2014年8月20日水曜日

Maori All Blacks戦のチケット販売方法に思うこと。

11月に開催される日本代表(JAPAN XV)対Maori All Blacks戦のチケットの販売受付が始まりましたね。


指定ウェブサイトによるJRFUメンバーズクラブ会員向けの優先抽選販売と同優先先行販売、


複数のチケット販売ウェブサイトを通じた一般販売のほか


数回に渡るトップリーグの試合会場での販売等、昨年の対All Blacks戦の時に比べると


販売チャネルが増えたと言うか、ステップが複雑になったと言うか…。


特に「優先抽選販売」については、先に第一希望~第三希望までのカテゴリーと枚数を申請する方式で


一体どういうアルゴリズムで抽選をするんだろう?????と思ってしまいます。


今回の販売方法の全容が発表になった時のアタシの印象は


「きっと海外の強豪国の販売方法を参考にいろいろと模索しているんだろうな。」でした。


あくまでも、 アタシ個人の意見や感想として聞き流していただきたいのですが


「座席を指定して買いたい。」というのは、すごく贅沢なことだと思うんです。


2011年のワールドカップ、2015年のワールドカップの先行販売プログラム、


香港で観戦した2010年のブレディスローカップ、2013年のBritish & Irish Lions 対Barbarians、


イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドで観戦したテストマッチ等々の


チケット購入方法をいろいろと思いだしてみたのですが


(残念ながら、南半球ではワールドカップ以外でチケット購入まで至った経験がないんです・・・。)


少なくとも各国で開催されるテストマッチについては

  •  どの販売チャネル(クラブ組織、公式ファンクラブ、一般販売、招待席等)で、各カテゴリーの席が何枚あるいは何割ずつどのチャネルに割り当てられるかは一般発表されない。
  • イングランドやウェールズ、アイルランドでは、クラブ組織への割当が最優先される。その場合、自分が所属するクラブへ希望するカテゴリーと枚数を申し込むだけ。座席指定などもちろん不可で、場合によってはスタジアムのどのエリアがどのカテゴリーかすら発表されない。
  • 販売開始初日等、チケット販売サイトへのアクセスが集中する時は、座席表を見ながら空席の中から自分の希望する座席を個別指定する方法は不可となり、希望するカテゴリーを選択すると、システムが割当可能な座席のブロックと列、席番号を表示するのみ、という場合が多数ある。
  • ウェールズやイングランドのサポーターズクラブ会員向けに「優先抽選販売」というプロセスが存在する。(英語では「抽選」のことを"Ballot"と言います)その場合は、先に希望するカテゴリーを指定するのではなく、「抽選に当たった購入希望者が、既定のエリアから希望する座席またはカテゴリーを選択できる」という仕組み。

 というのが特徴かと思います。


 日本の「ぴ○」や「Ti○ketR○gby」に該当するチケット販売サイトでは(イギリスの場合はTicketmaster)


対話式で、スタジアムの座席表の各ブロックに●で表示される空席の中から


自分の希望する座席を個別指定できますが


極端な言い方をすれば、そこで販売されるチケットは


各クラブ組織やサポーターズクラブ、招待券等の「優先的に配分されたチケットの売れ残り」が


寄せ集められて一般販売されているように思います。


したがって、一般販売開始からしばらく時間がたってから、ある日突然、


特定のブロックのチケットが虫食いのような状態で大量に売りに出されることが多々あります。


アタシ自身、既に「優先先行販売期間」に不本意なブロックのチケットを購入した後で、


「お気に入りのエリア」のチケットが突然一般販売されて


「あー!%&*@」という思いをしたこともありますし、それによって逆に得をしたこともありました。


南半球でのテストマッチ観戦のためのチケット購入を検討したことも何度かありますが


おそらく似通った販売方法ではないかと思います。


アタシ個人としては、可能であれば座席を指定してチケットを買いたいという思いはあります。


同じカテゴリーでも、「とにかく前の方がいい」「スタジアムの中段あたりがいい」


「上段で全体が見渡せるところがいい」「ハーフウェイラインあたりがいい」「22メートルラインあたりがいい」と


「良い席」の定義はもはや個人の好みの問題のように思います。


2019年のワールドカップ(ラグビーユニオン)、2020年の東京オリンピック(セブンズ)等を鑑みて


ラグビーが日本でも指折りの人気スポーツになってもらいたいという思いはありますが


それは即ち、試合のチケットがどんどん入手困難になっていくという状況をもたらすことをも示唆します。


「チケットが買えて、スタジアムで見れるだけでも幸せ」という状況に慣れなければならない日が


いずれ来るんでしょうかね…。


ご興味のある方は、こちらもご参考になさってください。

愛蘭&英国開催のテストマッチのチケットを購入する方法(前篇)。
愛蘭&英国開催のテストマッチのチケットを購入する方法(中篇)。
愛蘭&英国開催のテストマッチのチケットを購入する方法(後篇)。


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