2013年2月27日水曜日

「日本に来るなら最低2年は頑張るべし。」 By David Hill

2012-13の国内シーズンが終わりましたね。


今季はホントにたくさん試合を観に行きました。ほぼ毎週、多い時は土日両方。


トップリーグはプレーオフトーナメントを含め、述べ18会場で26試合を観戦。


トップイーストは6会場、6試合、トップチャレンジと入替戦は4会場で6試合。


同日のうちに熊谷と秩父宮をハシゴしたこともありました。


海外ラグビーをきっかけにラグビーを好きになったアタシは、


どうしても鳴物入りでやってくる外国人選手に目が入ってしまいます。


ワールドカップ以降、「一シーズン限定」でやってくる選手が急に増えたように思いますが、


外国人選手同時出場枠やケガ等のいろいろな事情により、


残念ながら期待したほどジャージー姿を目にすることができなかった選手も少なくありませんでした。


日本での生活環境やプレーに慣れたころにシーズン終了となってしまった選手もいたことでしょう。


今朝、三菱重工相模原ダイナボアーズでプレーしたTom Donnellyの記事を読んだのですが、


「ここ一年、Super Rugbyと日本と休みなしでプレーしてきたせいで肉体的な疲れはあるけれど


とてもフレッシュな気持ちでCrusadersでの二シーズン目を迎えられそうだよ。


新西蘭に比べてフィジカルではないけれど


とんでもなくスピーディーな展開の日本の試合は足腰への負担が大きかった。


上半身は全然へっちゃらだったけどね。」


「日本の食事はご飯や麺といった炭水化物が多く、肉と言えば豚やチキンが大半。


良質の赤身の肉(牛肉やラム肉)を大量に、


または大きなステーキサイズで摂取するのがとても難しく


筋肉をキープするのは大変なことだった。」


といったコメントがありました。体重も2,3キロ減ってしまったんだそう。


(2013/02/26 www.stuff.co.nz)


新婚で一緒に日本にやってきた奥様、きっと苦労されたんだと思います。


日本だと牛肉は高いし、ラム肉なんて普通のスーパーじゃ売ってないですものね。

(昨日の晩御飯デス。)

余談ですが、濠太剌利や英吉利をはじめとして、海外に暮らす日本人の友達は皆


「スーパーで薄切りのお肉が全然無いんだよ~っ。


サイコロステーキみたいなお肉じゃ、肉じゃが作っても美味しくないの!!!」


とぼやいてます。


アタシも英語圏の国のキッチン付きのホテルで数週間~1カ月を過ごしたことが何度かありますが、


スーパーの生鮮食品コーナーには、一人ではとても食べ切れないサイズの塊のお肉ばかりが並んでいて、


結局、ハムとベーコンしか買いませんでした。


あと数カ月もすれば、Richard KahuiやAdam Thomsonといった


ワールドカップの優勝メンバーが日本にやってきますね。


とても楽しみですけど、ふと、年始に読んだ特集記事のことを思い出しました。


(nzherald 2013/01/06)


日本でプレーする新西蘭出身の4選手、Stephen Brett、Josh Blackie、Luke Thompson、


David Hillのことが載っているのですが、どの選手のコメントもとても興味深いものでした。


今や日本国籍の近鉄のLuke Thompsonは、Tom Donnelly同様に来日当初は食事で苦労したそう。


「昔は休暇気分で日本に来て手を抜いていた外国人選手が何人かいたし、今でも時々いるよ。


そういう一部の選手のせいで、残りの選手が悪評を買うことになるんだ。


でも、概して若くてして来日する選手が多くなってきて、


日本のチームと契約するのも以前ほど簡単じゃなくなっているんだ。」


Josh Blackieは、チームメイトから立ち食いや歩きながらの飲食はお行儀が悪いと怒られたことがあり、


「家の中は土足厳禁。スリッパに履き替えないといけなくて、


トイレに行ったらさらに別のスリッパが用意されてる、というスタイルに


近年来日した選手達はいつも目を白黒させている。」というのも納得ですかね。


ただ、それ以上に「あー、ちゃんと分かってくれてるんだな。」と思えて嬉しかったのは


Stephen BrettとDavid Hillのコメントでした。


「日本語がほんの少し話せるだけでも全然違うんだ。


(注;Stephen Brettは高校の3年間で日本語を勉強していたそうです。)


日本のチームは10番に外国人選手を起用するのが好きなんだけど、


多くの場合、言葉の壁が立ちはだかることになる。特にスタート時点でね。」



「六本木みたいなところに通ってちょっとダメになっちゃう外国人もいるけど、


自分は東京から遠く離れたところのチームで良かったと思っている。」


「一年目でフラストレーションを感じなかったら、それは何かが間違っているってこと。


日本のチームには、彼らなりのやり方があるんだ。


でも時間が経つにつれ、自分のことが認めてもらえて話も聞いてもらえるようになるんだよ。」


とコメントしていたStephen Brettは、確かトヨタと2年契約だったと思いますが


来季は日本からいなくなっちゃうんでしょうかね…。


仏蘭西に行くというような噂もあったような気がします。


自動車通勤が禁止されている東芝の会社の敷地内にあるグラウンドまで、


他の社員同様に毎日チャリンコで通っているDavid Hillのコメントは


「(Tony BrownやScott Mcleodのように)日本には2年以上いるのが理想だね、


チームにとっても選手にとっても。


大金を積んで短期契約で外国人選手を獲得しようとする傾向が強くなっているけれど、


それって一か八かってことにならないとも限らない。」


「ここで変化を起こすことはできるけれど、それにはいろんなバトルを覚悟しないといけないんだ。


日本にやってきて、全てを一から変えようとする外国人はたくさんいるけれど、


それって絶対にうまくいかないだろうね。」 


外資系企業で、海の向こうにいる同僚や上司に日本のクライアントのことをわかってもらうのに


いつも苦労しているアタシとしては、ホントに嬉しいコメントでした。


そういえば、Stephen BrettやDavid Hillと同じポジションのMike Delanyは


2年契約を終えて野武士軍団を退団したと聞きました。


 
彼もまた仏蘭西行きが噂されてますけど


(年末には「Clermontが獲得を希望している」なんていう報道がありました。)


どうなっちゃいますかね。




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2013年2月24日日曜日

野次ばかりのサポーターにガッカリの日本選手権決勝。


今日は、二人揃って大のラグビーファンのご夫婦と一緒に


国立競技場に日本選手権の決勝を観に行ってきました。


毎週のように試合会場に足を運んだ今シーズンも、とうとうこの試合を残すのみ。


国立競技場に来たのは、2009年10月のブレディスローカップ以来のことでした。


初めてラグビーの試合をスタジアム観戦した3年半前の日のことを


懐かしく思い出しながら会場へと向かいました。


頬を伝う風は冷たくも雲一つ無い晴天と青々とした芝生、


そして、14,000人を超えるサポーターでメインスタンド・バックスタンド共に


中央部分が埋まった観客席を目にした時は、


シーズンの最終戦にふさわしい熱戦が見れるに違いないと


ワクワクした気持ちで選手入場とキックオフを待ちました。



しかし、結果的に、スタジアム観戦を楽しむことができず


不快感だけを胸に会場を後にすることとなりました。


アタシ達が座った席のすぐ近くには、


たくさんのサインの入ったレプリカジャージーに身を包んだ


某チームの熱心なサポーターのグループが陣取っていたのですが、


試合開始早々に始めたのはレフリーや相手チームへの野次の連続。

「おい、麻生、お前ルール知ってるのかよ。」


「麻生、お前なんか辞めちまえ。」


「●●(←自分達の応援するチーム)、敵はXX(←対戦チーム)じゃないぞ!


あの白いジャージーを着てる奴が今日の敵だ!!!」


自分達の応援するチームが反則を取られれば、常に誤審だとレフリーを責め、


相手チームの反則があれば


「自分の着ているジャージーの色のカードをもらって出ていけ!」といった具合。


(どちらのチームも、反則時のカードの色のジャージーでしたものね。)

前半の40分ですっかり興醒めしてしまいました。


後半に入ると野次は減ったものの、


既に試合への興味を失いつつあったアタシは


写真を撮るのもやめ、ただただ無言で試合の行方を見守りました。



熱心なサポーターによる自分の応援するチームへの叱咤激励は


百歩譲って「愛情の裏返し」だとしても


レフリーへの「口撃」は、本当に聞くに堪えません。


観客席から罵声を浴びせたところでジャッジが覆るわけではないですし、


必死でプレーする選手にとっても、余計な雑音になっているのではないでしょうか。


試合は、選手やレフリーにとって「晴れ舞台」であり、そして「戦場」だと思うのです。


彼らの勝負に対する気迫や緊張感を肌で感じ、


ファインプレーに拍手を送り、


自分の応援するチームに一喜一憂しながら声援を送ることができるのが


スタジアム観戦の醍醐味だと思います。


それを全て台無しにしてしまう野次が、アタシは本当にキライです。





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2013年2月22日金曜日

Adam Thomson、キャノンでソックスどうするの?

 
(2011年9月のワールドカップ・日本戦にて)

Adam Thomsonのキャノン入りが決まりましたね。


うわー、もうホントに次から次へと…。


最近、「なんでこんなに日本にばかり来るのかしら?????」と


疑問にすら思えるようになってきたワールドカップ優勝メンバーの来日。


お金か、ワークライフバランスか、異文化体験か、それとも?





ちなみに、Liam Messamは今後も新西蘭での選手生活にこだわっていきたい派なのだそう。


(2013/02/21 www.stuff.co.nz)


「俺のことを欲しがるチームはないよ。


ジャパンマネーはRichard Kahuiが全部かっさらってっちゃったし、


愛蘭の分は(シーズン終了後にConnachtに移籍する)Craig Clarkeがもってっちゃったからね。


もうどこにもお金ないじゃん。」


チャリティーのためにリングに上がったボクシングについても


「ただの趣味。好きでやってるだけ。今の自分にはChiefsしかないんだ。」


とのことで、SBWやQuade Cooperのように二足のわらじを履くつもりは全く無いそうです。


ちょっとブラックユーモアまじりではありますけど、筋の通った男気を感じます。


年始にSBWを訪ね、群馬で一緒にトレーニングをしていたので


「もしかしてもしかすると???」といろんなことを勘ぐったりもしたんですが


純粋に、仲の良いSBWと旧交を深めつつトレーニングをするのが目的だったんですね。


2011年のワールドカップのスコッド、最後の一人はVictor VitoかLiam Messamのどちらかと言われ、


結果的に漆黒のジャージーを身にまとうことができなかったLiam Messam。


次のワールドカップこそは絶対に選手として出場したい、という思いがあるのかもしれません。



さてさて。


2011年のワールドカップの日本戦、7番をつけてスタメン出場だったAdamThomson。


 
そう言えば、今季のSuper Rugbyのどのチームにも名前が無くて


海外移籍は決定的ってずーっと言われてたんでした。


「Adam Thomson」という名前を聞いて


真っ先にアタシの頭に浮かんだのは「ソックス」とか「靴下」という言葉。




彼のいつものスタイルがこちら。



ウォーミングアップや国歌斉唱の時は膝までちゃんと上がってるソックスが


いつのまにか、いつもこんなに下がってるんですよねー。




脛とかすりむいたらめっちゃ痛そうですけど、超一流選手はすりむかないのかしら???





日本(トップリーグ)にソックスと言えば…。


Shane Williamsがトップイーストのデビュー戦で


「ソックスを膝下までちゃんと上げなさい!」とレフリーから注意を受けた


という逸話をDave Walderがコラムに書いていた、ってことを


先日、ブログに書いたばかりでした。(こちら



Adam Thomsonは、Shane Williamsよりもさらにソックスを下に下げちゃってますよね。。。



うーむ、日本に来たらどうするのかしら…。





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2013年2月21日木曜日

All Blacksのレシピ本でゴハンを作りたい。



10日程前の三連休のこと。


ひさーしぶりにNonuガールズのみんなが遊びに来てくれました。


お気に入りのAll Blacksのエプロンで、ゴハンを用意して待っていたアタシ。

オールブラックス ウェイターエプロン[商品分類:お土産:オールブラックス]


前回、30分近く遅刻してきたおじょーさま方は、今回は予定の10分前に到着しました。


当初は、この本を買って何か作ろっかなーと思ってました。

New Zealand Rugby Kitchen [Paperback]


昨年12月の発売以来、実はずーっと気になっているのです。


これ、チャリティーの一環として出版されたレシピ本『NZ Rugby Kitchen


現役バリバリのAll Blacksキャップ保持者をはじめ、Grahan Henry元監督や


往年の名選手の皆さまが出した60品のレシピが掲載されているんだそう。


Dan様のラザニア、Keven Mealamuの照り焼きビーフ(チキンじゃなくて???)


Corey Flynnのスペアリブ、Jimmy Cowanのローストポーク、


Graham Henryのアップルスポンジなどなど。


サンプルレシピとして、写真付きでJerome Kainoのバナナケーキがインターネットに出てるんですけど


アタクシ、バナナとパクチーとセロリと柿がNGでして…。(^ ^;)ゝ


結局、今回はこの企画は見送って鍋パーティーにしました。



今シーズン、なぜか自宅で鍋をする機会を逃してしまい、この日が「初鍋」。


我が家には、「大」「中」「小」の三つの土鍋があるんですけど


大食い可愛い妹分の女子が4人も来るとなれば


当然一番大きな土鍋の出番でした。


ホストの独断と偏見によりキムチ鍋にしてみた次第。


箸休めの一品目は、ASAKOちゃんが特に気に入ってくれたレンコンの梅こぶ茶炒め。


炒めたレンコンをお酒、梅こぶ茶、お醤油で味付けして


たっぷりの鰹節、ネギ、白ゴマで仕上げます。




こちらは、アスパラと筍とエビの炒め物。



2月9日の大阪・近鉄花園ラグビー場から東京に戻る途中で買った


京都の老舗のお漬物やさんの春キャベツの浅漬けは、


一度食べ始めたら箸が止まらない、最高の一品でした。



今回は、どういうわけかラグビーの話題は少なめ。


仕事の話し、食べ物の話、年末年始の旅行の話し、などなど。


んでもって、デザート一周目。


年末年始に帰省した際に、実家の近くで買った煎茶と抹茶かりんとう。


(アタクシ、お茶どころ静岡県の生まれでございます。)



 そして、今回Nonuガールズに大好評だったのが、この「花ラグ饅頭」。


1月12日にトップチャレンジの試合を見に来た時は、




2月9日の入替戦の日はお店が営業していて、ようやくゲットすることができました。




一年ぶりに食べたら、三人そろって「なんだか去年よりも美味しい気がする…。」


(↑多分、気のせいだと思います。)


夏は賞味期限が一週間ですが、冬は二週間もつそうです。


んでもって、デザート二周目。



「甘いモノを食べると、しょっぱいモノが食べたくなるんですよね!」と言って


ケーキとキャベツを交互に食べてた女子もいたような…。



お腹いっぱいの楽しいひと時でした。


みんな、また来てねー。




OMK;Springboksバージョンもございまーす。。。。。

Springbok Kitchen: Celebrating the Love of Food, Family and Rugby



あれ、これってあのビデオの…マネ???


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2013年2月19日火曜日

W杯開幕戦のAll Blacksのスリークォーターバックスの共通点。

先週、Richard Kahuiの東芝入りが正式発表になりましたね。

(2011年9月・ワールドカップにて)

肩をはじめとする数々のケガに泣かされきた印象の強いRichard Kahui。


2008年の初選出以降、故障を理由にAll Blacksのメンバーから外れることも多く、


2009年の東京、2010年の香港とスタジアムに足を運んだBledisloe Cupの最終戦で


彼のプレーを見ることはできませんでした。


ようやく彼の姿をピッチで見ることができたのは2011年のワールドカップでのこと。


いやー、めっちゃカッコよかったなぁ…、とその時の写真を見ていたんですけど。


アタクシ、あることに気がついてしまいました。


これ、結構スゴイです。



2011年9月9日のワールドカップ開幕戦、All Blacks対トンガ。




この試合のウィングは、現在、キャノンに所属しているIsaia Toeavaと



半年後に東芝にやってくるRichard Kahui。



センターは、2012年に野武士軍団でプレーしたSBWと



2011年に黒羊組でプレーしたMa'a Nonu。



All Blacksのスリークォーターバックス全員が、このワールドカップ以降に


トップリーグでプレーした or プレーしている or プレーすることが決まっている


ってすごいことじゃないですか????? 


w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!!



この日のフルバックはIsrael Daggだったのですが、


もしMils Muliainaが出場していたとして


(結局、NTTドコモでまだプレーしてくれるのかしら???)


そんでもって、この人まで日本に来ることになっちゃったりなんかしちゃったら



まーこ。はもう、言葉が出ませぬ。。。



「全員、トップリーグ経験者」ってなキャプションがついちゃうことになったらどうしよう…。



こちらはそう遠くないうちに「全員、トップリーグ経験あり」のキャプションがつきますね。



それ以外にも、この試合にはBrad ThornやJerome Kainoがスタメン出場してました。





この写真に写っているAll Blacksのメンバー13人のうち、5人は既にトップリーグを経験済み。





この試合をEden Parkで見ていた時は、


こんなに多くの選手が続々と日本でプレーすることになるなんて思いもしませんでした。


(何せ、この時点でトップリーグはテレビでしか見たことがなかった不届き者でしたから…。)



それにしても、まずは半年後にこの姿を見れるのが楽しみで仕方がないアタシであります。



Richard Kahuiが日本でプレーする二シーズンの間に、


こんなツーショットが秩父宮あたりで見れちゃったりしたら、どーします???




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2013年2月18日月曜日

Dan Carterがトップリーグに来ちゃう、かも。。。

移籍のニュースは、本人かチームからの正式発表が無い限り信用してはいけないってことは、


よーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっく


分かっているつもりです、ハイ。


それに、その後のメディカルチェックで契約が白紙撤回されてしまうケースもあるわけで


噂や憶測は、あくまでも「参考情報」程度にとどめておくべきだということも


よーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっく


分かっているつもりです、ハイ。


しかーし。


自分のお気に入りの選手が日本に来るかもしれない、となれば


やっぱり鼻息が荒くなってしまうわけです。


(2013/02/17 nzherald.co.nz)


Carter is understood to have rejected the advances of French giants Toulon and Racing Metro who were desperate to sign him for six months next year and he has made it clear that if he takes a sabbatical, it will be in Japan.

Carterは、来年の6ヶ月間の契約に向けて必死に獲得交渉を試みていた仏蘭西のビッグクラブのToulonやRacing Metroのオファーを断ったことがわかっており、また、(2015年までのNZRUとの契約条項に含まれている)特別休暇の権利を行使するなら日本に行く、と本人が明らかにした。


ですって!!!!!!!!!


(余談ですけど、上述の記事に、2011年のワールドカップに出場し、


その後日本に来たAll Blacksの面々の名前が挙げられてるんですけんど


Isaia Toeavaの名前が入ってないんですよねー。


NZ Heraldさん、しっかりしてよ!とパソコンの画面に向かってツッコんでみたアタシでした。)

(2011年9月のワールドカップ・日本戦にて)


「2013年のAll Blacksの北半球遠征は、11月に3試合が予定されているだけなので


11月から翌年の2月まで日本でプレーすることが可能となる。」


って、それじゃトップリーグの途中からってことになっちゃうじゃんか…。


11月9日・仏蘭西戦、11月16日・英蘭戦、11月23日・愛蘭戦の3試合ですから


その後で日本に来るとしたら、ホントに11月末か12月初ですよねぇ。


それとも、「今年は3試合しかないから、All Blacksの北半球遠征はパス!」ってことかしら?


10月19日のBledisloe Cupの最終戦が終わってから来日すれば、


11月初から日本のチームに合流ってことですもんね。


いずれにせよ、ちょっと期間が短かすぎる気がします。


せめてシーズンの始まる前に来て、シーズン終了までいてくだされ…。

(2011年9月のワールドカップ・開幕戦にて)


そう言えば、数日前には、日本代表チームのEddie Jonesヘッドコーチが


Dan様が、長期休暇の権利を行使して日本でワンシーズンプレーするとしたら、


100万NZドル(現在の為替レートで約8,000万円)以上の価値がある!とコメントしてました。


「SBWやDan様クラスの選手が、日本に来て素晴らしいパフォーマンスをみせれば


他の選手達は、彼らを手本として超一流選手の振る舞いやプレーを学ぶことができる。


Dan Carterの試合に対する姿勢を見ればよくわかる。


彼は、常にその試合が彼にとって最後の試合であるかのようにプレーしている。」


(2013/02/15 http://tvnz.co.nz)


ちなみに、このEddie Jonesヘッドコーチのコメントが書かれている記事によると


欧羅巴のチームがタイトフォワードの選手に重きを置くのに対し、


日本のチームは、ボールキャリーのできるNo.8やバックスのプレーヤーを好む傾向にあるんだそうで、


「Brad Thornは本当に努力していたけれど、


まるでセブンズのようなプレースタイルのチームとミスマッチだった。


もちろん、周りの選手達にトレーニングについてたくさんのことを教えていたよ。」


というEddieさんのコメントもありました。


確かに、All Blacksに限らず、フロントローの選手で海外からやってきた選手って見たことないかも。


ロックなら、Brad Thornや三菱重工相模原でプレーしたTom Donnelly、NTTコムのIsac Ross等、


多少はいますけど、やっぱりバックスの選手の方が格段に多いですかね。。。


Richard Kahuiも来るし、Berrick Barnesも来るかもしれないなんて言われてますし、


もしもみーんな日本に来ちゃったら、アタシは仕事どころじゃなくなっちゃいます。


お寿司も和食も大好きみたいですから、やっぱり来ちゃうのかなー。


さて、どうなることやら…。










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2013年2月15日金曜日

Kelly Brook、Thom Evansと破局&Danny Ciprianiと元サヤ。

本日は、芸能三面記事でございます。


英吉利のセクシーモデルとして知られるKelly Brook。


8歳年下の元英蘭代表のDanny Ciprianiと約2年付き合って破局。


その後、6歳年下の元蘇格蘭代表のThom Evansと交際し、妊娠を発表するも流産。


その悲しみを乗り越えた超美男美女のカップルは羨ましい限り…と思ってたんですけど。


別れちゃったんですって…。



(2013/02/01 dailymail.co.uk)




「少し前のことですが、トムと私は、お互いに別々の道を歩んでいくことにしました。


他の誰かが関わっているということは一切ありません。」


と、Kelly Brook本人がTwitterで破局を認めたのが2月1日のこと。


でーもーー。


その破局の理由というのは、元カレ、Danny Ciprianiの存在らしいというのがもっぱらの噂。


Thom Evansと付き合っている間、


「友達同士」としてKelly BrookとDanny Ciprianiが何度も会っていたのが


Thom Evansは我慢できなかった…ということらしい。


「元カレと友達関係を続けられるか?」


「カノジョが元カレと会うのは許せるか否か?」


って、世界共通のカップル&ガールズトークのお題目になるんですね。


そして、この破局の発表から10日後には


「Kelly BrookとDanny Cipriani、元サヤに。」という報道がでてました。


(2013/02/11 dailymail.co.uk) 


一般読者のコメントとしては


「あんなにステキなThom Evansより遊び人のDanny Ciprianiを選ぶなんて!」


という意見が大多数。


アタシもそう思う…。


Danny Ciprianiといえば、「武者修行」として濠太剌利のMelbourne Rebelsに入団するも


お酒のトラブルに絶えることの無い女性の噂、そして2年の契約を途中破棄して帰国。。。


ということで、どうしてもイメージがね…。


24歳の若さで首のケガのためにラグビー選手としての前途を断たれたThom Evansは、


エンターテイメントの世界に入り、モデル&俳優として頑張ってます。


日本で放送されるほどのメジャーなドラマや映画の出演はまだありませんけど


頑張ってほしいなぁ…。


にーちゃんのMax Evansは、今も現役の蘇格蘭代表としてSix Nationsに出場してますね。


蘇格蘭の試合を見るたびに、このニュースのことが頭をよぎるまーこ。でした。。




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2013年2月14日木曜日

「もうトレーニング始めちゃったよ。」 by Shane Williams。

日本選手権の試合が残っているチームは4チームだけ。


それ以外のチームはシーズン終了となり、退団する選手の名前が発表されたり


外国人選手の方々は、自国に帰って休暇を過ごしていたり


もしくは既に新しい(または元の)チームに合流していたり。


んでもって、とっても気になるのはやっぱりこの人です。


今週前半にウェールズに戻ったようですけど、


水曜にはこんなこと言ってます。


「シーズンが終わって3日しか経ってないけど、もう筋トレしちゃってるよ!


二十歳の時には、こんなこと全然思わなかったんだけどね!!!」


これって、来季も三菱重工相模原ダイナボアーズでプレーするってことですかねぇ…。


それとも当初の予定通りにOspreysに戻り、もしかしてもう一回現役復帰しちゃうとか???


昨年10月のウェールズのメディアのインタビューでは


「家族が望むなら、日本での生活を延長してもいいと思ってる。」


って言ってたけど、どうなんでしょうか…。


(2012/10/26 Walesonline.co.uk)


Twitterでは、「もう一度、赤龍のジャージーを着てピッチに戻って!」という


ウェールズサポーターからのメッセージをよく目にしますが、


Shane Williamsの返事は頑なに「NO」。


ダイナボアーズでShane WilliamsとチームメイトのDave Walderは


「チームに残るの?」という質問に


「まだわからないな。そうしたいけど、いろんなことがなかなか進まないから。」


とのこと。


気になる~っ。



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2013年2月13日水曜日

元SpringboksのJuan Smithも引退へ。

「元」ってつけていいのかわかりませんが。


Springboksのメンバーとして2007年のワールドカップ優勝を経験しているJuan Smithが


アキレス腱のケガを理由に現役を引退することになりましたね。


(2013/02/12 ラグビー共和国)


31歳という年齢は、ベテランとしての円熟味を増す頃だと思います。


残念…。


だいぶ前にも一度ブログで書いたことがありますが、


Juan Smithと言えば真っ先に思い浮かぶのがこの試合。



2010年のTri-Nationsの対All Blacks戦で、


Juan Smithが勢い余ってレフリーのNigel Owensを突き飛ばしてしまい


その結果、Nigel Owensがタックルに巻き込まれて転倒、試合が中断したことがありました。


試合中、Juan Smithがずっとレフリーに謝り続けていたのがとても印象に残っています。


この時、真っ先にプレーを止めてレフリーにかけよったのがAll BlacksのBrad Thorn、


そしてMa'a Nonu。


選手が次々にプレーを止めてレフリーのもとへ集まり


SpringboksのキャプテンのJohn Smitがメディカルスタッフを呼んで


両チームのドクターがレフリーのケアをしたこのシーンは、


これまでに「ラグビーっていいなぁ。」と思った数々の名場面の中の一つです。


このブログのプロフィールにも書いてある通り、アタシがラグビーを見始めたのは


2009年6月のBritish & Irish Lionsの南阿弗利加ツアーの時からです。


それから間もなくしてTri-Nationsが始まったのですが、


アタシにラグビーの魅力を教えてくれた友人が南阿弗利加人だったこともあり、


一番最初に夢中になって選手の顔と名前を覚えたのはSpringboksでした。


Juan Smithもその一人。


ラグビー共和国の記事には出ていませんが、


南阿弗利加をはじめとする英語のニュースに出ていた彼のコメントが泣かせます。


"Were it not for the fans and my family, then I probably would have made the decision to retire much earlier. It was the fans who gave me the courage to - after several disappointing operations - attempt to make a comeback to the rugby field this year. I appreciate all the support I received through the years from my family, Bok- and especially Free State supporters.

”ファンや家族の存在がなかったら、恐らくもっと早くに引退の決断をしていただろう。期待した結果の出ない手術を重ね、それでも、今年フィールドに復帰するために頑張る勇気をくれたのはファンのみんなだった。長年に渡り、僕を支えてくれた家族、Boksのチームメイト、そして特にフリーステート州のチーターズのサポーターに感謝している。”

(2013/02/12 sport24.co.za)

余談ですが、オリジナルはアフリカーンス語の新聞の取材に対するコメントだったようで、


英語のニュースでは、記事毎にコメントの英文が若干異なるのが興味深いです。


(でも意味は同じですけど。)
 

これから1週間の休暇を取って家族と過ごし、今後のことについて考えるんだそう。


きっと、2011年のワールドカップを断念せざるをえなかった時から、


とにかく復活することだけを念頭に置いて頑張り続けていたんでしょうね。


でも、もうピッチに立つ姿は見れないわけで、二日続けて悲しいニュースに凹むまーこ。です。




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