2011年8月23日火曜日

そして、いよいよAll Blacksのスコッドは。

日本時間のちょうどランチタイムが始まる少し前に、All Blacksのワールドカップのスコッド30名が発表されました。

「誰が選ばれるか」というよりかは「誰が落とされるか」ということに注目が集まっていた気がします。
Forwards:

Hookers
Corey Flynn Canterbury (14)
Andrew Hore Taranaki (54)
Keven Mealamu Auckland (85)

Props
John Afoa Auckland (33)
Ben Franks Tasman (11)
Owen Franks Canterbury (23)
Tony Woodcock North Harbour (75)

Locks
Anthony Boric North Harbour (20)
Brad Thorn Canterbury (51)
Samuel Whitelock Canterbury (17)
Ali Williams Auckland (65)

Loose forwards
Jerome Kaino Auckland (41)
Richie McCaw (capt) Canterbury (97)
Kieran Read Canterbury (31)
Adam Thomson Otago (21)
Victor Vito Wellington (7)


Backs:

Halfbacks
Jimmy Cowan Southland (47)
Andy Ellis Canterbury (20)
Piri Weepu Wellington (48)

First five–eighths
Daniel Carter Canterbury (82)
Colin Slade Canterbury (5)

Midfielders
Richard Kahui Waikato (12)
Ma’a Nonu Wellington (58)
Conrad Smith Wellington (48)
Sonny Bill Williams Canterbury (7)

Outside backs
Israel Dagg Hawke’s Bay (7)
Zac Guildford Hawke’s Bay (6)
Cory Jane Wellington (24)
Mils Muliaina Waikato (97)
Isaia Toeava Auckland (31)

Hosea Gearの名前がありませんでした。彼のリードするHaka、好きだったんですけどね…。

Liam Messamも落選。代わりにVictor Vitoが滑り込みセーフというところでしょうか。

Sitiveni Sivivatuも結局選ばれませんでした。確か、2009年の東京のブレディスローカップで最初にトライを決めたのは、Sitiveni Sivivatuでしたよね?

アタシがAll Blacksを応援するようになってから、まだ僅か3シーズン目。

それでも、随分、名前が入れ替わりました。

テレビ放送があるたびに覚えた名前と顔とポジション。

今回のスコッドに入っていない名前を書き出せば、きりがありません。

逆に、一昨年は控えだったり、遠征には帯同したもののほとんど出番がなかった選手が今やレギュラーとして定着していたり。
ほんの2年前とガラリと変わりましたね。キビシイ世界ですなぁ…。

つい半年前までは↓こうしてAll Blacksとしてファンと交流する姿が収録されているこの3人、今回のスコッドに名前がありませんでした。


アタシのように、ごくごく普通の一社会人が過ごすよりも、遥かに早いスピードと競争の中で皆さん頑張っているのだなと改めて感じます。

つい先日、Owen FranksのNZRUとCrusadersとの契約が更新されたそうです。契約期間は3年(2014年まで。)同じく、CrusadersのAndy EllisとZac Guildfordは2年契約で2013年まで契約更新。Richard Kahuiも2年間の契約更新でChifs残留。BluesのIsaia Toeavaは2012年末まで契約を更新したそうです。

Hosea GearやCory Jane、Sonny Bill Williamsはどうするんだろう…。

アタシは、誰が選ばれてもAll Blacksを応援する気持ちに変わりはありませんが、落選してしまった選手やそのご家族は複雑な気持ちでしょうね。。。

数日前に、stuff.co.nzに載っていたのですが(りっちー。とDan様のご両親の写真付き)、Andy Ellisのご両親は、もしものことを考えてワールドカップのチケットは全く手配していなかったのだとか。

No sure ticket for families of famous All Blacks
(stuff.co.nz 2011/08/18)

また、キャプテンのりっちー。のご両親は、予選の全試合と準々決勝はスタジアム観戦するものの、準決勝や決勝は4年前のことが頭をよぎり、手配していないそうです。

余談ですが、りっちー。のご両親のDonaldさんとMargaretさんは、仏蘭西対日本の試合をスタジアム観戦するそうですよ。4年前の仏蘭西のワールドカップを現地観戦した時に知り合った仏蘭西人のお友達と一緒に観戦するんですって。

とにかく、役者は揃いました。



開幕初戦や日本戦は(もちろん他の試合も、ですが)、誰が出場するか楽しみです。

あ、その前にTri-NationsでWallabiesをこてんぱんにやっつけて優勝する予定ですけど。

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4 件のコメント:

けい さんのコメント...

とうとうNZのスコッドが発表になりましたね~。
誰が出てきても変わらぬパフォーマンスなので、選ぶ側も大変だったのではないでしょうか。

紹介されている写真は、2009年の国立競技場ですね。
そして、22番の選手はZ.ギルフォード(のはず)。

彼のお父さんは、その年の初夏に東京で行われたJWCで、スタンドで息子の応援中に帰らぬ人になったのですよね。

ですので、この国立でのブレディスロー杯、リザーブに入ったZ.ギルフォードが初キャップを取るか、ということも個人的に注目していました。

確か、当初リザーブに入っていたのは現リコーのタマちゃんで、急遽変更になったと記憶しています(ちと曖昧ですが^^;)

残念ながら、この試合では出番はありませんでしたが、自分のデジカメには彼の写真が何枚か入っています。

今回のW杯は地元NZで行われますが、スコッドに彼の名前もありました。
よかったな、と思います。
願わくば、お父さんにも見せてあげたかったですね。

匿名 さんのコメント...

こんばんは。
まずは‘私の’Janeが選ばれて一安心です。
Hosea GearとSivivatuの出来があまり良くなかったので大丈夫だとは思っていましたが。
この中で???と思うのはVictor Vitoくらいでしょうか?
ポテンシャルはありそうですがいかんせんABsでの活躍が…。
まあ他にMessamくらいしか名前が出てこないから妥当なんですかね~。

まーこ。 さんのコメント...

けいさん、Zac Guildfordは2009年の北半球遠征(東京含む)で初めてAll Blacksに選ばれたんですよね。そうです、東京のブレディスローカップは22番で試合での出番はありませんでした。

Tamati Ellisonは、確か、直前にケガしたか何かじゃありませんでしたっけ?遠征には帯同してましたね。東京の試合当日はスーツを着ていて、試合前にはグラウンドにいましたよ。

Zac Guildfordは今回のAll Blacks入りのインタビューでいい親孝行になると言ってました。これで優勝すれば最高なんですけど。

まーこ。 さんのコメント...

名無しのごんべーさんは、どなたでしょう???(まぁ、予想はできますけど…。先週末にアタシのことを黒魔術を呟いていると言ったアナタでしょう…。)
Victor Vitoは、今季の最初は補欠にも入っていなかったのに、最後の最後で選ばれましたね。

インタビューで「夢が叶いました。ホントに嬉しいです。」って言ってましたよ。ワールドカップでポテンシャルを実力として証明してくれるでしょう。