2011年2月28日月曜日

もしもDan様がケガしたら。

昨日のSix Nations、英蘭のWilkoことJonny Wilkinsonがペナルティーゴールを
一本決めて個人得点記録を1,190点とし、再びDan様の記録(1,188点)を抜きました。
Six Nationsで英蘭はあと2試合あるので、Wilkoの記録はもう少し伸びるんでしょうね。

 nzheraldのウェブサイトを見ていたら、こんな記事がありました。

All Blacks: Evans ready to answer SOS
(nzherald 2011/2/27)

元All Blacksで2007年のワールドカップにも出場、現在は英吉利のHarlequinsでプレーするNick Evansが
「もしもDan様がケガをしてワールドカップに出れなくなり、All Blacksへの復帰を要望されたら?」という質問に
"It's a hard thing to say 'no' to. Who wouldn't want to play? I knew the rules before I came over here. But rules can be broken. If the worst was to happen, they've got Conor's [Quins director of rugby Conor O'Shea] phone number. If not, I'll look forward to waking up with a cup of tea and watching it [World Cup]." (上記ウェブサイトより引用)
("No"って答え難いでしょ。(All Blacksで)プレーしたくない選手なんている?こっちに来る前から(海外でプレーする選手はAll Blacksの選考対象外となる)ルールは知ってるよ。でもルールは変えられる。最悪の事態になれば、協会はHarlequinsのディレクターの電話番号を調べるだろうね。そうでなければ、朝起きて、紅茶でも飲みながらワールドカップの試合を(テレビで)観戦するのを楽しみにしてるよ。)

と答えたそうです。

でも、これ、新西蘭じゃなくて、英吉利のThe Guardian紙のインタビューだったとか。

そのThe Guardian紙の元々のインタビューはこれですね。

Nick Evans would answer the All Black call - but will it come?
(The Guardian 2011/2/18)

まーこ。がラグビーを見始めた時は、既に彼はAll Blacksを卒業していたのでプレーしている姿は
見たことがありません。唯一知っているのは、英吉利のクイズ番組に出ていたこの姿。(こちら)
口ひげのせいでもう30代半ばなのかと思っていたら、まだ30歳だったのね…。

ただ、このインタビューが新西蘭で話題になるってことは、それだけDan様の後継者というか
バックアップとして認められる殿方がいないってことの証しなんだろうなぁと思った次第です。

 英蘭はWilkoが先発出場する機会が減り、Toby Flood→最後はWilkoで勝利確保、というのが
必勝パターンとして定着しつつあるといろいろなサイトで書かれていましたし、テレビ解説の方も
そうおっしゃってました。Wilko自身も自分はそういう役割にシフトしつつあることを認めてると
インタビューで答えていました。All Blacksはどうなんでしょ…。やっぱりDan様頼みなのかしら?


そういえば、一ヶ月くらい前には、Nick Evans同様に2007年のワールドカップに出場し現在は
仏蘭西のToulonに所属するCarl Haymanが、All Blacksに復帰して今年のワールドカップに出場
するために3ヵ月の期間限定で新西蘭のクラブに戻ることをToulonと交渉している(らしい)という
話題がいろいろなスポーツサイトにでているのを目にしました。結局、どうなったんでしょう?
「もう過去の選手、いらん!」というちょっと過激なコラムを書いてるライターの方がいたり。
同じサイト↓の読者投票も約75%は「Haymanは不要!」という回答だったりでしたけど…。


The All Blacks don't need Carl Hayman
(RUGBYHEAVEN 2011/1/26)

最後は誰がAll Blacksのメンバーに選ばれるんでしょうかね。







OMK;Nick EvansとCarl Hayman発見。プレーしてる姿じゃないけど…。
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2011年2月27日日曜日

赤と黒を身につけて夜更かし。

夜10時から翌午前2時までの4時間は

「お肌のゴールデンタイム」

とか

「美肌のゴールデンタイム」

と呼ばれています。

成長ホルモンが一日の中で最も活発に分泌される時間帯なのだそうです。

かつ、成長ホルモンは睡眠中に分泌されるので、夜更かしは美容の大敵。

Super RugbyとSix Nationsが開催される2月そして3月。

まーこ。はほぼ毎週末、このお肌のゴールデンタイムは、

「週で一番アドレナリンが出る時間帯」

となってしまっております。 

ゴメンよ、アタシのお肌…。

納豆に含まれるアルギニンというアミノ酸は、成長ホルモンの材料になるそうです。
それに女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンが豊富なことでも有名。

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ということで、今夜も納豆食べました。



さて。



 CrusadersやChristchurchの方々への敬意を込め、Super RugbyやSix Nations
では各チームの選手が腕に黒と赤、又は黒の腕章(テープ)を巻いていました。

まーこ。もこれに倣い、今日は黒と赤を身につけてSix Nationsの試合を観ました。

黒のタートルニットに、去年Wales対Englandの試合をトゥイッケナムで観た時に
連れて行ってくれた友人が記念に買ってくれた、今でも大事に持っているマフラー。


テレビ放送一試合目のWales対Italyはこれ↓で。

テレビ放送二試合目のEngland対Franceはこれ↓で。

ウェールズは、ほぼ全員が腕に黒のテープを巻いていましたが、
英蘭は新西蘭出身のShontayne Hapeだけが喪章をつけていました。
(Dylan Hartleyも新西蘭出身だったような気がするけれど…。)



ウェールズも英蘭も新西蘭も、みな英連邦王国に属しているので、英蘭も
選手全員が黒の喪章をつけてくれたらもっとよかったのに、と思いました。

試合は、いずれも英連邦王国に属するウェールズと英蘭が勝ちました。



Wales 24 - 16 Italy

England 17 - 9 France


今日はChris Ashtonのスワンダイビングはありませんでした。
(まぁ厳密にはやってましたけど、トライとしては認められず…。)

Wilkoがペナルティーキックを一つ決めて、再び、個人得点記録でDan様を抜きました。



それでは、お休みなさい。 
zzzzzz
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2011年2月26日土曜日

15→10で1→9???

無知&無恥なアタシにどなたか教えてください m(_ _)m


出場選手の表記の順番が

15 → 10 で 1 → 9 で 16 → 22 

なのはナゼですか???



(RFU 2011/2/24)

とか

(skySPORTS 2011/2/25)


まさか誤植じゃないでしょうし。

日付の書き方みたいに、日本式(年/月/日)とか英吉利式(日/月/年)とか
亜米利加式(月/日/年)みたいに、国や地域によって書き方が違うとか?

これまで一番見慣れていたのは1番→15番の昇順で(これとか)
その次は15番→1番の降順(控えの選手は16番→22番)


上述のRFUのサイトのビデオは、選手紹介(写真)は1番→15番なのに、

ビデオの最後に出てくる表記や、ウェブサイト上の表記は

 15→10、1→9、16→22で摩訶不思議…。



OMK;ケガの回復具合がイマイチで、今日は出れないそうです…。

それから、テストマッチの得点記録は英蘭のWilkoが現在1,187点。
世界記録保持者のDan様の記録(1,188点)を再び抜くかもしれません。
というかSix Nations開催期間中に抜いちゃうんだろうなぁ…。


それにしても、今週はちょっと書き過ぎました。
来週は、もう少しスローダウンしよう。

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2011年2月25日金曜日

Cipriani、汚名ばっちり返上。

先ほどまでRebels対Brumbiesの試合を観てました。

 Rebels 25 - 24 Brumbies


明日のブログに書こうかと思いましたけど、ガマンできそうにないのでもう書いちゃいます!


Danny Cipriani、とっても頑張ってた!エライ!
 

Rebels、初得点オメデトウ、しかもCipriani!
  
Rebelsの初トライ、見れてよかった!
Mortlock、かっちょよかった!
  
Rebelsの初勝利、ホームのAAMIスタジアムでバンザーイ!

あー、スッキリしたー。

昨日は、ナイトクラブでのご乱行(どうやらウォッカのボトルを一本くすねてしまったらしい…)
で各国メディアに名前が出てしまったDanny Ciprianiでしたけど、早速、Rebelsの試合での
活躍ぶりが英吉利や濠太剌利のスポーツサイトで報道されていました。良かった、良かった。


Danny Cipriani kicks last-gasp penalty to earn Rebels a 25-24 victory over Brumbies
(MailOnline 2011/2/25)

一番最初のペナルティーキックは外してしまいましたけど、それ以外の5本とコンバージョンも
バッチリ決めていましたし、試合の途中で相手チームの殿方の張り手を喰らってしまい、指が
目に入ってとても痛そうでしたけど、それでもゴールキックを決めていた姿が印象的でした。

それに、最後79分でのペナルティーキックは思わず両手を合せて拝んでしまいました。

先週のLions対Bullsもそうですが、試合前は勝手にランクが上のチームが圧勝するだろうと
決めつけて見始めた試合が最後の最後までどちらが勝つかわからず、あぁホントにラグビー
って楽しいスポーツだなぁと思えた試合を二週連続して観れたのはラッキーだったと思います。

そういえば、この試合はBrumbiesを応援する予定だったのにすっかりRebelsを応援してました。

Adam Ashley-Cooperよりも、Matt Giteauよりも、なぜかずっとDanny Ciprianiを目が追ってました。

あららー、なんでかなー。ま、いっかー。


とにかく、Rebelsの殿方とファンの皆さまは、今夜は勝利の美酒に酔いしれちゃってください。
(でも、それで明日、再び悪いニュースでメディアをにぎわすことがありませんように・・・。)
 

OMK;このビデオに名前とポジションの字幕を付けたバージョン、出してくれないかしら…。
 






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Cipriani、飲酒でトラブル。

元英蘭代表で、現在Super RugbyのRebelsでプレーするDanny Ciprianiが同チームの所在する
濠太剌利のMelbourne(メルボルン)のナイトクラブで、大酒飲んで、店側から退店を命ぜられる
トラブルを起こしたそうです。しかも開幕初戦の対Waratahs戦を43-0で落としたその日の夜に。
(厳密には、翌朝4時ごろの出来事で、警察沙汰にはならなかったらしいです。)
(mailonline 2011/2/25)

濠太剌利、新西蘭、英吉利と各国の報道・新聞サイトのラグビーのページでは、このトラブルのこと
が取り上げられていました。おまけに「Bad Boy」だの「Playboy」だのという活字のオンパレード。

酒は飲んでも飲まれるな。

と言いますけどね…。

でも、アタシも「Melbourne」「ナイトクラブ」「お酒」という言葉が揃うと、ちょっと苦い思い出があります。
「これからの人生、何があっても絶対に口にしたくない」と思った、あるお酒と出会った場所なのです。

 そのお酒の名前は、通称「ヤガボム」。ボム=Bomb=爆弾ということで「ヤガ爆弾」。

3年半前にMelbourneに出張したのですが、その際、ナイトクラブにも何度か連れて行ってもらいました。
(もしかしたら、今回のトラブルの場所となったクラブにも行ったことがあるかもしれません。) 

そこで、一緒にいた同僚が注文したのがこのヤガボムでした。
それを飲んだ翌日は、アタシはもちろん、ガタイのいい外人の殿方ですらものすごい二日酔になります。
その確率は、ほぼ間違いなく100%。アタシは完全に記憶が飛びました。(あぁ恥ずかしい…。)
アタシの場合は、翌日ベッドの上で、着の身着のまま、靴も履いたままの状態で目が覚めました。
でもどうやって帰ってきたのか記憶ゼロ。そしてなぜか頭には大きなタンコブ、お尻には大きなアザ!

 その頃はこのヤガボムという飲み物が巷で流行っていたらしく、Melbourneに限らず六本木でも
何人かで飲みに行くと、誰かしら必ず注文していました。翌日ヒドイことになると分かっているのに。

ちなみに、このヤガボムの作り方はいたって簡単、家でも作れますよ。

 ~用意するもの~

イェーガーマイスター(Jägermeister、ヤガマイスターとも呼ばれます。)というリキュール

レッドブル 250cc
【 全国送料無料 】レッドブル エナジードリンク  250ml  24本入り

大きめのコップ(350ccくらい入るもの)とショットグラスを一つずつ。


~作り方~
①大きめのコップにレッドブルを注ぎます。氷は不要。
②ショットグラスに、イェーガーマイスターを注ぎます。
③上記②をグラスごと①のコップにドボンと沈めます。

はい、出来上がり。

イェーガーマイスターは薬草やハーブを原料とするドイツのリキュールで、昔は薬として飲用されていた
と聞きました。確かにそのままショットで飲むとものすごく苦くてちっとも美味しくありませんでした。

ヤガボムという名前は、とにかく胃が痛くなる=胃の中で爆発する、ということに由来しているそうです。
確かに、ホントにホントにあの二日酔いはつらかったです…。

あ、誤解のないように言っておきますが、Danny Ciprianiが何を飲んでトラブルを起こしたかは書かれていません。

あしからず。

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2011年2月24日木曜日

Crusadersの試合中止に思う。【2/25追記】

今週末のSuper RugbyのCrusaders対Hurricanesの試合は、やはり中止になりました。23日の晩にCrusadersのベテランの選手達や首脳陣による協議の場が設けられ、今週末の試合の中止を決定、その正式なアナウンスが24日の午前一時過ぎ(現地時間)に出たそうです。そのニュースをインターネットの多数のニュースサイトで見たときは、なんだかホッとしたというか、安堵の気持ちを覚えました。

新西蘭、また特にCrusadersを応援するアタシとしては、お気に入りの選手の多いCrusaders対Hurricanesのカードは先週のCrusaders対Bluesに続きとても楽しみにしていた試合の一つでしたが、この状況では、仮に試合が行われたとしても楽しめなかったと思います。

Super Rugbyのスケジュールとしては、来週の土曜、3月4日にCrusaders対Waratahsの試合が、その翌週の3月11日にCrusaders対Brumbiesの試合がそれぞれChristchurchで予定されていますが、ChristchurchのAMIスタジアムはダメージが著しいため、代替会場が検討されているとか。

ただ、Crusadersは来週末の試合に挑めるだけの状況にあるのか、アタシは気になりました。

Pictured: The moment New Zealand quake shook a city to pieces
(mailonline 2011/2/24)


選手たちが、まともに練習ができる場所があるのか、とか。
練習や試合に集中できる環境、心理状態なのか、とか。
Christchurchにお住まいのCrusadersのファンの方々が、地元チームを応援できる状態なのか、とか。 

Dan様の自宅もダメージを受け、地震発生以来、ご両親のところに身を寄せているそうです。

Carter agrees with Crusaders' decision
(tvnz 2011/2/24)
 Carter shocked by quake (インタビューのビデオ)
(tvnz 2011/2/24)

上記参照のニュースには、Crusadersは来週の月曜から練習を再開する予定と書いてありましたが、むしろ、あと数週間は練習や試合を中止してもいいのではないか…とも思います。
(あくまでも個人の勝手な思いです。)

Bout 2go buy some supplies with my good buddy @ 2send down 2 the people of . @ have a container going down 2night (引用;Neemia TialataのTwitterより 2011/2/24 )

Hurricanesに所属するPiri WeepuとNeemia Tialataは救援物資を自ら購入し、Hurricanesの手配によるコンテナで早速送るそうです。彼らのTwitterにこんな写真がでていました。 

Piri Weepu
Neemia Tialata

25日は、新西蘭のチームは、Highlanders対Chiefsの国内チーム対決、南阿弗利加でBluesがSharksと対戦します。Highlanders対ChiefsはJsportsで放送予定となっています。どのチームも是非頑張ってもらいたいです。




【2/25追記】
今日のnzheraldに、Crusaders&All Blacksのメンバーが、ご近所の掃除や片づけを率先して手伝った記事が出ていました。(写真付)

(nzherald 2011/2/25)

CrusadersのTodd BlackadderヘッドコーチやWyatt Crockett、Andy Ellis、Kieran Readがご近所で被害の大きかった家に一輪車やスコップを持って駆け付け、率先して土砂の片づけ等を手伝ったそうです。とてもいい話ですね。

その様子、Cory Janeが売り上げを寄付のために自身のユニフォームをオークションに出した件に関するインタビュー、明日の日本選手権で募金活動が行われるナレーションが入った動画はこちら。

Cory Jane's gear goes under hammer for Christchurch - Video
(3news 2011/2/25)
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薔薇柄のLAND ROVER。

先日、更新期限ギリギリでやっと運転免許を更新しました。

今回の更新で、ICチップ入りの運転免許証となりました。
また普通免許の範囲内で中型車も8t車まで運転できるのだとか。

免許取得以来、1回しか運転したことのないオートマ限定のアタシ。 
約一か月前のブログにも書きましたけど(こちら)
当然、ぴっかぴっかのゴールド免許、優良ドライバーです。

更新手続の一環として義務付けられている講習も30分で終わりました。
でもちょっと複雑な心境…。

免許更新の時の講習のビデオって、あくまでも常日頃から運転している方向けに
作られていますよね。アタシのように、運転免許証が完全に身分証明書にしか
なっていない人間と恒常的にに運転している人が全く同じ講習でいいんだろうか?

ホントにアクセルとブレーキがどっちがどっちかすら分からんのです、アタシ。
でも、だからと言って、免許を保有している期間中にどれくらいの頻度で車を
運転したか、なんて自己申告以外に調べる方法もないわけで、そうなると運転の
頻度に応じて講習内容を分けるわけにもいかないでしょうし、更新のたびに試験!
なんてことになったらそれこそ大変だし…とわけもわからないことが頭をよぎりました。

最近は、ペーパードライバー向けの講習をしてくれる自動車学校もあると聞きました。
今後、もし運転する必要がでてくればそういう教習所で一から出直しするしかありません。

少なくとも、今の生活スタイルを続ける限り、アタシが車を運転する必要は皆無。
車は誰かに運転してもらって、乗せてもらうもの!


チームビルディングとSix Nationsのキャンペーンの一環として、英蘭代表が
こんなチャレンジをしたそうです。凍った道での運転とかアタシには絶対無理…。
ちなみに、英吉利の高速道路は、高速料金がかかりません、無料デス。

このバラだらけのLAND ROVER、なんか可愛らしくていいなぁ…。
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2011年2月23日水曜日

Hurricanesのサポート精神。

Christchurchの地震の被害は本当に深刻ですね。
多くの方が一刻も早く救出されることを願うと共に、願うことしかできない自分の無力さも感じます。

Crusadersの関係者は、選手全員やコーチの安否の確認は取れたようですが、残念ながら、10年間にわたり同チームのボードメンバーを務めていたPhilip McDonald氏がビルの倒壊に巻き込まれ犠牲となられたそうです。

(www.3news.co.nz 2011/2/23 PM7:00)

この週末、首都WellingtonでSuper RugbyのCrusaders対Hurricanesの試合が予定されていますが、試合の実施可否についてはインターネットのニュースサイトを見ていても情報が二転三転して、どうなるのかよくわかりません。

今朝の朝5時(現地時間)発表の以下のニュースでは、Crusadersは予定通りWellingtonに向かい試合を行うが、家族等のケアのために欠場を希望する選手がいればその意思を尊重する意向、と書かれていました。

(www.stuff.co.nz 2011/2/23 AM5:00)

しかし、上記の3newsの動画では、このMcDonald氏の訃報を受け今週末の試合の実施可否の決定は明日(木曜)に持ち越しとなった、というナレーションがありました。

特に幼いお子さんや年老いたご家族がいる選手の方は、ラグビーどころではないのでしょう。

Kieran Readは、確かクリスマス前後に第一子が誕生予定とインタビューで答えていましたし、Brad Thornは4人のお子さんたちのパパ、Andy Ellisも奥様の出産に立ち会うために一昨年の秋の北半球遠征をBrad Thornと共に一足早く切り上げて帰国、という報道を目にしたことを今でも記憶しています。物理的、また選手をはじめとする関係者の方々の精神的なインパクトを考えると、今週末の試合の実施は、現実的にちょっと難しいのではないかと思います。

また、対戦相手であるHurricanesの選手たちも、各自でアクションを起こしているようです。

(www.stuff.co.nz 2011/2/23 AM11:13)

"Wat (sic) do u think boss? Hurricanes and Crusader teams postpone sat match but instead help out down Christchurch clean up." (上記リンクの記事より引用)
 (ボス(=SANZARのCEO Greg Peters氏)、どう思われますか?、土曜のHurricanes対Crusadersの試合を延期して、代わりにChristchurchに救援活動に向かいませんか?)
とSANZARのCEOにTwitterで直接メッセージを送ったそうです。これに対し、Peters氏は現時点でのSANZARのスタンスは予定通り試合を行うと直接Twitterで返答したそうです。

二次災害の危険性等を考えると、 選手たちが救援活動に直接参加できるかは分かりませんが、Neemia Tialataがこのような気持ちを持ち、そして実際にその気持ちをアクションに移したことについてはとても勇気のある行動だと思いました。
(会社員という組織に所属する立場からすると、SANZARのCEOに直談判する前にチームの上層部やコーチ陣、チームメイト達に掛け合ったりしたのかしら?とかちょっとオトナな心配もしてみたり・・・ではありますが、でも気持ちは理解できます。)

また、同じくHurricanesのCory Janeは、彼が2010年のシーズンに着用したHurricanesのユニフォームとラグビーブーツをオークションサイト(TradeMe)に早速出品しました。売り上げは全額、救済活動のために寄付するそうです。
(ユニフォームはチーム全員のサイン入り、ブーツはCory Janeのサイン入り)

(www.trademe.co.nz 入札締切は3月2日午後4:31(現地時間))

一個人としてできることは限られますが、寄付等できるだけのことをしたいと思いました。


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Chris Ashton、賛否両論。

Christchuch(クライストチャーチ)の地震、ホントに気になります。
行ったこともないし、知人が住んでいるわけでもないのですが他人事のように思えないのです。

残念ながら、今回はバスの下敷きとなって尊い命が犠牲となったようです。
日本人でも崩壊した建物に閉じ込められている学生さんたちが多数いるとのこと。
まずは亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、現在行方不明となっている
方々が、その命の灯を消すことなく一刻も早く発見されることを願ってやみません。

All Blacksのファンになってからいつか訪ねてみたいと思っていた憧れの地、そして
その象徴であるクライストチャーチ大聖堂も今回の地震で尖塔が崩壊したとか。

今日(23日)は、Crusadersの選手達が、昨年11月に発生したパイクリバー炭鉱の落盤事故で
犠牲となった方々のご家族への慰問が予定されていましたが(当初は2月2日の予定が飛行機が
キャンセルで23日に延期されていました。こちら)クライストチャーチ空港が全面閉鎖ということも
ありますし、おそらく無期延期になるのではないでしょうか。インターネットやFacebook等でも
Crusadersをはじめとする現地のラグビー選手や関係者の方々の安否は何もでていませんね。

今日は、これ以上ニュージーランドのことを書く気分になれないので、Six Nationsのことを。

この週末の試合には、これまでケガのために欠場していた面々が戻ってくるみたいです。

このビデオに登場する英蘭のLewis Moodyと愛蘭のTommy Boweは、いずれも膝の
ケガでこれまでのSix Nationsの試合二試合を欠場していましたが、回復の経過も良好で
それぞれ先週末のクラブチームの試合に出場し、今週末のSix Nationsも出場OKのようです。
(Lewis MoodyはAviva PremiershipのBath、Tommy BoweはMagners LeagueのOspreysに所属)

まだスコッドは発表されていませんが、Lewis Moodyがスタメン出場するとしたら、前回
伊太利亜戦でトライをあげたJames Haskellは控えになっちゃうってことなんでしょうか?
キャプテンは、Mike TindallからLewis Moodyに戻るんでしょうかね?

それから、英蘭と言えば、度々話題となっている(っていうか、アタシがずっと話題にしてる)
Chris Ashtonの派手派手ダイビングトライですが、Martin Johnsonは容認したみたいですね。
Chris Ashton has been given free licence to continue his showboating antics by England manager Martin Johnson.
(Chris Ashtonは、彼のド派手で滑稽なスタイルのプレーを今後も自由にやってよいと英蘭代表チームのマネージャーであるMartin Johnsonから許可を得た。)

でも、専門家の間でも賛否両論みたいです。

例えば、元英蘭代表のWill Greenwoodは真っ向反対というか否定派。

England's Chris Ashton just isn't very good at diving to score in the Six Nations 2011
(The telegraph 2011/2/18)

彼のコラムの最後は
Unfortunately, it was all ruined by that poof dive. Martin Johnson needs to have another word. Not because Ashton is going to drop the ball. But because the way he's scroing tries we are going to have to watch that rubbish for years to come. (上記リンクの記事より引用)
(残念ながら、あのひどいダイビングトライで全てが台無しになった。Martin Johnsonは他に言うべきことがある。Ashtonがボールを落とすからではない。今後数年間にわたり、我々は、彼の馬鹿げたスタイルのトライを目の当たりにしないといけなくなるからだ。)

一方で、同じく元英蘭代表でAshton同様にリーグからユニオンに転向したJason Robinsonは容認派。

(Mailonline, 2011/2/19)
He hasnt't beem playing rugby union for very long and he's the kind of character the game needs. He knows the consequences should he drop the ball but he's great for England. And long may he dive because the more he's diving, the more he's scoring. (上記リンクの記事より引用)
(彼(=Chris Ashton)は、ラグビーユニオンでプレーしている期間があまり長くないし、彼は試合に必要なキャラクターだよ。彼は、ボールを落としたらどういうことになるかってことは自覚しているし、英蘭にとって彼は素晴らしい選手だよね。今後もあのトライは続けてほしいよ。だって彼がダイビングトライをすればするほど、試合でもっと得点を挙げるってことになるからね。)

前にtorigeさんがコメントしてくださったように、一度大事な試合で失敗することがあれば
おそらく本人もプレースタイルについてどうするべきなのか考えるのでしょうけれど。

協会等からペナルティーを課せられるような、誰が見ても明らかな違反行為をしているわけ
ではないようなので、余計にマスコミ等を巻き込んで物議を醸しているのだとは思いますが。


自分で書いておきながら、アタシは賛成なのか反対なのかと聞かれたら、分かりません…
答えます。初めてあのトライを見た時は、随分ハデなトライだなとは思いましたが、
ダイビングしながらトライを決めるシーンはこれまでも何度か見た記憶があるので
(SpringboksのFrancois HougaardやBrian Habana、WallabiesのAdam Ashley-Cooper)
これほど、問題になるようなことだとは知りませんでした。それで、Martin Johnson
コーチが別の選手が失敗したときのビデオを見せて自粛するよう話したというニュース
記事を読んだときは、やはり指導者の言うことは守るべきだと思いましたが、今の状況
だと、多分、Chris Ashtonは当面の間、今のスタイルをそのまま貫きそうな気がします。
今週末の試合はどういうパフォーマンスをするのか、とにかく見守りたいと思います。


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Jamie Roberts、暴行でケガ。

Six Nationsが始まる前から、Walesの参考、もとい三高男子として応援していた
Jamie Roberts(こちら)が、日曜未明にチームメイトのJonathan Daviesと夜遊び中、
ナイトクラブの外で20歳の男(逮捕、保釈済)に暴行を受け、唇を切るケガをしたそうです。
(www.bbc.co.uk 2011/2/22)

193cm、106kgのラグビー選手に暴行を加えるとは一体どんな輩だったのかと思いますが、
でもJamie Robertsは多分抵抗しなかったんだろうと思いますし(勝手な予想)、骨折等の重傷
ではなかったようなので、ちょっと一安心しました。一瞬、ニュースの見出しを見たときは彼が
加害者になってしまったのかと目を疑いましたが、それは勘違いでした。これまた一安心。

ただ、Six Nationsという由緒正しき大会期間中に夜遊び…。
ちょっと波紋を呼びそうな気がします。

Wales Onlineという地元紙のサイトでは、

(Six Nations期間中にラグビー選手が外に飲みに行くのはOKか?)

という読者投票が行われていて、75%以上が「NO」と回答していました。

折角、Twitterまで自粛していたのに…。(こちら)

それに、Jamie Robertsと一緒に夜遊びしていたセンターのJonathan Daviesは、
ハムストリングスのケガで今週末の伊太利亜戦は出場できず、彼の代わりに
James Hookが前の試合のスタンドオフからセンターにスイッチするみたいです。

Jonathan Davies injury forces James Hook centre switch
(www.bbc.co.uk 2011/2/22)

ケガで試合に出れない状態なのに夜遊びとはスポーツ選手として本末転倒!
けしからん!と世論等からバッシングが出そうな気がしますケド・・・。

Jamie Robertsはスコッドに入っているようですが、このまま試合出場となりますかね。

リフレッシュも大事でしょうし、お酒も飲みたいでしょうし、夜遊びもしたいとは思うので
なんでもかんでも「ダメ」と拘束すればいいってものでも無いとは思いますが、ちょっと
タイミングが悪すぎた気がします。多分、協会等からこってり油をしぼられること
になるのではないでしょうかね…。その分、ぜひプレーで取り戻してもらいたいです。
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2011年2月22日火曜日

【速報】Christchurchで大地震発生

本日、ニュージーランドの南島、Christchurch(クライストチャーチ)でマグニチュード6.3の大地震が発生したようです。死者が出ている可能性もあるとのこと。

昨年の地震では幸い死者は発生せず、今年9月のワールドカップに向けて、復興と準備を着々と進めていたのだと思っていました。 

ビデオを見る限り、大きな建物が次々に崩壊し、道路も陥没しているようです。
余震の可能性もあるようです。

VIDEO: Early pictures of Canterbury Quake 2pm (1:59)

VIDEO: Christchurch quake - initial aftermath(6:07)

 (tvnz.co.nz 2011/2/22)


 とにかく、Crusadersの選手だけでなく、Christchurchにお住まいの方々の安否が気になります。
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やっぱりラグビーって面白い。

こんなことを書いたら、長くラグビーを見ているファンの方に怒られてしまうかもしれないのですが。

先週末、テレビでCrusader対Blues、Waratahs対Rebelsの試合に加え、Bulls対Lionsの試合を観ました。

正直なところ、一番「ラグビーって面白い!」と感じたのはBulls対Lionsの試合でした。

アタシは、テレビ放送がある限り、できるだけラグビーの試合は観るようにしています。

でも、正直なところ、応援しているチームやお気に入りの選手がいないと
どうしても試合の途中から他のことに目移りしてしまい、ただのBGMになってしまう、
あるいは、他のチャンネルに切り替えてしまうことが少なからずあります。

Bull対Lilonsも実は、最初はそんな感じでした。

昨年のSuper14、ぶっちぎりの優勝という印象を受けたBullsと確か一勝もできず最下位のLions。


Bullsのメンバーは、ほぼ全員Springboksじゃん!という感じ。
それに対して、アタシはLionsの選手は誰も知りませんでした。

Bullsが圧勝するのだろうと勝手に決めつけて試合を観ていたのですが
試合の後半からムードが急転し、身を乗り出してLionsを応援していました。

百発百中のイメージがあるBullsのMorne Steynが多少ゴールキックを外したものの
LionsのElton Jantjiesは、ちょっとキックの精度が低すぎるんじゃないか…と素人目に思いました。

こういう「たら・れば」の話は厳禁なのかもしれませんが、彼がもう少しPGやCGを
決めていたらLionsが勝っていたかも、と思うのはやはり素人すぎる考えでしょうか?

でも、少なくとも「ラグビーってホントに面白いスポーツだな。」と感じることができた一戦でした。

選手の顔も名前も全然わからないのに、純粋にラグビーというスポーツに
引きつけられたのは 2009年のSpringboks対B&I Lions以来かもしれません。
ちなみに、その試合は前半でB&I Lonsがダブルスコアくらいの差をつけて
リードしていたのに、後半でSpringboksが追いつき、劇的な逆転勝利を収めました。



Lions、惜しかった…。

Bulls 24 - 20 Lions
(superxv.com 2011/2/19)


月並みですが、ラグビーっていいですねー。


OMK;でもどーしても、Pierre SpiesとBakkies BothaとVictor Matfieldの三人が並ぶと
ラグビー選手っていうよりかは、こっちの極悪同盟にしか見えないのよね…。
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Chabalが二人???

まずはこちらの写真をご覧ください。

(espnscrum.com 2011/2/17)

えー、Chabalが二人??? どーゆーことー???って思いません?

どうやら、彼の蝋人形が作成され、仏蘭西の巴里にあるGrevin蝋人形館でお披露目されたようです。
このGrevin蝋人形館、去年巴里に旅行した時は行きませんでした。

http://www.grevin.com/ 


動画を見ても、どっちが本物か一瞬区別がつかないくらい精巧にできてそうじゃないですか?

この蝋人形が作成されるまでの過程のビデオはこちらでどうぞ。
彼のもっと若いころの写真もでてきて面白いですよ。なんか別人。

蝋人形館と言えば、東京タワーにもありますよね。
確かマリリン・モンローの蝋人形があったような。

蝋人形ってホントにリアルにできていて、今にも動き出しそうですよね。
サイズも本人と全く同じように作るようですし。

アタシの場合、蝋人形館と言われてすぐ頭に浮かぶのは、英吉利・倫敦のMadame Tussaudsです。
Madame Tussaudsは倫敦以外にもニューヨークや香港にもありますが、倫敦が一番有名だと思います。

http://www.madametussauds.com/

この方↓実は蝋人形。



倫敦のMadame Tussaudsには、はるか昔に一度行きました。
入場料が結構高くて、入場するにも行列でかなり待たされた記憶があります。
でも行ったことがない方は一度行ってみると面白いかも。ダイアナ妃と会えますよ。

それから、Wilkoの蝋人形は、昔、こんなところに展示されて話題になったみたいです。



確かにビックリしますね、こんなところ(トラファルガー広場)にWilkoがいたら!!!

この週末、Six Nationsの試合はお休みでしたが、次の土曜は事実上の決勝戦と
言われるFrance対Englandですね。場所は倫敦のトゥイッケナムスタジアム。
前にもちょっと書いたことがありますが、とにかく人気の高いカードで、そのチケットは
上の方の席でも約3万円~とかなりのお値段がついていました。しかもほぼ売り切れ。

アタシは英蘭を応援します、あ、もちろんテレビで。
 

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2011年2月21日月曜日

Dan様とりっちー。の収入は割安?

過去に、何度かほかの方のブログで新西蘭のラグビー選手のお給料に関する投稿を目にしたことがあります。いつも思うのは、「思っていた以上に給与水準は高くない。」ということです。それとも、国民の給与水準から考えたら妥当なんでしょうか?

昨日のnzheraldに2011年の新西蘭のラグビー選手の推定収入トップ10と2012年の予想収入のトップ10が、その金額と共に紹介されていました。 名前と金額(新西蘭ドル)がわかりやすく出ていますので、是非リンクからご覧ください。

The All Blacks
(nzherald.co.nz 2011/2/20)


ここに出ている金額が、単純にラグビー選手として支払われている年俸なのか、それとも企業のCM出演等の副収入も含まれているのかは、記事から読み取ることはできませんでした。

EXISTING CONTRACTS - 2011(2011年の既存契約)」というタイトルがついているので、おそらく協会との契約金額、つまり協会から支払われる年俸と各種手当の合計を指しているではないかと思ったのですが、ちょっと確信が持てないです。もし、どなたかご存知の方がいらっしゃればアドバイスをいただけると幸いです。
今年の推定収入、そして2012年の予想のトップは、誰もが納得するであろうりっちー。とDan様のようです。その金額は、750,000NZDだそうです。1NZD=60円計算だと4,500万円、1NZD=65円とすると4,875万円で5,000万円に届きません。

これって高いのでしょうか、それとも安いのでしょうか?

日本人の平均年収は、国税庁平成17年度(2005年度)のデータだと437万円(賞与なども含む)だそうです。新西蘭人の平均年収は、政府等発表の公式の数字を見つけることはできませんでしたが、インターネットで検索する限り45,000NZD前後(かなり大まかに計算して250万円~350万円くらい)のようです。

All Blacksのキャプテンは、新西蘭だと首相の次の存在、もしくはそれ以上だと聞いたことがあります。日本だったら、相撲界の横綱みたいな感じかなと思い(最近はいろいろと世間を騒がせてますけどね)、ちょっと調べてみました。

ウィキペディアによると(参照元;大相撲)、相撲協会から支払われる横綱の年収は約4,500万円だそうです。これだけだと、国民の平均年収から比較したらりっちー。やDan様の方が割高なのかと思いますけど、この横綱の年収(4,500万円)には懸賞金(取組で勝ったらもらえるお金)やタニマチからの寄付、CM出演等の副収入は全く入っていません。

確かな数字ではありませんが、横綱時代の朝青龍の年収は約1億8,000万円前後だったとか、それ以外の横綱も年あたり1億円くらいは軽く稼いでいる、といった表記をよく見ました。

それを聞いてしまうと、単純計算ですけど、りっちー。やDan様も副収入を含めて1億円くらいはもらっていてもよいような気がします。それに、昨日もちょうどDan様の移籍について書きましたが、仏蘭西や英吉利のクラブチームのオファー(日本も?)が金額面で魅力的に見えるのは当然なのかもしれないなと思いました。

ちなみに、日本のメジャーなスポーツだと、プロ野球の場合、2010年の開幕時の支配下選手742人の平均年俸は3,830万円だそうです。(参照;このご時世でも…プロ野球選手平均年俸は過去最高額スポニチ2010/4/26) でも、○億円ってもらってる選手が何人もいますからねぇ。Jリーグだと平均年俸は1,600万円くらいだと聞いたことがあります。ちなみに、2011年で日本人選手の最高年俸は田中マルクス闘莉王の1億6,000万円(推定)だそうです


りっちー。とDan様の二人以外、つまり第3位から第10位までは、アタシにとってはちょっと意外な名前もありました。2011年だと比較的年功序列というか、All Blacksでのキャップ数に準じているような印象を受けました。 (昨年All Blacksのメンバーに選ばれたか否かは別問題みたいですね。)

2012年はそのランクが一新されることが予想されているみたいです。既にAll Blacksで活躍している名前ばかりですね。それに年齢やAll Blacksでのキャップ数とは一致しないような気がします。
 
少なくとも、All Blacksのメンバーになるという名誉の価値とその対価は必ずしも一致しないってことでしょうか。というか、名誉はお金じゃ買えないわけで、これぞまさしくPriceless???

OMK;こういうののAll Blacks版、そのうち作ってくれないですかね? (MastercardはAll Blacksとかラグビーワールドカップの公式スポンサーですし…。)






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2011年2月20日日曜日

Dan様、W杯後の行き先は?

濠太剌利の選手の移籍・残留情報は着々と報道されていますけど、新西蘭の選手の情報はなかなかでませんね。

確実なのはりっちー。がワールドカップ終了後も新西蘭に留まり、次世代のAll Blacksの育成に選手として貢献したいと明言しているくらいでしょうか。

All Blacksや新西蘭の選手を応援しているアタシとしては、彼らが英吉利や仏蘭西のチームに移籍してしまうとテレビでそのプレーを目にする機会が格段に減ってしまうので、(特に仏蘭西だと、アタシは仏蘭西語は全くわからないので情報収集源がほぼゼロに近しくなってしまいます。)できるだけ新西蘭で頑張ってほしいなと思っています。
もちろん、引退後のライフプラン等々あると思いますので、選手の決断は最大限に尊重しようと思いますけど。

前書きが長くなってしまいましたが、今朝のnzherald.co.nzにDan様の移籍に関する記事が出ていたのでとても興味深く読みました。


(nzherald.co.nz 2012/2/20)

そういえば、昨年後半から、仏蘭西の3つのクラブ(Perpignan, Clermont,Toulon)が獲得に名乗りを上げていて、そのオファーは3年契約で年俸が1億3千万円前後だという報道がある一方で、Dan様はいろいろなインタビューではワールドカップ後の進退問題については明言を避けていました。

ただ、最近、これらの仏蘭西のクラブが同じポジションで各国代表の選手の獲得を次々に発表し、Dan様がそれらのチームに行く必要や可能性がない(もしくは限りなく低い)状況になり、ワールドカップ終了後もNZRU(New Zealand Rugby Union)との契約延長も期待できるのでは?ということのようです。

Clermontは、仏蘭西代表でスタンドオフのDavid Skrelaの獲得を発表。Perpignanは、Wales代表のユーティリティバックスのJames Hookを獲得。Toulonには英蘭代表のWilkoがいて、さらにはつい先日WallabiesのMatt Giteauと18カ月の契約を結んだことを発表しました。

James Hookは先日のSix NationsのWales対Scotlandでは10番で先発出場してましたよね。本人もスタンドオフのポジションが第一希望みたいです。

確かに、これだけ聞くとそれぞれのクラブは上記の選手を獲得するのに相応の大金を積んだんでしょうし、そういった各国代表が既に同じポジションでプレーしているクラブにDan様が移籍するのかどうか、ちょっと疑問なのも納得できます。

Toulonは、WilkoとMatt Giteauを獲得してしまったら、もうこれ以上スタンドオフのポジションの選手を獲得しなくてもいいんじゃないの???と思いますけど、どうなんでしょうか。各国代表以上のドリームチームになりつつあるような気がします。Wilkoが10番でMatt Giteauが12番て、聞いただけでもなんか贅沢な組み合わせだなーと思います。

それ以外の仏蘭西のクラブチームの状況は、David Skrelaがこれまで所属していたToulouseは、新西蘭のLuke McAlisterの獲得に向け交渉中と伝えられており、Bayonneは経営状態が難航しており、スター選手を新たに獲得する余裕はないとか。それ以外のクラブチームのことは触れられていません。

超ド素人のアタシには全くわからないのですが、スタンドオフとして28歳(来月の誕生日で29歳)というのは、選手としては円熟期やピークなんでしょうか? それともまだまだこれから? 確か、三洋電機で元All BlacksのTony Brownって35とか36歳くらいでしたけど、今でも試合にフル出場とかしてますよね?(間違ってたらゴメンナサイ)

上記の記事にはこんな皮肉めいたことが書かれていました。
Europe offers life-changing money. He can sign a three-year deal, play nothing but club football, come home and never have to work again. But would he ever feel the same emotional tie to a foreign club as he does to the Crusaders and All Blacks?

Would it be a soulless procession of meaningless games in those three years where his only solace will be checking his bank account?

The New Zealand package is holistic and more complex. The money for playing is significantly less - not even half - but Carter has various commercial interests here and could launch more.

He also has endorsement value in New Zealand that he doesn't in Europe.
(引用;All Blacks: NZRU still wary of sharks nzherald.co.nz 2012/2/20)
欧羅巴の(クラブの)オファーは、人生を変えてしまうような金額だ。彼(=Dan様)は、3年契約で所属するクラブでプレーするだけで家に直帰、それ以外に何か仕事をする必要はない。そんな状況で、これまでCrusadersやAll Blacksのために傾けてきた情熱と同じ気持ちを海外のクラブに対して持てるだろうか?

無意味な試合を消化するだけで、意欲が湧かず何の前進もなく、銀行口座の残高をチェックことで自らの気持ちを納得させる3年間となってしまうのではないか? 

新西蘭のパッケージは総体的であり、かつより複雑だ。プレーで稼げる金額ははるかに少ない - (欧羅巴のオファーの)半額にすら満たない - しかし、彼はさまざまなビジネスチャンスへの関心があり、それを具現化するチャンスがある。

また、新西蘭ではテレビコマーシャルの出演料(注;もしくは"高い支持"という意味で"endorsement value"という表現が使われているかもしれません)が得られるが、欧羅巴では無い。

確かに、ラグビー界では彼は世界的なスター選手ですけど、欧羅巴に行ったら知名度は下がってしまいそうですよね。

でもどうなんでしょう、新西蘭だと、常に超有名人として緊張感を保持しないといけないんでしょうし、そのプレッシャーは一般人には理解し難いものがあるのでしょうから、周りが自分のことを全然、もしくはほとんど知らないような環境で落ち着いた生活をしたいと思うことがあっても、それは当然のことなのかもしれません。
以前に、彼がPerpignanに移籍した後、似たようなことを現地でのインタビューで話していたのをYoutubeで見た記憶があります。

日本、あるいはどこかのスタジアムで再び彼のプレーを見る機会が将来あればいいなと思いつつ、今後も応援していきたいと思ったアタシでした。





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