2011年11月9日水曜日

秋の夜長はAll Blacksと共に。

最近、お友達から転職祝いをいただきました。


中身は。


プレゼントしてくれたお友達は、ラグビーもAll Blacksも全く興味なしなのですが、アタシのラグビー好き&All Blacksファンということは覚えていてくれていて、書店でこの本を目にした時に真っ先にアタシの顔が浮かんだそうです。

ありがとうございます。m(_ _)m

とても11月とは思えないような暖かな陽気が続いていますが、秋と言えば、食欲、もとい読書ですかね。

Hakaがマスターできるワインを片手に。


またある時は、ミルクたっぷりのコーヒーとチョコレートをお供に。


今の会社に転職してから相応の時間が経過し(とは言っても、まだ試用期間中)、いろいろなことに慣れてきてはいるものの。

それはすなわち、会社の良いところと悪いところがハッキリと自分でも見えてくるということでもあります。

100点満点の会社なんて存在しないことは充分頭では分かってはいるものの、ストレスが溜まりはじめ、「この会社でホントに良かったのか?」と、ふとした時に自問自答をしてしまうような時期でもあります。

社会人になってから、既に何度か経験した転職。

大企業、中小企業のそれぞれにメリット・デメリットがあり、外資系と日系企業には、カルチャーの違い、リスクとリターンのバランスによって生じる待遇の違い等がハッキリと存在しています。

会社員である以上、上司、同僚、部下、先輩、取引先等々は、自分では選べないのはどこでも同じですが。

とても仕事のよくデキル人がいるかと思えば、とんでもなく仕事がデキナイ「困った」人も、当然どこにでもいるものです。

ちなみに、当たり前と言えば当たり前ですが、デキル人、デキナイ人の定義はたいてい万国共通…。

まーこ。は、日本人をクライアントの担当者として、ただし、自分の同僚や上司、もしくはビジネスパートナーが外国人という状況で仕事をする機会が多々ありました。

いわゆる「デキル」人は、たとえ言葉が通じない人を相手としなければならなくても、優れた状況判断能力とコミュニケーションスキルで物事をさばいていきます。

反対に、困ったちゃんは、自分が英語のネイティブスピーカー、相手がネイティブでないということだけで相手を見下したりします。

「どうせ●●さんは英語が話せないから、こっちの本性も見抜けないだろう。」とたかをくくって横柄な態度をとったり、適当に取り繕うようなことをしたりもします。

でも、不思議なもので、言葉が通じない相手ほど、仕事の場面においては「デキル人」なのか「使えない人」なのかは肌でハッキリと感じとれてしまうものです。

今のアタシの環境は、オフィスの同僚はみな日本人、直属の上司は香港オフィスの亜米利加人、クライアントは日本人、一緒にプロジェクトに関わっているのは香港 オフィスの香港人、オブザーバーは倫敦オフィスの英吉利人、プロジェクトのヘッドは亜米利加本社の亜米利加人、てな具合です。

正直なところ、アタシの現在の環境には、この取り扱いに困る方々の比率が高いのです。

ということで、アタシのストレス度は最近急上昇中でした。

プレゼントされた本とアタシの現在の状況はリンクはしないのですが、それでも「チーム」や「会社」という組織の中で、一個人としてどう振る舞うべきなのか、という点は共通するものがある気がします。

監督やキャプテンは、会社で言えば上司やマネージャーとしての立場となりますし。

All Blacksだけでなく、かつて強豪国の国代表としてプレーしたり、監督としてチームを率いた著名な方々が日本にやってきた際のエピソードがいろいろと紹介されているこの本。

よくよく考えてみれば、外国人の監督が日本のチームを率いたり、海外から来日した選手が日本のチームに溶け込み、助っ人もしくは主力として機能していくということはアタシの仕事環境にも共通するなぁ…。

ちょっと頭を冷やし、今の環境でどう切り抜けていくか、何を優先し、そして何を自分のメリットとするのかを考えるきっかけをくれた本でした。


よし、頑張ろうっと。



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6 件のコメント:

yas さんのコメント...

こんばんは。
私もこの本買いましたがまだ読み始めていません。
いろいろな国の人たちが集う職場環境での人間関係の大変さやストレスというのは、日本人同士の職場環境からは想像し難い苦労があるんだなと思います。(生意気なこと言ってすみません。)
様々な個性を持った人たちが共通の目的のために集う組織(会社やチーム)にていかに自分のパフォーマンスを発揮できるか、オールブラックスを24年ぶりに世界一に導いたヘンリーやリッチーの姿からいろいろなヒントが得られるかもしれませんね。

carketsu さんのコメント...

おはようございます。
自分もこの本買いました。元ABs、好敵手、NZの地でラグビーを学んだ人、裏方さんなど、色々な角度からNZラグビーについて書かれており興味深かったです。転職や異動は、その立ち上げ時に最も自分の力を使うイベントで、今後もかなり大変かと思います。そんな時は週末に強烈なタックル、素晴らしいパスワークを見て気分転換するのも良いかと思います。頑張って下さい。

ネットでタダで生放送を見ようと思ったら大変ですね。配信元が見つかったらラッキーという感じです。スポーツバーって生放送なんですか?ネットの有料チャンネルに契約してるのかなあ?

bowpa さんのコメント...

こんばんは。
この本買い忘れていたので
近々買って読んでみます。

まーこ。 さんのコメント...

yasさん、リコメが遅くなってしまってゴメンナサイ。
コメントありがとうございます。
まぁ、ストレスはどこに行ってもなくならないので仕方がないですね。同じ日本人同士だって、合わない人もいるわけですし、そこは国籍は関係ないと思いますよ。
この本は私のようにルールや技術的なことが全然わからない人にも読みやすい本でしたよ。

まーこ。 さんのコメント...

carketsuさん、リコメが遅くなってゴメンナサイ。
私にはとても読みやすい本でした。
あー、木曜も金曜も晩御飯がデスクで食べたおせんべいになってしまいました、トホホ。今が踏ん張りどきなので仕方がないです。
でも、土曜は秩父宮なので、楽しみです。

スポーツバーがどうやって海外で放送されている番組を放送しているのかはアタシも興味あります。どーやってるんでしょーね???

まーこ。 さんのコメント...

bowpaさん、リコメが遅くなってゴメンナサイ。
是非読んだら感想を聞かせてくださいね。