Christchurchの地震の被害は本当に深刻ですね。
多くの方が一刻も早く救出されることを願うと共に、願うことしかできない自分の無力さも感じます。
Crusadersの関係者は、選手全員やコーチの安否の確認は取れたようですが、残念ながら、10年間にわたり同チームのボードメンバーを務めていたPhilip McDonald氏がビルの倒壊に巻き込まれ犠牲となられたそうです。
この週末、首都WellingtonでSuper RugbyのCrusaders対Hurricanesの試合が予定されていますが、試合の実施可否についてはインターネットのニュースサイトを見ていても情報が二転三転して、どうなるのかよくわかりません。
今朝の朝5時(現地時間)発表の以下のニュースでは、Crusadersは予定通りWellingtonに向かい試合を行うが、家族等のケアのために欠場を希望する選手がいればその意思を尊重する意向、と書かれていました。
しかし、上記の3newsの動画では、このMcDonald氏の訃報を受け今週末の試合の実施可否の決定は明日(木曜)に持ち越しとなった、というナレーションがありました。
特に幼いお子さんや年老いたご家族がいる選手の方は、ラグビーどころではないのでしょう。
Kieran Readは、確かクリスマス前後に第一子が誕生予定とインタビューで答えていましたし、Brad Thornは4人のお子さんたちのパパ、Andy Ellisも奥様の出産に立ち会うために一昨年の秋の北半球遠征をBrad Thornと共に一足早く切り上げて帰国、という報道を目にしたことを今でも記憶しています。物理的、また選手をはじめとする関係者の方々の精神的なインパクトを考えると、今週末の試合の実施は、現実的にちょっと難しいのではないかと思います。
また、対戦相手であるHurricanesの選手たちも、各自でアクションを起こしているようです。
"Wat (sic) do u think boss? Hurricanes and Crusader teams postpone sat match but instead help out down Christchurch clean up." (上記リンクの記事より引用)
(ボス(=SANZARのCEO Greg Peters氏)、どう思われますか?、土曜のHurricanes対Crusadersの試合を延期して、代わりにChristchurchに救援活動に向かいませんか?)
とSANZARのCEOにTwitterで直接メッセージを送ったそうです。これに対し、Peters氏は現時点でのSANZARのスタンスは予定通り試合を行うと直接Twitterで返答したそうです。
二次災害の危険性等を考えると、 選手たちが救援活動に直接参加できるかは分かりませんが、Neemia Tialataがこのような気持ちを持ち、そして実際にその気持ちをアクションに移したことについてはとても勇気のある行動だと思いました。
(会社員という組織に所属する立場からすると、SANZARのCEOに直談判する前にチームの上層部やコーチ陣、チームメイト達に掛け合ったりしたのかしら?とかちょっとオトナな心配もしてみたり・・・ではありますが、でも気持ちは理解できます。)
また、同じくHurricanesのCory Janeは、彼が2010年のシーズンに着用したHurricanesのユニフォームとラグビーブーツをオークションサイト(TradeMe)に早速出品しました。売り上げは全額、救済活動のために寄付するそうです。
(ユニフォームはチーム全員のサイン入り、ブーツはCory Janeのサイン入り)
(www.trademe.co.nz 入札締切は3月2日午後4:31(現地時間))
一個人としてできることは限られますが、寄付等できるだけのことをしたいと思いました。
2 件のコメント:
『私ができること』が限られることに気付き、ホントに歯がゆい思いです。
被災者の方へ、一日も早い救援と平和を願ってやみませんね。。。。
試合や選手の活躍は観たいけれど・・・・
珂玲☆さん、大自然を前すると人間は本当に無力ですね。テレビのニュースやインターネット等での写真を見れば見るだけ、今回の被害が深刻なのだと痛感します。
試合も選手も見たいですが、でも一時的なものですからね、少しの間ガマンしましょう。その間は、他の新西蘭のチームに頑張ってもらいましょ。
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