影をしていました。


大会一日目に、このカードをもった学生さん達の映像が映し出された時


誰が招待したのかなーって思ったんですけど、サントリーだったんですね。


試合の始まった午前9時の時点では、スタジアムの観客はまだまだまばら。


それでも、他のお客さん達の移動の妨げにならないようにと早い時間帯に会場入りされたんでしょうし


運営側とも事前にきちんと調整をされていたんだと思います。。


こういう試みは、ぜひ来年以降も続けていただきたいと思います。


ちなみに、いの一番でウォーミングアップを始めるのはレフリーの皆さんなんですよね。
























今回の大会前に大きな話題となったのは、早割チケットの値上げだったと思います。




昨年は3,000円だった二日間有効の早割チケットが約二倍の5,500円になりました。


でもこれ、妥当な金額なんじゃないかなって思います。


5月に開催されるロンドン大会は、昨年9月の段階でスーパー早割チケット(二日間有効)が18ポンド。


現在の早割チケット(購入期限は3月31日)だと、30ポンドだそうです。


30ポンドだと約5,100円の計算ですから、 東京大会の早割チケットほぼ同じですよね。

一日券だと大人は25ポンド(約4,250円)だそうです。


同じく5月に開催されるスコットランド大会の場合は、


指定席や自由席等いろいろな種別があるみたいですよね。


このチケット販売ページ()、すごく見やすくていいと思います。


スコットランド大会のチケットの値段と比べると、東京大会のSS席はちと割高ですかね…。


秩父宮のメインスタンドの指定席がもう少し安くなると「日焼けはしたくない&いい席で見たい」


という女性ファンの購入欲をそそるかもしれないですよね。


(バックスタンドで日焼けしちゃいました!という方が今年は多かったですし。)


お隣の香港の場合は、三日間有効のチケットのみで日本から買う場合は今年は32,000円でした。


(昨年は25,000円)


香港大会のチケットが「超」入手困難な理由については、以前にブログに書いたことがありますが(こちら)


コアチームの試合数は全く同じなわけで、それを5,500円で見れる、


ついでに5,500円で45試合ってことは1試合当たりの観戦料は122円なわけで


缶コーヒーや缶ジュース一本分のお値段で、世界一のチームの試合が目の前で見れてしまう、


そう考えたらもの凄いお得感じゃありませんかね?


他にそんなスポーツ、ないんじゃないかと…。


また長くなってしまったので、後篇で「改善してくれたら嬉しいな」ということを書きたいと思います。


(続く)


拍手する

2014年3月25日火曜日

東京セブンズ2014、良くなったこと&改善してほしいこと。(前篇)

 

毎年、スタジアム観戦した東京セブンズで良かったこと、改善してくれたら嬉しいなと思うことを


一個人ファンとしてこのブログに書いてきました。


いつもは一連の東京セブンズの投稿の一番最後に書いていたのですが


今年は最初のうちに書いておこうと思います。


ご参考までに






過去のブログを読み返すと、毎年、いろいろな点が改善されているなと思います。


それでは昨年同様に、まずは良くなったと思ったことから。


昨年のブログで「有料でもいいから、トップリーグの試合で配られるようなメンバー表がほしい。」


と書いていたのですが。


ジャーン。




今年は、全チームの登録選手の一覧が無料配布されました。


実はこれ、A3の大きさで表はこうなってました。




その裏の左半分がメンバー表、右半分は試合スケジュールとトーナメント表だったんです。




試合結果も書き込めるようになっていて、試合が終わるごとにペンを取りだす方が多かったです。


欲を言えば、選手の名前がアルファベット表記だけだったので


日・英の両方の記載があるともっといいと思います。


(有料のパンフレットは日・英の表記だったそうですが、そのことはまた後ほど。)


そう言えば、昨年のフランス代表は、背中の名前が二ヶ国語表記だったんですけど。




今年は、その背中からカタカナが消えてました…。なんでかな?


 
それ以外にも応援グッズとして2012年から毎年配られている細長いバルーンや


無料のフェイスペイントサービスがありました。


二つ目は、毎年、食べ物や飲み物の売店が充実してきていること。


昨年は、テニスコートのところに売店が集中していたのですが


今年は、正門から入ってすぐのところからずっとお店が並んでいました。




どのお店も、麦酒が欲しくなるメニューが多く、また寒さ対策で温かい汁物を出すお店もありました。




半袖でも過ごせたほどの晴天の週末、ジャンクフードと冷えた麦酒の組み合わせって最高ですよねぇ。


しかも朝から晩までラグビー三昧…。


至極の時を過ごした方も多かったと思います。


バックスタンドのコンコースにも食べ物や飲み物を扱う売店(屋台)が3店舗ありました。


それ以外にも、スタジアムの売店が去年以上の品ぞろえで頑張っていたと思います。




三つ目は、大会二日目にボランティアの学生さん達がゴミ集めをしてくれたこと。


大きなゴミ袋をもってスタンド内を回り、ゴミを回収してくれました。


朝から晩までスタジアムにいると、飲み物や食べ物の包み紙なんかのゴミがかさばってくるんですよね。


トイレに行く時間さえも惜しんで試合を見たいアタシとしては、本当に嬉しいサービスでした。


ちなみに、海外のスタジアムって試合後(注;15人制です)のスタンドはゴミだらけ!!!




しかも、紙コップやプラスチックカップから麦酒をこぼすファンが多いので


床面がビチョビチョになるリスクが高く、荷物はいつも膝の上に置いてます。

 


カラフルなシートは、昨年11月にテストマッチを観戦したスコットランドのMurrayfieldで


写真は試合翌日のスタジアム観戦ツアーで撮影したものです。(そのことは別の機会に書きますね。)




清掃会社のスタッフが一日がかりで片付けるんだとか。


瓶や缶の持ち込みが許されるのは日本ならではだと思いますが


ラグビーの盛んな国の基準にあわせるとしたら、荷物検査が厳しくなり


近い将来、瓶や缶は一切持ち込めなくなる日がくるかもしれませんね。


その分、お店が充実するのであれば、それはそれで止むなしかなと思います。


あー、でも水筒の持ち込みはOKにしてくれると嬉しいんだけどなぁ…。


設備面で言えば、トップリーグ期間中、ずーっとカバーが被せられていた


新しい電光掲示板がお目見えしましたよね。




対戦カードの表示の仕方は昨年と全く同じで、選手が登場する際に流れるBGMは3年間同じ。




毎年変えた方がいい、というご意見もあるのでしょうけど


アタシはむしろ毎年同じでいいと思ってます。


だってあの「ナンバ~ワ~ン♪」っていうフレーズが耳に入るだけで「あ、セブンズ」って頭に浮かびますもん。


2012年は日本語表記ばかりだった電光掲示板も、ずいぶん国際大会らしくなったと思いません???




長くなってきたので、一旦、この辺で。


拍手する

2014年3月23日日曜日

財政難を乗り越えて、東京セブンズ2014はフィジーが優勝。



楽しかった二日間はあっという間に終わってしまいました、東京セブンズ2014。


2012年から毎年通って3回目。


今年はそんなに写真も撮ってないし…なんて思ってたんですけどね。


さっき、二日分をパソコンに画像を落としてみたら、なんと1,000枚もありました(ーー;)ゝ


ブレブレの使い物にならない写真も多いのですが。。。


ということで、今日は取り急ぎ優勝したチームのことだけを。




ちょうど夕暮れ時で、バックスタンドからはかなり眩しい時間帯に行われた決勝戦。




最後の最後まで、どちらが勝つか分からない大接戦でした。


毎年、新西蘭代表と英蘭代表を応援しているアタシとしては


Blitzbokkeこと南アフリカ代表とフィジー代表のどちらかのチームを応援する、というよりかは


セブンズの醍醐味を思う存分に楽しませてもらった試合でした。




フィジー代表のヘッドコーチのBen Ryanは、昨年後半の就任からわずか半年弱で


チームのレベルアップを実現したってことですよね。


でも、今年1月には、FRU(Fiji Rugby Union)からのお給料3カ月分の未払いが発覚し、


自身も2013年後半のセブンズワールドシリーズの移動に自腹を切っていたことを公にしていました。


IRBは、FRUの財政管理状況が不安定かつ不透明なことから


体制改善がされない限り、金銭面でのサポートの打切りを発表するなど年明けからゴタゴタ続きでした。


(2014/01/14  www.stuff.co.nz)


今年の5月を目途に解決を目指していくというような報道を目にしましたけど。


その後どうなってるんだろう???





そういった苦しいお財布事情の中での優勝は、チームにとって本当に大きな出来事だったんでしょうね。


優勝が決まり、十字を切ってお祈りを捧げるかのようなポーズをとっていた姿がとても印象的でした。




Blitzbokkeは東京セブンズの二連覇ならず…。




でもですよ、エライなーと思ったのは、ちゃーんと表彰式でフィジー代表にずっと拍手を送っていたこと。




ちなみに、毎年恒例ですけどバックスタンドからじゃ表彰式はこんな風にしか見えないざんす。






電光掲示板を撮っただけですが、お気に入りの一枚です。




おめでとうございまーす。




今夜はこの優勝カップで乾杯したんですかねー???


 


余談ですけど。


準優勝となったBlitzbokkeのKyle Brownキャプテンのコメントの一部。


「来年はもう少し早く日本に来て、観光の時間がほしいなぁ…。」とこと。




来年は4月上旬の開催ですもんね。


きっと桜がキレイに咲いていることでしょう。




まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、それはまた明日。





拍手する