Millennium Stadiumのスタジアム見学ツアー(後篇)。

日本時間で先週の土曜の深夜に行われたSix Nationsの優勝決定戦の英蘭対ウェールズ、

まさかこういう結果になるとは…。

試合会場となったMillennium Stadiumそしてカーディフは、

それはそれはすごい盛り上がりだったことでしょう。

スタジアム見学ツアーに参加すると、グラウンドの中には入れませんが、

テレビでもよく映るこのゲート（通称「Playes' Tunnel」）を通り

この至近距離まで近づくことができます。

滑りやすいと言われている芝生はこういう構造になってるそうな。

この日はもちろん静かでしたけど、試合当日は、選手の皆さんはどんな思いでここを歩くんでしょうか。

Millennium Stadiumといえば、何と言っても開閉式の屋根が特徴ですよね。

全開にする、または閉じるのにかかる電気代は、どちらかが1.5ポンドでもう片方の作業が1.8ポンド

なのだそう。（スイマセン、どっちがどっちか忘れちゃいました…。）

いずれにせよ300円でお釣りがくるなんて、経済的ですね。

こちらは、観客席の最後列。

試合全体はよく見えるに違いありませんが、選手一人一人の顔は全然見えませんねー。

背番号くらいはギリギリ見えるかもしれませんけど。

ホスピタリティーディナーが行われるホスピタリティーボックスにも行きました。

年間契約が基本で、その料金は部屋の大きさによって異なるそうです。

ちなみに、サッカーの試合の時にはグラウンドが見える窓のカーテンを全部閉めて食事をするのがルール。

「え、それじゃぁ意味ないじゃん！！！」って感じなのですが、

サッカーの試合では、スタジアムでアルコール類の販売や持ち込みが一切禁止されており

（英吉利の熱狂的なサッカーファンのフーリガンと言えば、その素行の悪さは有名ですもんね…。）

唯一の「例外」であるホスピタリティーディナー（ランチも）の場合は、

観客席からお酒が見えないようにするためにカーテンを閉めなければいけないんだそうです。

アタシは、もっとピッチから近いところで試合が見れる方がいいなぁ。。。。。

このボックス席のすぐ近くには、ロイヤルファミリーや、WRUの幹部の方々等、

特別なゲストしか座ることができないロイヤルボックスシートがありました。

ここで面白かったのは、ロイヤルファミリー用のシートとそうでないシートではこんなに差があるってこと！

また、このボックスシートは、大会で優勝したチームのキャプテンがトロフィーをもらったり

選手がロイヤルファミリーからメダルをかけてもらったりするのにも使われます。

（土曜のSix Nationsの表彰は、グラウンドで行われましたけど）

そんな優勝チームのキャプテンになった気分を味わえるこんなものまでありました。

こちらは、残念ながら、Six Nationsのトロフィーではありませんが

2009年に赤龍軍団とPumasこと亜爾然丁代表が対戦したときの勝利チームに送られたもののレプリカ。

落とさないように気をつけてねー、とガイドさんから言われますが、

こんなことしてもOKだったりします。

ここって、アフターマッチファンクションをするところかなぁ…。

通常のスタジアム観戦ツアーでは、選手や協会関係者専用のラウンジには入れませんが、

往年のウェールズ代表がガイドとしてスタジアムを案内してくれる「RUGBY LEGEND TOUR」では

中に入れるそうです。

Shane Williamsもそのガイドの一人。

Gareth Edwards (1967-1978) - March 12th 2013

Shane Williams (2000/2012) - March 13th & 27th 2013

Phil Bennett (1969/1979) - Rescheduled date - March 21st 2013

Jonathan Davies (1985/1997) - April 9th 2013

Scott Quinnell (1993/2002) Rescheduled date -April 11th 2013

参加費用は、一人82ポンド、または二人で150ポンドと通常のツアーの約10倍ですが、

時間も2時間半で、憧れの（元）選手と特別な時間が過ごせると思えば安いモノ？？？？

楽しかったスタジアム見学ツアーは、あっという間に終了。

外では、こんな光景も見ることができました。

今はどんなバナーがここにあるんだろう…。

サポーターズクラブに入ると、こんな特別バージョンのツアーに行けるかも？？？