2011年1月9日日曜日

トゥイッケナムの思ひ出(番外編)

今日は番外編です。

トゥイッケナムは本当に今でも良い思ひ出ですが、実は(人生最大の二日酔い以外に)痛い思いもしました。
なんと、ダフ屋にひっかかった…。


英吉利ではダフ屋のことをToutと言います。もちろん違法。

まーこ。は友人の英吉利人の殿方3人と試合に行きましたが、このうち、まーこ。とある一人の殿方は試合当日の段階でチケットが手配できていませんでした。正規販売店等では既に売り切れ、協会関係者を当たってもメドがたたずとのことで、ダフ屋からチケットを買うかもしくは近くのパブでの観戦のどちらか…。とにかくダメ元で…とスタジアムに向かいました。

そこで交渉の末、運よく(?)チケットをダフ屋から二枚ゲッツすることができました。
もちろん、正規金額にかなりプラスした金額を払って、ですよ。
(って、ちびっこ扱いのアタシは後ろに隠れて見てるだけだったけど…)

入場ゲートも入り、試合前のビールもいただき、さてスタジアムに入って自分たちの席のある列に着くと…。

あれ????誰か座ってる…。

話を聞くと、元々その席のチケットを買った方々がチケットを紛失してしまい再発行してもらったとのこと。私たちが買ったチケットにも購入者の名前が入っていたのですが、その方々のチケットと同じ名前が入っていました。当然、こちらの非なので半ベソ状態で席を離れ場内係員に事情を話すと「スタジアムの外の当日券販売窓口に行け。」とのこと。全席売り切れなのは知っていたので、もはやこれまでか…と半ばあきらめムードで当日券販売窓口に向かいました。(この時点で国歌斉唱も終わり、キックオフ。)

当然「ダフ屋からインチキチケットを買いました。」とは言えず、「ネットオークションサイトでチケットを買ったんですが~。」と事情説明をしたところ、「同じカテゴリーのチケットが手配できますが、再度お金を払ってください。」とのこと。まさかここで「じゃぁいいです。」と言ってスタジアムを離れるなんて絶対ありえない~!と、二人で再度チケットを買い、なんとか試合を観ることができたのでした。

まーこ。をスタジアムに連れて行ってくれた殿方は、皆、筋金入りのラグビーファンでトゥイッケナムはもちろん海外にも観戦に行くほど。これまで何十、何百試合をスタジアムで観てきたそうですが、こんな目にあったのは初めてだったそうです。

やっぱりダフ屋を当てにするのはダメですね。

今年のワールドカップの準決勝や決勝は、チケットの一次販売と二次販売でチケットを購入した人の中から抽選で購入権が割り当てられる、もしくはかなりの金額を払ってホテル等がセットになったパックを購入するかのどちらかしかありませんが、ダフ屋が暗躍するのではないでしょうか。

日本の正規旅行代理店が観戦ツアーを発表していましたが、確か決勝戦は席のカテゴリーが不明という条件で一人100万円くらいの金額だったと記憶しています。(ホテルを一人部屋にするとさらに追加料金)
これを高いと思うか、ガイドさん付きで決勝戦を確実に見るならこれくらいのお金を払うのは当然、と思うかは人それぞれだと思います。ダブルブッキングのようなトラブルになることはありませんからね。

皆さん、くれぐれもダフ屋にはご用心くださいね。


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2 件のコメント:

だ、だいまじーーん(笑) さんのコメント...

ダフ屋が出るくらい人気があるという事ざますね。
昨今の正月の国立、千駄ヶ谷駅前、すっかりダフ屋を見かけなくなりました・・・

まーこ。 さんのコメント...

だい、だいまじーーん(笑)さん。
何かあったざます?ネジはずれた?
よっぱらった???
昨今、ダフ屋を見かけなくなったと言うことは、イコール人気が・・・ってことでしょうか。
淋しいですねぇ・・・。