2015年12月31日木曜日

「五郎丸女子」気分でラグビー観戦@秩父宮。


 
先週の土曜は、早起きをして秩父宮に行ってきました。


今季初観戦となるヤマハの試合、



 
恐らく今や日本一有名なラグビー選手であろう五郎丸選手と


世界屈指のFB、Willie le Rouxの直接対決、

 
第二試合の府中ダービー等々、見どころ満載の一日でした。


でもやっぱり一番の話題というか、注目の的はこの方、五郎丸選手だったでしょうねー。




メインスタンド、バックスタンド、ゴール裏とそれぞれ違う場所に座っていたお友達は、


「彼がボールを持つと、周囲から黄色い声援があがった」


「彼のゴールキックの時は、周囲のお客さんが一斉に携帯を取り出し写真を撮っていた。」と口を揃えました。




この試合が、記念すべき初めてのラグビー観戦だった方も結構いたんじゃないかと思うんです。


アタシは、開場と共にスタジアムに入ったんですが


どんどん埋まっていく自由席で第一試合の両チームのメンバーがピッチに登場するのを待ちながら


初めてスタジアム観戦した日のことを思い出していました。




アタシの初観戦は、今から6年前の2009年10月に国立競技場で行われたブレディスローカップ。


その年の6月からラグビーを見始め、最初はSpringboksを応援していたのに


当時のトライネーションズ(現・ラグビーチャンピオンシップ)をテレビで見ているうちに


気が付いたらAll Blacksのファンになっていたアタシ。




それまで屋外でのスポーツ観戦は春や夏に片手で数えるほどしか行ったことがなかったために


ものすごい軽装で(小さめのバッグにお財布、チケット、携帯電話とリップスティック1本を入れていただけ)


防寒対策はゼロ(生足にスリッポンでした)で開場時間と共にスタジアムに入り


水も飲まず、トイレにも行かず、初めて生で見るAll Blacksに大興奮しながらも、


最後は震えながらの観戦となったことは今でもよーく覚えています。



 
(「とにかく一分一秒でも長くAll Blacksの選手の姿を目に焼き付けておきたいから


トイレに行く時間すらもったいないの!」と言ったアタシに


キックオフぎりぎりにスタジアムに到着、一緒に観戦した妹は呆れてました。)




その時から既にアタシの一番のお気に入りの選手はDan Carterでして


ウォーミングアップで彼がピッチに姿を見せた時、


つまり、本当に初めてDan Carterを生で見た時は血圧も心拍数も急上昇。




恐らく、その時のアタシの状況や心境と似通った感じで


五郎丸選手の一挙手一投足を見ていたファンの方も少なくなかったんじゃないかと…。




アタシの場合は、どんどんラグビーにハマり、2010年2月に初めての海外観戦、


2010年の暮れからブログを書き始めて今に至ります。


今では、試合が見れない生活なんて想像できないと言っても過言ではないほどに


自分の中でとても大切な存在となったラグビー。




このスポーツと出会うきっかけとなったお友達や


ラグビーを通じてできた多くのご縁には心から感謝しています。


ワールドカップや五郎丸選手をきっかけにラグビーに興味を持ち始めた方が


これからもっともっとラグビーを知り、そしてラグビーというスポーツを好きになってくれますように。





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2015年12月23日水曜日

秩父宮の自由席、一番暖かい場所はどこ?




先週末は、二日連続でトップリーグの試合を観戦してきました。


 

土曜は秩父宮へ行くか町田へ行くか迷い


日曜は山梨へ行くか千葉へ行くかギリギリまで迷いました。





もー、なんで同じ日に都内2ヶ所で試合するのよーと思ったのは


アタシだけじゃないと思うんですよねー。





結局、土曜は秩父宮、日曜は山梨の甲府へ行ったんですが


どの試合も残り時間がわずかとなるところまで勝負の行方がわからない接戦でした。





ホンダとリコーはなかなか勝ち星に恵まれませんね…。


どちらも、週末の試合では、試合を見ながら


「お、もしかしたら今季初勝利が見れるかも!!!」と思ってたんですが


最後の最後で力尽きてしまったというか相手チームが底力を見せたというか…。


(この試合の最初の得点は、リコーが独走からトライ!)


頑張ってほしいんだけどなー。


それにしても、今季、いつも迷うのが、秩父宮の座る場所です。


アタシはパスポートを持っているので、座る場所は必ず自由席。


お友達と一緒の時はお友達の希望を優先しますが、


一人の時は1cmでもピッチの近くで観戦したいので


バックスタンドのゴールラインよりの最前列か、電光掲示板の下の立ち見席がお気に入り。



  

メインスタンドで試合を観戦したことも何度かありますし


相応の高さのある場所からピッチ全体が見渡せる利点はよーくわかるんですが


「テレビで見るのと変わらないから、なんかなー」と思ってしまうのです。


せっかくの現地観戦は、テレビでは決して聞くことのできない



体のぶつかりあう音や、選手の呼吸が聞こえてくる場所が好きなんです。。。





秩父宮でトップリーグを観戦されたことがある方ならお分かりになると思うんですが


第一試合と第二試合では、太陽の位置が変わるために影の位置も大きく変わり


試合の見え方が全然違うんですよね。


第一試合は、立ち見席は晴天であればポカポカ陽気で上着がいらないほど。


キックオフの時点では、ホームチーム側の22mラインからアウェイチーム側のゴールラインまでは


日がささず真っ暗で、バックスタンドも同様に日がささず暗くて寒いです。


(こんなシーンが見れるのは、ゴール裏の特権。このトライは認められませんでしたけど・・・)


それが時間の経過とともに日が差す面積が広くなり、


第一試合が終わる頃にはバックスタンドには燦々と日があたるようになります。


しかーし。それとともに、メインスタンドの影がピッチをさえぎるようになり、





メインスタンド側の縦半分は真っ暗、反対側の縦半分は煌々と芝生が輝くんですよねぇ。


そして第二試合が始まると、再び影の面積が増えていき、



 


第二試合の後半ともなると、日差しがあたるのはアウェイチーム側のゴールライン当たりの


ホントに「猫の額ほど」の領域になります。


 



ゴール裏の立ち見席は、第一試合の時とはうって変わり


手袋、帽子、マフラー、ひざかけ等の防寒対策をしても震えあがるほどの寒さに。。。



  

空席が目立つ試合であれば、時間の経過とともに席を移動することもできるんですが


先々週のように混雑した場合は、席の移動は困難。





昼間から照明をつけて影を飛ばしてくれたらいいのになーなんて思うんですけど


いろいろ事情があるんでしょうしねぇ…。





今週末の秩父宮は先々週同様かそれ以上に混雑しそうですし


うーん、どこに座ろうか悩むところです…。


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2015年12月17日木曜日

顔が真っ白でも泥んこでも勝ちに行く。 by Berrick Barns


 
先週の土曜の秩父宮の第二試合、東芝対パナソニックの一戦は


最後の最後までどちらか勝つかわからない、ハラハラドキドキの80分でした。

 


多分、今シーズンのトップリーグでファンの記憶に残る名勝負の一つじゃないかと思うんですよね。



 
自分がプレーたわけでもないのに、試合観戦に集中&試合展開に緊張しすぎたのか


試合が終わった途端にぐったりしちゃいました(笑)


 

結果は17-17の引き分け。(公式レポートはこちら☆


 

アタシが一番記憶に残っている、そしてこの試合の壮絶さを物語っているのは


試合終了間際にドロップゴールで勝ち越しを狙うも


ゴールポストに嫌われてしまったBerrick Barnsのこの表情。



 
2年連続でトップリーグのMVP。


 

プレーが素晴らしいのはもちろんだと思うんですが、


アタシは来日してからBerrick Barnsのイメージがすっかり変っちゃったんですよねぇ。



 
ブロンドヘアに美しい青い目、整った顔立ちで、まるでファッションモデルのよう。


っていうか、ホントにファッションモデルもしてましたしねー。





まさに絵に書いたような「爽やか度300%のイケメンプレーヤー」で


「泥臭いプレー」とか「ひたむき」といった言葉は、似合わないイメージだったんです。

 


でも、土曜の試合では、顔が真っ白になっても



 
顔が泥んこになっても



 
とにかく最後の最後まで勝ちにこだわった彼のプレーは、そんなかつてのイメージとは正反対。




ホントに日本に来てくれてありがとうと思わずにはいられませんでした。




ただ、そんな彼のプレーとは裏腹に


アタシが試合を観戦していたゴール裏では、ヤジが結構飛び交いまして。。。



ヤジが大嫌いなアタシは、できれば耳栓をして試合を見たかったです。




TMOとなったこのトライシーンは、多分、後ろからだと見にくかったんでしょうねぇ。




TMOの判定結果を待つ間、「おい、レフリーどこ見てんだよ!トライだろ!」と 


レフリーを批判する怒号が飛び交いまして。

 


ふと思ったんですけど、海外だとTMOでトライが認められない時って


わりとスタジアム中からブーイングの声が上がることはあっても


いわゆるヤジや怒号が飛び交う事ってほとんどないと思うんですよ。




逆に日本のスタジアムだと、ブーイングが起きることって少ない、というかほぼ皆無じゃないですか? 


気のせいかなぁ…。



 
今週末もスタジアムへ足を運ぶ予定なんですけど、気分良く試合観戦できたらなーと思います。



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2015年12月14日月曜日

Fourie Du Preezの幻のトライを目の前で。

 

土曜日は、秩父宮へトップリーグの観戦に行ってきました。


週初の天気予報ではこの日のお天気は、降水確率50%。




ところが、木曜の夜から金曜の朝にかけて12月らしからぬ強い雨が降り


その後はピーカンの良いお天気。


金曜の時点では、翌土曜の降水確率は0%になりました。



 
プロのスポーツカメラマンさん曰く、


ラグビーは悪天候になればなるほど迫力のある良い写真が撮れるそうなんですけど



 
フツーに試合を見る身としては、やっぱり雨や雪、強風は避けたいものです。


(あ、選手も???)


第一試合はNTTコム対サントリー。



 
アタシの予想は、大接戦か、もしかしたらNTTコムが勝つかなーなんて思っていたんです。


でも結果は、ちょっと一方的な試合展開になってしまいました。



 
サングラスを持ってくるのを忘れたアタシは、ゴール裏の立ち見席へ。


秩父宮の立ち見席は、ド迫力のトライシーンが間近で見れる特等席であるものの




試合が一方的な展開になってしまうと、ライブ感ゼロの試合観戦になってしまいます…。


この試合、サントリーがトライを量産したのはアタシが座っていたサイドと反対側。


シャッターチャンスも決して多くはなかったんですけど


印象に残っているのは、Fourie Du Preez。




常に冷静沈着、「闘志を顕わに」という表現があまり似合わないタイプの選手のイメージなのですが


この試合はなんだかものすごく気合が入っているように見えました。


このトライは、先に足が外に出てしまって認められず。


 

気付けばトップリーグも5シーズン目なんですよね。


(舌を出すのはやっぱり癖?????)

 
先のワールドカップでは、負傷で左目が腫れあがってしまっていましたが


その傷もすっかり癒えたようで、よかった、よかった。



 
この試合、キックオフの頃はバックスタンドやゴール裏には空席がありましたが


後半にふと目をやると、どこもお客さんでいっぱいでした。



 
どちらかと言えば、NTTコムを応援するお客さんの方が多かったですかねー。


公式発表では、16,000人弱。 




全然試合に関係ありませんが、腕に書かれたニコちゃんマークが気になって仕方がなかったアタシでした~。





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