2013年12月25日水曜日

もしも英蘭代表のトレーニングキャンプに招待されたら。

Merry Christmas!!!

(RFUオフィシャルショップにて)


英国のテレビ局「Sky Sports」で放送されているプログラム「My Special Day」。


ちょうど1年前のクリスマスイブに放送されたものを偶然見つけたのですが


なかなかファンの気持ちをくすぐる内容で何度も繰り返し見てしまいました。


2011年のワールドカップ以降、世界最強・無敵のAll Blacksに唯一の黒星をつけたのは


今のところ英蘭代表だけですよね。(2012年11月末)


この試合は日本でもテレビ放送があったので


アタシは自宅のテレビの前で絶叫&絶句しながら試合を見たのですが


その裏側には難病を克服した少年と英蘭代表との交流があったそうです。


英語が苦手な方でも、映像を見ているだけでも楽しめると思います。



(あらすじ)

幼いころから明朗快活でスポーツが大好きだったRafe Walker君(レイフ・ウォーカー君、放送当時13歳)は、8歳の時、原因不明の病に倒れました。

診断結果は、手術ができない脳腫瘍。当時は有効な治療方法が確立されておらず、一時は顔の右側が崩れ、一日治療が遅れていたら失明していたほどの危機的状況にも陥りました。(現在は、研究が進み手術による治療も可能だそうです。)

難病に勇敢に立ち向かった彼は、チャリティー基金からのサポートもあって病気を克服するのですが、残念ながらコンタクトスポーツが一切できない体になってしまいました。

そんな彼に、サプライズが用意されます。

6ヶ月毎の定期検診のために病院を訪れた彼と家族。担当医は「スキャンの結果は良好だったよ。じゃぁその画像を一緒に見てみようか。最近、新しいシステムを導入したんだよ、ほら。」と言ってモニターのスイッチを入れます。そこには、まったく予想もしなかった人物が映し出されるのでした。

それから二日後、彼は、父親と共にAll Blacks戦を直前に控えた英蘭代表の合宿所を訪れます。お気に入りの選手は、ウィングのChris Ashton。施設やトレーニングセッションの見学、Owen Farrellの居残り練習のボール拾いのお手伝い、プレスカンファレンスへの参加と楽しい時間を過ごした彼に、Chris Ashtonは、帰り際にTwickenham Stadium(トゥイッケナム・スタジアム)で行われるAll Blacks戦のチケットを手渡し、その試合で使用したラグビーブーツをプレゼントすることを約束します。

生まれて初めてのトゥイッケナムで英蘭代表戦をスタジアム観戦できるとあって目を輝かせる彼。

そして試合当日、両親や従兄とスタジアムへやってきた彼に用意されていたシートとは…。

--------------------



13歳にしては、とてもしっかりしているというか、ちょっと「ませてる」感じもしなくもないですが


見ている自分もまるで英蘭代表に会えた気分になれる、いい話しだと思います。


ちなみに、選手からポロシャツにサインをもらっているシーンがでてきますけど


これは自分用ではなく、チャリティーオークションに出品し


売り上げを自分が治療を受けた病院へ寄付するためだったんですって。


(とこちら☆の映像の中で言ってました。)


んでもって、今年のクリスマスはこの二人の殿方の美声?をBGMに過ごしているアタシです。





拍手する

2 件のコメント:

いちはら さんのコメント...

まーこ。さん、メリークリスマス。
とても良い話ですね。
苦手な英語でなにを言っているのかわからなかったのですが、まーこ。さんの説明と少年の会話のテンションで、なんとなく意味を理解できました。
歳末のため、昨日のイブと明日も当直勤務ですが、自分が健常者であることに感謝して精進していこうと映像を見ておもいました。

まーこ。 さんのコメント...

いちはらさん、子供は大人以上に表情が豊かですから、音無しで見たとしてもなんとなくストーリーがわかりますよね。この少年は、現在もチャリティー活動に取り組んでいるそうですよ。まだ14歳なのに、えらいですよね。