2013年3月31日日曜日

東京セブンズ、全45試合を秩父宮で。(前編)

大会二日目のみのスタジアム観戦となった昨年の東京セブンズ。


今年は、雨が降ろうが雹が降ろうが(←大袈裟)、絶対に二日間スタジアム観戦しようと決めていました。


普段は全然しない週末の早起きも苦にならず、全45試合(エキシビジョンマッチを入れれば47試合)を


秩父宮のバックスタンドで観戦しました。


外苑前駅から秩父宮へ向かう通りを歩くだけで、思わず胸が高鳴った土曜日のお天気は曇り。



後から来るASAKOちゃんとYちゃんの席を確保して、まず目に入ってきたのはこのチーム。



うーん、見たことがあるんだけど、なんか違和感を感じるのよねぇ・・・。


と、よーく考えて気がつきました。


選手たちよりもずっと早くにグラウンドに姿を見せ、ウォーミングアップをしていたのは


9人のレフリーだったのです。



かなりの時間をかけ、ウォーミングアップというよりかは、むしろ本格的な陸上トレーニングのよう。


一人5試合の笛を吹くんですね。


とにかく走ることになるわけで、かなりの運動量に耐えられる体力が必要なんだろうなぁ・・・。


「ラグビーマラソン」ともいえるセブンズの東京大会の第一試合目は


昨年の東京大会の優勝チームとアタシのお気に入りチームのひとつの対戦。



とにかくこの初戦を見逃したくなくて早起きをした、と言っても過言ではないほど。



注目していたのは、昨年も東京に来ていた英蘭のトライゲッターの二人。



175cmと小柄ながら、爆発的なランで魅せるMatt Turnerと



スリムな体型と、しなやかで美しいフォームの走りが印象的なDan Norton。



それにしても、 このがら空きのメインスタンドってどーゆーことーっ?????


濠太剌利の8番は、豊田自動織機シャトルズでプレーしていたJames Stannardでした。


このド派手な蛍光イエローのジャージーは、なんといいますか、似合う人を選ぶカラーな気がします。


この試合は、濠太剌利が逆転で勝利しました。




アタシ的に「ミスターセブンズ」だと思っているこの後ろ姿、一目見ただけで血圧急上昇です。



All Blacks Sevens対仏蘭西のゲームは7試合目。



りっちー。がAll Blacksの絶対的キャプテンであるように、DJ ForbsはAll Blacks Sevensの顔ですよね。



左ひざのグルグル巻きのテーピングが気になります。


そして、この次の試合が日本代表の初戦、対加奈陀でした。


昨年は一勝もできずに終わった日本代表。


アタシだって日本人ですもの、やっぱり勝つところがみたいわけです。


美しく咲いた桜の花も、日本代表を見守っていたことでしょう。



大声援で盛り上がったこの試合で、こんな事件発生。。。。。



前半終了間際にブーツが脱げてしまったまま、しばらくプレーを続けていたのは成田選手。


もー、誰かに踏まれて怪我でもしたらどうしよう・・・と心配になっちゃいました。



ようやく見ることができた日本の勝利、いやー、嬉しかったです。


ただ、個人的には、紺のジャージーと黒でまとまった下半身のチグハグ具合が


なんとも気になっておりました。。。


そして、All Blacks Sevensと日本代表が対決したのは午後4時を回った頃のこと。



昨年の大会でお気に入りだったJack Wilsonは今年はメンバーに入らず。


んでもって、今回のお気に入りはEXILEのパフォーマーAKIRAにそっくりのBen Lamでした。



1991年6月9日生まれの21歳、194cm、105kg。



日本代表も頑張ったとは思うのですが、ちょっと力の差がありすぎましたかねぇ・・・。



三人がかりでタックルしても、そのまま引きづられてしまうような場面もあった気がします。


結果は41対5と惨敗でした。





大会一日目に予定されていたのは全部で24試合。


16チームの中で、ASAKOちゃんとYちゃんとアタシが気になったこといろいろ。


苗字が「ムーンライト」って、かなり珍しいですよね。(John Moonlight, 加奈陀)



ちなみに、Yちゃんは加奈陀のNathan Hirayamaが気になってしかたがなかったのでした。


独特のスタイルの円陣を組むのはは西班牙(←「すぺいん」と読みまする)。



絵になるこの姿は、Blitzbokkeのキャプテン、Frankie Horne。



そんでもって、ASAKOちゃんとアタシがずーっとずーっと気になったのは・・・。

 


えーっとー、ちょっと短パン上げすぎじゃないですかねぇ・・・。  



それにしても、昨日はホントに寒かったです。


雨こそ降りませんでしたが、3時過ぎにはナイター用の照明のスイッチが入りました。


5時前にはもう真っ暗で、試合の写真撮影は断念しました。


最終戦のAll Blacks Sevens対加奈陀戦、その前の日本対仏蘭西が行われていた頃は


吐く息が時折白くなり、震えながらの観戦となりました。


入場してから11時間、一度も外に出ることなく過ごした一日目はAll Blacks Sevensの勝利と共に終了。


寒かったけれど、この笑顔が見れたから満足です。

(撮影&写真提供 ASAKOちゃん)


(続く。)





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2013年3月28日木曜日

Jerry Collins、釈放。

Jerry Collinsが、27日の午後3時に釈放されました。


26日遅くに、「銃刀法に違反する刃物を所持していたことを認め、


それに対する15万円の罰金を支払うことに同意した」


というのが釈放理由だそうです。



Jerry Collins released from Japanese jail
(2013/03/27 www.nzherald.co.nz)


Jerry Collins fined, freed from Japan jail
(2013/03/28 http://www.stuff.co.nz)


「Jerry agreed to pay a fine of JPY 150,000」と報道されているので、


「保釈金」ではなく「罰金」だと思います。


通常、「保釈金」は「bail」や「bond」、「罰金」は「fine」や「penalty」という英単語が使われます。


釈放に関しては、Jerry Collinsに前科前歴がないこと、


地元の市長やNZRUをはじめとする数多くの激励の手紙の内容や


代理人、大使館職員の働きかけにより


彼自身の人柄や母国での若年層の人材育成等の社会貢献の功績などが考慮されたようです。


また、「護身目的で刃物(包丁)を持っていた」という訴えも認められたようで、


故意に人を危めたり脅迫しようとしていたわけではなかったことから


「深刻なものではない、軽率な行動」と判断され


最終的に罰金を支払うことで釈放になったようです。


このニュースを耳にしたお父さんは、安堵し、その場で泣き崩れたんだとか。


「ブラジル人の”ギャング”の一団につけ狙われ、命の危険にさらされていると”思いこんだ”。」


というのが今回の事件の発端であり、


昨日も書いたとおり、”ギャング”は武装集団や犯罪集団ではなく、


何らかの理由で外国籍のラグビー選手に悪意を持つ


ブラジル人労働者のグループであることが判明したそうですが、


実際にJerry Collinsがこの集団から脅迫され、後をつけられて危害を加えられそうになった、


という事実があったのかどうかは報道記事を読むだけではわかりません。


もし本当なら、その集団も逮捕されるべきだと思います。


そうでなければ、今後、ヤマハでプレーしようとする外国人選手がいなくなってしまうでしょうし、


チームにとっても、選手にとっても、またファンにとってもマイナスにしかなりません。


今日も「外国人のラグビー選手が強盗未遂で逮捕されたんだって?」と会社の同僚に言われ


「そうじゃないんですよ!」と否定しつつも、


逮捕のニュースしか出ていない日本では、そう思われても仕方がないなと改めて思った瞬間でした。


「どうも真相がよくわからない。」と思っている方も多いと思います。


日本国内の報道機関等を通じ、日本語で詳細を明らかにしてほしいです、ホントに。














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2013年3月26日火曜日

「逮捕されて身の危険から解放された。」 by Jerry Collins



ずーっと事件の行方が気になっているJerry Collinsの逮捕のニュース。


弁護士で彼の代理人でもあるTim Castle氏が来日し、


大使館の職員と共に浜松中央警察署でJerry Collins本人と面会したり、


また、3Newsのクルーが取材のために来日してJerry Collinsから話を聞くことができたんだそう。


こちらの放送内容は、Jerry Collinsが逮捕された遠鉄百貨店の担当者や


行きつけのバーのマスターのインタビューが収録されており、


英語が苦手な方でも充分に理解できる内容です。
 
Jerry Collins speaks out from prison in Japan
(2013/03/25 http://www.3news.co.nz)


「ブラジル人のギャングの一団につけ回され、命の危険を感じていた。」


と3Newsのクルーに語ったJerry Collins。


浜松市は、在留ブラジル人の数が全国一で、市の人口の約1.5%を占めているんですよね。


Jerry Collins自身は「ギャング」と表現したそうですが、実際には、武装集団や犯罪集団ではなく、


何らかの理由でヤマハの外国籍のラグビー選手を嫌悪し、


排除しようとしているブラジル人のグループのことを指しているのではないかと考えられているようです。


事件が起きた当日も、この「ギャング」に後をつけられて命に関わる危険な状況にあると思い


「デパートのような人目の多いところにいけば、そこで命を狙われることはないだろうと思った。」


のだそう。


日本国内の報道では、刃渡り17cmの包丁を所持していたと言われていましたが、


その後、実際にはこの包丁のほかにサバイバルナイフも携帯していたことが判明しています。
 

「逮捕されたことで、むしろ身の危険から解放されてほっとしている。」


「拘置所では人道的な扱いを受けており、なんら問題なく過ごしているので心配しないでほしい。」


ともコメントしたんだそうです。


また、ドラッグ服用の噂についても、警察署で一通りの薬物検査を既に受け、


全て陰性だったと本人が明言したそうです。


来日した代理人のTim Castle氏は、NZRUやJerry Collinsの故郷であるPoriruaの市長をはじめ


多くの人々からの激励の手紙を託されてきたんだそう。


また、取材に応じたヤマハの関係者は


「怪我や不調で試合に出場する機会は少なかったけれど、


いつもちゃんとチーム練習に来て、マジメに練習やリハビリに励んでいた。」


とコメントしたそうです。


警察からの公式な発表ではないものの、


きっと、彼をそこまで追い詰めた何か重大な事件や出来事があったのだろうと思います。


「強盗しようとしたんじゃないか?」


「こんな平和で小柄な人間しかいない国で、


All Blacksでも指折りの体格の持ち主が刃物を持ち歩くなんて、頭がイカレたか?」


「ドラッグに手を染めたんじゃないか?」


と、いろいろなところでネガティブなコメントをたくさん目にしました。


銃刀法違反の事実は覆すことはできませんが、


誤った憶測や噂が独り歩きするなんてことがないよう、


一日も早く事件の真相が明らかになるのを待つばかりです。


参照記事;

Jerry Collins relieved to be arrested in Japan
(2013/03/26 http://www.3news.co.nz)

Jerry Collins: Brazilian 'gang' was chasing me
(2013/03/26 http://www.stuff.co.nz)

Jerry Collins had 'misunderstanding' with gang in Japan
(2013/03/25 http://www.nzherald.co.nz)

Collins sidelined for younger players at Japan club
(2013/03/23 http://www.nzherald.co.nz)






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Cardiff Bluesの試合をスタジアム観戦したい。

ラグビーで「青組」と言えば。


福岡サニックスブルースに、Super RugbyのAuckland Blues、


そして、RaboDirect Pro12に所属するウェールズのCardiff Bluesがあります。


Cardiff Bluesは、今やRed Dragonsことウェールズ代表の「顔」とも言えるSam Warburtonや


先日のSix Nationsで最優秀選手に選ばれたLeigh Halfpennyを筆頭に


ウェールズ代表のスタメンのメンバーが何人も所属するチーム。


優勝決定戦の対英蘭戦で2本のトライを決めたAlex CuthbertもCardiff Bluesの所属。


スコッドを見れば、知ってる顔と名前が次から次へと出てきます。


でも、 RaboDirect Pro12は日本じゃ放送されませんし、Hineken Cupで見れるかどうか…。

 
 
あ、Jamie Robertsは、今季のRaboDirect Pro12が終わったら、


仏蘭西のRacing Metroに移籍しちゃうんですよね。


(2012/11/08 www.walesonline.co.uk)


ということで、ウェールズで目にしたCardiff Bluesのことを書いておきますデス。


かつて、屋根付きのMillennium Stadiumが建設される前のラグビースタジアムが


「Cardiff Arms Park」と呼ばれていたことは有名ですけど。



 実は、今も「Cardiff Arms Park」はちゃーんと存在しております。



場所は、Millenium Stadiumと背中合わせ。



上の写真の黒い高い塀はMillennium Staidumです。


そして左下に「GLAMORGAN TELECOM」と書かれた白い屋根が見えると思うんですけど、


これがCardiff Arms Parkのサウススタンドなのです。



残念ながら、塀に囲まれて中の様子はぜーんぜん見えませんでした。


こんな感じらしいです。


Cardiff Bluesは、2009年7月に新設されたCardiff City Stadiumに本拠地を移したものの


2012年5月に再びCardiff Armsに戻ることを発表しました。


その意味も含めての「THE BOYS ARE BACK IN TOWN」の看板だったんですね。


ちなみに、Barry Islandというビーチに行くために乗ったバスの窓から


偶然にもCardiff City Stadiumの外観を見ることができました。



確か、カーディフの駅前のバス停から10分か15分ほど走ったところにあった気がします。



座席数は、Cardiff City Stadiumが27,000人。


Cardiff Arms Parkが12,500人なのだそう。


そして、Cardiff Amrs Parkのクラブハウス「Cardiff Athletic Club」は、


Millennium Stadiumで試合がある日にはこんな感じになっちゃいます!



こちらでも御手洗いを借りたのですが、歴史を感じさせる写真が沢山飾られていました。




市内のラグビーグッズのお店には、当然のごとくCardiff Bluesのグッズがたくさんありました。




Shane WilliamsがプレーしていたOspreysとどっちにするか迷ってこっちを買ってみた次第。。。



えー、こちらのチームにもありましたHarlem Shake。。。



ちなみに南半球のBluesのHarlem Shakeはこちらです。



なんで流行ってるのか、アタシにはどうも理解できんのですが。。。。。




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2013年3月22日金曜日

Jerry Collinsの身に一体何が?

(2012年6月9日・香港にて)
日本国内で起きた事件の詳細や続報を、日本の報道サイトではなく、海外のサイトから日々情報収集している、という状況自体がとても奇妙に思えています。

元All Blacksで先月までトップリーグのヤマハでプレーしていたJerry Collinsが、刃渡り17cmの包丁を不法所持していたために、静岡県浜松市の遠鉄百貨店の地下一階の食品フロアで先週土曜の午後5時ごろに逮捕された、というニュース。

拘留期間が延長となり、現在も浜松警察署に身柄を拘束されているようですが、事件の詳細や背景、現在の捜査の進展状況については、日本語のウェブサイトでは全く情報がありません。一方、NZ Herald, 3 News, TVNZ等のホームページでは、連日のようにこの事件のことが報道されています。

2007年のワールドカップを最後に、All Blacksの漆黒のジャージーに身を包んだ姿を見ることはなくなったJerry Collins。2009年からラグビーを見るようになったアタシは、彼のAll Blacksでのプレー姿をライブで見たことはありませんでしたが、彼のユニークなヘアスタイルをはじめ、All Blacksでの逸話や武勇伝を耳にする機会はたくさんありました。

All Blacksと所属していたHurricanesを離れ、仏蘭西のToulonやウェールズのOspreysでプレーしていたことを知ってはいましたが、いずれも日本で試合をテレビやスポーツバーで見る機会は無し。そんな彼がヤマハでプレーすると知った時は、とてもワクワクしたことを覚えています。

ただし、2008年にHurricanesでのパフォーマンスが前年までのそれと比較にならない程にひどく、そのために逃げるように早期退団したとか、怠慢な練習態度と期待外れのパフォーマンスが原因で二年契約のはずが仏・Toulonを一年でクビになってしまったとか、Ospreysでも全盛期には程遠いプレー内容だったとか、あまりポジティブなニュースがなかったのも気になっていました。

残念ながらヤマハでのプレーもなかなか目にすることができず、結果的にテレビ放送やスタジアムで彼の姿を見ることができたのは、トップリーグでほんの数試合(おそらく片手で数えられるほど)と、昨年6月に香港で行われたSaracens対APB Barbariansの一戦に止まりました。

そして今回の事件。

John Kirwan前日本代表監督や、Jerry Collinsの親戚で元チームメイトでもあるTana Umagaの談話、お父さんのコメント等々を読みましたが、いずれも「ただただ驚くばかり。」や「詳しいことはわからない。」「最近は連絡が途絶えていた。」といった内容でした。

下記のニュースを読んだ限りでは

Mystery surrounds Jerry Collins' arrest
(2013/03/21 www.3news.co.nz)

Collins remains behind bars in Japan
(2013/03/20 www.3news.co.nz)

Collins sweating and behaving strangely - witnesses
(2013/03/20 www.nzherald.co.nz)

Jerry Collins to remain in custody
(201/03/20 tvnz.co.nz)


「『店員を脅したり、暴力をふるったり、またレジから金品を強奪しようとしたために逮捕されたのではない。Jerry Collinsは大汗をかいて何かに脅え、英語を話すも内容が不明瞭で挙動不審であったことから、店員が警備員を呼んだ。その際、Jerry Collinsが包丁を取り出してレジカウンターに置いたため、警備員がその包丁を取り上げ、警察署に通報し逮捕となった。』と取材に応じた百貨店の責任者のアオノ カツユキ氏が状況を説明した。」

「2月18日に所属していたヤマハを退団した後、彼は一旦帰国したものの(少なくとも先週初の時点ではニュージーランドにいたことが確認されている)、先週末に浜松に再び戻っていたことをチームや多くの人が知らなかった。」

「弁護士資格を持つ本国の代理人が、次シーズンに向けて別のチームと契約交渉中の段階にあり、そのため、Jerry Collinsがこの時期に日本に戻ったのは決しておかしなことではない、とコメントしている。」(ってことは、日本国内のチームと交渉中ってことでしょうか???)

「現在は、警察署で家族や友人、弁護人等との面会が認められている。」

「Jerry Collinsは、ナイフを所持していた理由について『護身用』と証言しているが、Facebookの彼のページに「数人に後をつけられているから、早々にバーを立ち去る方がいい」というコメントが書き込まれていた。(既にそのコメントは削除されている。)」

「事件発生当時、ドラッグを服用していたか、精神的な疾患を抱えた状態だった可能性も指摘されており、近いうちに薬物検査を受ける可能性もあるだろう。」

「最大で23日間の拘留が認められており、今後少なくとも10日間は警察署に拘留されることになるだろう。」

百戦錬磨のプロスポーツ選手が精神的に追い詰められるほどに、身の危険を感じる事件に巻き込まれていたのかもしれませんし、そうでなかったのかもしれません。

事情はともあれ、責任能力の充分にある心身状態で法を犯したとすれば、それに対する償いや責任を求められることになるのは当然のことだと思いますが、今はまだそれを語るには時期尚早ですし、限られた情報や憶測だけでこの事件を面白おかしく揶揄するのは、少なくともラグビーファンがすべきことではないと思います。

警察の捜査が終了し、事件の真相が一日も早く公表されることを祈るばかりです。

昨年6月の香港で、Saracens対APB Barbariansの試合終了から数時間が経ち日付はすでに6月10日(日)、スポーツバーが軒を連ねるエリアのとあるお店で仏・Top14の決勝戦のToulouse対Toulonを友人達と観戦していたところ、ふらりとJerry Collinsが姿を見せました。「体が大きく、陽気でフレンドリーなアイランダーのお兄さん」という印象で、お客さん達との記念撮影に気さくに応じていました。

近年は、選手としてなかなかポジティブな評価が先行することが少なかったようですが、All Blacksで48キャップという輝かしい実績や数々の武勇伝をもつ事実はその才能と実力の証しなわけで、 再びその勇姿をピッチの上で見せてくれる機会があることを願っています。















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2013年3月20日水曜日

Millennium Stadiumのスタジアム見学ツアー(おまけ篇)。

Millennium Stadiumの目の前にあるWRUのオフィシャルショップの入り口を入ると


「一階はショップ&ツアー、二階はカフェバー」の案内がありました。


(注;英吉利では、一階は「Ground Floor」、二階は「First Floor」、三階は「Second Floor」と言います。) 


もしかして、コーヒーなんか頼んだら、WRUのロゴ入りマグカップでサーブされたりして???


なんて期待して二階に行ってみたところ。



営業してませんでした。残念。



休憩時間中のショップのお兄さん達が、ソファーでサンドイッチを頬張っていました。。。


それでも、強豪チームのサイン入りのジャージーが飾られていたりして、見るだけでも楽しかったです。



ちなみに、試合当日になるとこんな感じになりまする。



協会関係者とその同伴者等、許可証のある人しかいれてもらえないようなのですが、


アタシは、このフロアにしかない御手洗いを借りたくて中に入れてもらいました。


ちなみに御手洗いは、白をベースカラーとしたキレイなお手洗いでした。


一階のショップは、と言いますと。


試合当日はメチャ混み!



それにしても、見事なまでに真っ赤な店内です。



こんな子供部屋の英蘭バージョンとか、All Blacksバージョンをどこかで見たことがある気がする…。



このフィッティングルーム、一目見て気に入ってしまいました。



Twickenhamのオフィシャルショップでは、 英蘭のオフィシャルグッズのほかに、


他の国の代表チームやプレミアシップの各チームのレプリカジャージーを売っていましたが、


こちらのショップにあるのはWRUのオフィシャルライセンスグッズのみでした。



せっかくなので、アタシも何か記念に買おうと思い、WRUのロゴマークのミルクチョコレートと




フリース素材の手袋とステッカーを買いました。



この手袋、当時のレートで750円程度のお買い得品だったのですが、


今シーズンのトップリーグ観戦で大活躍してくれた、アタシ的超イチオシ商品。


実はこの手袋は子供用。


手が小さく、日本国内でもちょうどいいサイズがなかなか見つからないアタシの手には


10歳~12歳用のキッズサイズがピッタリでした。


(もっと小さいサイズや大きいサイズもありました。)


フリース素材ということで、保温性も抜群。


通勤や外出時に使っていたレザー&カシミアの裏地のものよりもはるかに温かかったです。


ちょっと毛玉が目立つようになってきましたが、来シーズンのトップリーグ観戦でも活躍してもらう予定。




また、このオフィシャルショップから徒歩5分、カーディフ城の目の前のこちらのショップでは



 昨年のSix Nationsのグランドスラムの記念Tシャツを買いました。


肌触りのいい薄手の生地で、吸水性も良さそう。


ワンピースのようなサイズしか残っていなかったので、


夏にパジャマ代わりに着ることを想定して購入しました。




カーディフにはスポーツ用品店が何軒もありますが、ラグビーグッズはこのお店が一番だと思います。



見たことのないジャージーやカラフルなボールがたくさんありました。


えー、ちなみに残念ながら日本代表のレプリカジャージーの取り扱いはございません、とのこと…。


WRUのオフィシャルショップにもあったこのマネキンは、


実在するアメリカンフットボールのプロ選手の等身大のものなんですって。



どうせなら、Jaimie Robertsか、Sam Warburtonあたりの等身大のマネキンを作ったらどうかと


思ってしまったアタシであります。




今頃は、今年のSix Nations優勝記念グッズが販売されてるのかも…。



尚、写真は全てショップの許可をいただいて撮影しました。




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